-
疲れ目対策・3 肝腎陰虚(かんじんいんきょ)
慢性病や老化、長引く肝血虚の状態などが原因で、
肝と腎の陰液(体液)が消耗している人(肝腎陰虚)は、
白内障など目の病気にかかりやすくなり、症状が長期化することもあります。
目の疲労感やかすみ、視力の低下などの症状がはっきりと現れるのも特徴です。
それに伴って、腰痛や耳鳴り、難聴、物忘れ、手足のほてり、
口の渇きといった症状が現れます。
肝と腎は「肝腎同源(かんじんどうげん)」といわれるほど密接な関係にあります。
五臓の相関関係のとおり、肝の機能を回復するためには、腎も強くしなければなりません。
そのため、肝腎陰虚の方の対策では、肝と腎、両方の機能を高める必要があります。
また、このタイプは、特に閉経後や50歳以上の中高年に多く見られます。
*気になる症状
目の疲労感、飛蚊症、視力低下、目のかすみ、目の症状が長期化する
*食養生
腎の機能を補い、目に栄養を与える食材を摂るようにしましょう。
ごま、くるみ、松の実、桑の実、山芋、羊のレバー、うなぎの肝など
*目を休め、疲れをやわらげましょう*
目の疲れや痛み、充血といった症状は、心身が疲れていることを知らせるサインです。
症状が重くなり頭痛や肩こりなどを引き起こす前に、
目の疲れをやわらげる習慣を身に付けましょう。
・パソコンやテレビを見ていて疲れを感じたら、目を少し休める。
・ウォーキングやストレッチで適度に運動する。
・アロマオイルの香りなどで、心身ともにリラックスする。
・肝の熱を冷まし、目をすっきりさせてくれる「菊花茶」を普段から飲む。
・目の血行をよくするツボをマッサージする。
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~17時 定休日:木曜、日曜、祭日
参考:漢方の知恵袋