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基礎体温表の高温期はどうして体温が下がっていけないの?
排卵後、高温期になって3、4日目に分裂した桑実胚は子宮に達します。(図1)
図1:受精卵の成長
そして栄養を吸収しさらに大きくなって子宮に着床するのが受精6日目です。(図2)
図2:受精後6日の胚盤胞
この時体温が下がると血流が悪くなり、栄養が卵に受精卵に行かなくなり、
子宮壁からはがれおちてしまい、妊娠がストップしてしまいます。
図3:子宮の中で成長する胎児
体温の下がる理由は
黄体ホルモン、卵胞ホルモンが下がった
風邪を引いた
下痢をした
気分の浮き沈みが激しく、体温の変動も大きいから。
二人の体調の絶好調の時に妊娠することがお分かりになりましたか?
図1は卵巣から卵子が飛び出し、卵管采(らんかんさい)が
手のように伸びて、卵子をキャッチしたところ。
卵管采は自由に伸びます。
年齢が高かったり、血流が悪い人、肩がこっていたり、
緊張症の人の卵管采は硬くて伸びません
ネズミは、この卵管采が図1のように、
いつもピタッと卵巣にくっついているので、妊娠率100%です。
しかし人間はこの図のようにはいつも行かないのです。
そのために前述のリスクを避けましょう。
運動は毎日しっかりやる。
不妊専門のあるドクターは全速力で毎日走りなさい、とおっしゃっていました。
毎日楽しく気持ちを伸びやかに過ごせるよう、工夫しましょう。
「植松光子」のツイッターとFBは毎日楽しく過ごせるコツを呟いています。
ご覧くださいね。