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「印象に残った舌診」薬学部実習生感想文・95
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。西洋医学とは異なる体系があり、1人の患者へのテーラーメイド医療に長けていることに興味がありました。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回の実習で最も印象に残ったのは舌診でした。
患者との問診を行い、ある程度の情報を集めてから患者の舌を見ると、体調や季節的な不調、気・血・津液のバランスが良く反映されていることが分かりました。
また、中医学として、漢方を用いた症状の根本の治療や患者がリラックスして過ごすことのできる環境・雰囲気づくりなど、漢方薬局としての強いアイデンティティを感じました。
患者への食事アドバイスや中医学的知見に基づいた1日24時間と生体の関係など、ためになる話をたくさん聞かせていただくことができました。
多くの患者さんの問診、望診の様子や患者歴を見せていただき、漢方による根本治療のすごさ、患者に頼られる薬局のすばらしさを学ぶことができました。
2日間ありがとうございました。2024年7月5日 東京薬科大学薬学部医療衛生薬学科 H.N
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「患者さん自身に合った漢方」薬学部実習生感想文・94
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。自分が飲んだことがあるから。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回、漢方のお話や食事相談等を通して、漢方は気になる症状に直接アタックするのではなく、患者さん自身の体質から変えて気になっている症状を無くしていく治療法であるということを学びました。
症状に関係のないような生活面や精神的なお話を聞き、気血水のどこが不足しているのか滞っているのかを見つけ漢方で改善をしていくということを実際みました。
西洋医学では、治療が難しいような症状でも患者さん自身に合った漢方を見つけることができると、症状が急に治っていくということを知り、漢方はすごく奥が深いなと感じました。
食事指導では、自分がどの体質であるのかを知り、どの食材を積極的に取り入れるべきなのかを知ることで体質改善につながることを学びました。
様々な生薬があるため、学校での座学では難しく興味はあったのですが、詳しく学びたいという気持ちはうすかったです。
しかし、今回たくさんの患者さんの相談に同席させていただいて、漢方をもっと深いところまで学んでみたいという気持ちになりました。2日間という短い期間でしたが、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
2024年6月28日 城西大学薬学部薬学科 Y.K
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「全体を見るオーダーメイド医学」薬学部実習生感想文・93
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。インフルエンザのときに葛根湯を飲むと良くなるのはなぜか?といった点や様々な効果の生薬を合わせて特定の効果を得られるのか不思議に思っていたから。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?今までは、大学での授業などで、写真で見るなど、実際の生薬に触れる機会がほぼ無かったので、本物に触れて調剤を行えたことは、非常に得がたい経験でした。
中医学は、人と環境のバランスを重視し、患者さん全体を見るオーダーメイド医学であることや、子午流注という自然のリズムに合わせることで、気血水などに合った健康な生活を送れることは驚いた。
薬膳も食事に生薬を入れるのではなく、その人に合った普通の食品を使った食事でその人の健康を守っていくものとは知らなかった。
患者さんと先生がお話ししているところを見学させていただき、顔色や舌の様子などから患者さんに合ったお薬を処方されていた。アトピーの患者さんが、劇的に症状が良くなっていく過程も薬歴から見せていただいた。
体質から患者さんの病気を治療していく。これは西洋医学にはできないことであり、両方の医学の良いところを選んで薬物治療を行っていけるような薬剤師を目指したいです。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。2024年6月21日 城西大学薬学部薬学科 R.W
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「体に合った漢方はとても良い」薬学部実習生感想文・92
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。生理痛のため自分も飲んでいたから。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
先生が舌をみて、患者さんが隠しているストレスや体質をすぐ見抜いてしまうのがおどろきで、
患者さんと話している間にその人に合った漢方をいくつも考えているというのが
すごいことだと思いました。
患者さんの経過も最初は目も当てられないくらいひどい状況から
すごくきれいな状況まで回復しているのを見て、
体に合った漢方はとても良いものだと知りました。
将来、慢然的に薬を使って効果が出ない患者さんがいたら、
漢方をすすめられるように漢方の勉強をしたいと思いました。
2024年4月9日 城西大学薬学部 H.I
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「心のよりどころのような場所」薬学部実習生感想文・91
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。家族や友人など身近な人が飲んでいて、気になっていました。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
栄養学などは大学でも学んでいましたが、食事について詳しく学ぶことは今まであまり無く、
自分の食生活なども見直すことができ、とても良い学習になったと感じました。
実際に先生方がお客様のご対応をされているところに同席させていただき、
漢方薬をどのようにして選択、調節しているのかを学びました。
病院の受診で医師に打ち明けられなかったこと、言いにくいことなども相談できるような会話力、
相談室の環境をつくることで、心のより所のような場所になっていると感じました。
治療だけではなく、予防の意味でも漢方薬を飲むことがあり、
セルフメディケーションの意識を高める役割もあるのではないかと思います。
そこには薬剤師の必要性があると改めて感じることができました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
2024年4月2日 東京薬科大学薬学部 S.O