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山に生えてる薬?
今、山芋が注目されています。
先日神奈川県知事の黒岩さんの健康講演会が
zoomとYouTubeで行われ、多くの方が感銘をうけられたようです。
その話は知事のお父さんが末期の肝臓癌になられたのに、
中国の漢方の先生に食べ物と漢方薬を指導されて癌が小さくなった話でした。
漢方の先生に
「まず食べられるようにしましょう。
胃腸を元気にする事はすなわち生きることです。」
と言われて、山芋を蒸したものも毎食三度食べ始めたところ、
食欲が出てきて漢方薬も飲めてステーキも食べられるようになった話を講演会でされました。
※漢方薬の名前は山薬(さんやく)。
山に生えている薬と言う意味です。
長いもポタージュ
レシピはこちら⇒「長いもポタージュ」
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食べる人を思って作る料理
お料理を作る時って食べてくれる人の事を考えて作っているのですね。
苦手なものはどうしたら食べてくれるだろうか?
今の体調に少しでも良いもの、
食べやすいように、といろいろ考えている、
まさに愛情の時間ではないかしら?
今朝は納豆にモロヘイヤを茹でて刻んで、味付けにキムチを少し入れてみました。
最近むせやすい夫のために、ねばねば料理にしました。
梅雨時でさっぱりしないので、香りの良いシソと生姜のみじん切りも加えてみました。
もう一品は、雨が続くのでむくみを取り、利尿作用のあるきゅうりもみに
生姜の千切りを入れました。
野菜だけよりも動物性のものが入ると旨味が湧いて食欲も出るので、
しらすをちらしてみましたが、緑に白が入って美味しそうになりました。
朝食欲のない時です。
夫は完食してくれました。
料理を作る人って食べてるくれる人のことだけを考えているのですね。
きっとレストランでもコックさん達はそんな思いで作っていらっしゃるのでしょう。
早くコロナウイルスがすっきりするといいですね。
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オジギソウは眠る?
オジギソウは眠るってご存知でしたか?
以前、中国、雲南省の熱帯植物園シーサンパンダへ行った時のことです。
オジギソウの前で男の人が笛を吹いています。
すると笛の音に合わせてオジギソウの葉が閉じるのです。
笛の音が止むと葉が開きます。
おじぎをしているようにも見えますので、オジギソウといいますが、
眠っているようにもみえるので、別名「ネムリ草」ともいいます。
また、ネムノキは夜、葉が閉じて眠ります。漢字で「合歓の木」と書きます。
愛を交わした後、快い眠りが来るからでしょうか?
実は、合歓の皮は漢方生薬で、眠れない人に使う、
れっきとした睡眠薬です。副作用はなく、よいものです。
憂鬱で、食欲がない人、胸苦しい人の不安や不眠に花や皮を長く飲むとよいです。
古代の人は葉が閉じるのを見て、眠りに効くのではないか、
と考えたのだと、思われます。
花の色は日本では優しいピンクですが、中国、台湾などでは黄色もあり、
美しい街路樹になっていました。
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「薫風や 漢方めぐる 小宇宙」
薫風や
漢方めぐる
小宇宙
(お客様が俳句をつくって下さいました。)
太陽の周りには
木星・火星・土星・金星・水星などが廻っています。
人間の体も同じです。
五臓は木 火 土 金 水に例えられます。
それぞれ対応するのは
肝 心 脾 肺 腎
そしてそれらはお互いに影響しあっています。
脾は胃腸の働きをあらわします。
胃腸の弱い人は風邪をひきやすいです。
特に梅雨時は食欲が落ち、気持ち悪くなります。
そうすると風邪もひきやすくなります。そして微熱が出て咳が出てきます。
おやおや、コロナの初期症状と似ていますね。
そうです。
コロナを防ぐためには
マスクや免疫力アップも大事ですが、胃腸に負担をかけないことも大事です。
食べ過ぎたり、冷たいものを摂りすぎたりしないようにしましょう。
(写真:散歩道で)