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祝!満員御礼☆11/20冬の漢方講演会
薬剤師の飯沼です。
11月に入り、朝晩は冷えると感じる日が多くなりましたね。
さて、11/20の漢方講演会が、なんと早くも満員御礼となりました!
この講演会は約半年に1回、ウエマツ薬局ビル3階の
カルチャールームで行われるイベントです。
講師はわかりやすく楽しいお話で大好評の、
これで3度目となる仝選甫(トンセンホ)先生です。
毎回沢山の方に来ていただいているのですが、
こんなに早く満席になってしまうのはあまりないので
スタッフみんなでびっくりしています。
平日の日程にも関わらず、都合をつけて申込していただいた方に
感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は
「腎を制する者は人生(腎精)を制す
~豊かに年を重ねる秘訣」というテーマです。
ちなみに、このコピーを考えたのは
「かおりんの養生茶Labo」も考えた当店のコピーライター大友さんと私で、
皆さんの参加意欲に貢献できたかなーと自画自賛しています。
もちろん今回もこのテーマに合わせた薬膳スイーツとお茶を
ご用意しております。
実は先日一足先に試食させていただいたのですが、
とても素敵なアイデアのおいしいスイーツでした。
講演会まであと約2週間、
そして毎月の営養薬膳学講座も来週控えており、
またあっという間に11月の1か月を過ごすことになりそうです。
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漢方薬膳講演会の報告♪
18日は「漢方薬膳講演会」で、夏を元気に過ごせる薬膳レシピの
作り方を皆で考えました。
たべものの性質、寒涼性と平性を主に、
温熱性のものも少し加えて作ります。
寒性: 胡瓜・西瓜・苦瓜・もやし・トマト・あさり・海苔・ビール
涼性: 豆腐・梨・緑豆・小松菜・セロリ・茄子・はとむぎ ・ワカメ・もずく・緑茶など。
参加者からは、モズクの味噌汁、アサリの酒蒸し、ナスのみそ炒め、
温性のカボチャのおかゆなどのメニューが提案されました。
夏は性質が寒涼性のものはこもった暑さをとってくれて食欲が出ます。
あなたも作ってみてくださいね(^-^)
写真は今回の薬膳のメニューの一つで「さっぱり茶碗蒸し」。
なす、オクラなど夏野菜に鶏肉が入り、好評でした🎵
暑い中参加して下さり、ありがとうございます。
参加されていない方は、またの機会にぜひ、参加してみませんか?
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皮膚病の名医の言葉
皮膚病の名医、劉 復興先生の言葉です。
皮膚病はいくら薬を飲んだり、つけても、
足が擦り切れるほど病院に通っても、
悪いものを食べていたら治らない。
病は口から入る。
辛いもの、油っぽいもの、豚肉以外の肉類、
牛乳、卵、えび、カニ、うなぎ。
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アトピーは野菜たっぷりの和食中心で
アトピー治療には、野菜豊富な和食中心で
アトピー性皮膚炎が食事と関係がある、と考えられるのは次の3点からです。
(1) 同じ薬を飲んでいるのにもかかわらず、また同じ軟膏をつけているのにもかかわらず症状が変わって不安定だということ。
(2) 食事に気をつけたらよくなってきた。
(3) 食事を基本として改善できる。
食事の問題点として前回挙げたことに加えて野菜不足があります。
野菜に含まれるビタミン、ミネラルは皮膚を作り、新陳代謝を促進します。
「野菜を食べているわ」と言ってもレタスなどのサラダでは量が少なすぎます。
毎食2皿の煮物や炒め物が必要です。
厚生労働省では日本人平均1日あたり350g必要だといっています。
しかし今現在は、平均250gです。中国人は400g、アメリカ人は150gだといわれています。
したがって野菜不足は現代病である、生活習慣病やアトピー性皮膚炎、にきびなどの皮膚炎の増加をもたらします。
食事対策
(1) 日本の伝統的な、和食中心の食事
(牛肉は明治以後、牛乳、卵は戦後から食べ始めた。それ以前の日本古来の食事が日本人には合っている。)
(2) 旬の 米、魚、豆類、豆腐、野菜、きのこ、海藻を主に、植物性の食べ物を多くする。
(3) 加工食品や添加物を極力減らす。
(4) ご馳走と普段の食事のけじめをつける。現代は毎日がご馳走、普段は素朴な食事のほうが体によい。
このような食生活習慣を保てば、生活習慣病やアトピー性皮膚炎は減っていきます。
*脂っこいものや美味しいものを摂りすぎると、できものができる
*よい食べ物でも、とりすぎると害になる。腹八分目
*体質、体調、季節、時間、土地によって食事は考えなければならない。
*薄味、節食、時間を守る。
「よい食事をとればよい皮膚、悪い食事を取れば悪い皮膚」
玄米ご飯
白いご飯より玄米のほうがビタミン、繊維など多く取れます。最近は簡単に炊けるようになりました。