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歯周病が認知症に関係がある?
10月5日の朝日新聞(デジタル)に
「認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明」という記事がありました。
~一部抜粋~
歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して
記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明した。
歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。
認知症のアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの
異常なたんぱく質が脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、
Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、
蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。
九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、
歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。
その結果、チームの武洲(たけひろ)・九大准教授(脳神経科学)は
「歯周病菌が、異常なたんぱく質が脳に蓄積することを
加速させてしまうことが明らかになった。
歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる
可能性がある」と話す。 (10月5日朝日新聞デジタルより)
歯周病は疲れや、風邪をひくと悪化することがあります。
歯医者さんに行くと抗生物質が出ますが、それだけでは治らない人もいます。
やはり免疫力が関係します。
歯が丈夫なのに歯槽膿漏や歯周病になって歯が抜けてしまう人も多くいます。
以前、歯槽膿漏で歯が10本抜けてしまった方がいます。
ササのエキスを毎日飲み、ササのエキスの入った歯磨きを使っていただいたところ
それ以来1本も抜けなくなり、10年間毎日続けています。
口内炎や口の中の粘膜の炎症にササのエキスが有効です。
ササのエキスの入っているものに「ササへルス」とその歯磨きもあります。
ササヘルス(第3類医薬品)
効能・効果:疲労回復、食欲不振、口臭、体臭除去、口内炎
詳しくはこちら→ササヘルス
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物忘れ、子宝におすすめ。
残りものの昼ご飯もいいですが、
たまには自分のために、おいしい昼ご飯を作ってみませんか?
買い置きの好物の牡蠣がありました。
小麦粉をふってフライパンで炒め、
そこに、しめじとネギを加えバターと醤油で味付けします。
牡蠣はミネラルの亜鉛が抜群に多い食品です。
皮膚を丈夫にして、頭によい働きがあります。
眠れない、不安など脳のゴミを取ってくれます。
認知症の予防にもなります。
亜鉛は成人男性1日10ミリグラム、女性が8ミリグラム必要です。
牡蠣五個に7.9ミリグラム亜鉛が入ってます。
毎日五個はなかなか摂れませんね。
特に妊娠の時は、受精卵が胚盤胞になるために、非常に大切です。
牡蠣のエキスを抽出して作った、亜鉛の濃度の高い錠剤があります。
よく眠れる、疲れが取れた、と人気です。
6粒に牡蛎5個分が入っています。
今すぐ飲んでみませんか?
2019.7.15ブログ掲載
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認知症の勉強会に行ってきました。
薬剤師の飯沼です。
気温が少し落ち着き、朝晩は過ごしやすい日が増えてきましたね。
さて先週の日曜日に、川越で行われた
日本薬学会関東支部主催の薬剤師向け研修講習会に参加してきました。
テーマは「認知症~基礎から地域へ~」です。
内容は認知症治療の現状、薬の作用機序から注目すべき体への影響、
薬の管理について、今後の薬の開発の展望など、盛りだくさんでした。
印象的だったのが、
認知機能が低下すると、体調が悪くてもうまく表現することができず、
それが原因で不穏状態などのトラブルを起こすこともあるということ。
その場合は、しっかりと元の問題を解決すれば
不穏症状などは収まることが多いそうです。
また特に初期では、認知機能の低下に対し本人が自尊心を損ない、
気持ちが落ち込んでしまうことが多いということ。
まずは家族や本人が、認知機能が低下していくということを認識し、
サポートできる環境とケアを見直していくとこが大事であると感じました。
私も家族が5分毎に何度も同じことを聞いたり、
沢山冷蔵庫の中に同じ食品があったり、
入院中の注射などを嫌がり大騒ぎになったり、
認知機能の低下が原因なのだろうなと感じながら、
戸惑いやいら立ちを感じてしまうことが多くなっています。
久しぶりに漢方ではない勉強会に、参加したのですが、
家族として直面している、認知症という問題に
医療の形でどうかかわれるか、
客観的に考え直すことができ良かったです。
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認知症は漢方と食事で改善できる。
植松光子です。
先日、中国漢方医の先生の講演会で、認知症は漢方薬で改善できる話がありました。
また昨日は、精神科医の秋田美人、銀谷翠先生の講演で
精神科の薬を減らして脳によい食べ物をしっかり取ると
不眠症、心の病や認知症は9割治る、
というご自身の体験を含めた感動的なお話を聞きました。
特に食事が大事で和食中心、朝はご飯、味噌汁、納豆、野菜。
「まごわやさしい」のがポイント
まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いも
を、毎日摂ります。
緑黄色野菜は特に大事で、ササヘルスは葉緑素が特に多く入っています。
イライラしたら、まず水を飲み、バナナをとると良いです。
スナック菓子、コーラ、カップ麺など添加物の多いものは、攻撃的な人間を作ります。
ウエマツ薬局でも以前、
お客さまの高齢のお母さんに医師が、眠れない、というので
安定剤のデパスを出したら途端にボケはじめ、
睡眠薬を止めて漢方薬を飲んだところ、ボケもすっかり治って感謝されたことがあります。
写真:銀谷先生と会場で。