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花粉症に関係する食物アレルギー
花粉症に関係する食物アレルギーです。
スギ・ヒノキ:トマト
白樺・ハンノキ:りんご、イチゴ、キウイ、オレンジ、ジャガイモ、ニンジン、豆乳
カモガヤ:トマト、ジャガイモ、タマネギ
ブタクサ:バナナ、キュウリ
以上は、今の季節に出る野菜、果物です。
花粉症に関係する食物アレルギーは、食べた後に唇や口、耳の奥などに痒みや紅斑が出ます。
花粉と同じ構造のタンパク質を持っている食物に出やすいのです。
ただし加熱処理をすればたいていは大丈夫です。
ハンノキ、白樺の花粉症の患者さんは、豆乳は要注意です。
食物のタンパク質はゆっくりとよく噛んで消化し小腸でアミノ酸に代わって肝臓に行けばアレルギーを起こしません。
また毎日同じものを食べても起きることがあります。
食物アレルギーを解消するためには食べ方が大事です。
早食いをしないで体質改善の漢方薬を飲んでいくと、いつの間にか起きなくなっています。
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花粉症などの予防に衛気を養おう。
暖かくなったと思ったら2月4日は立春。
そろそろ花粉症が心配の時期です。
今から花粉症の予防をしましょう。
そのためには敵を防ぎ、防衛力「衛気」を養いましょう。
敵とは「邪気」ウィルスや花粉です。
風邪を引いてるときや、花粉が多い日は外出を控えましょう。
食べ過ぎていると消化のほうに「血」をとられて免疫力が落ちます。
防衛力「衛気」を高めるものに豆類とキノコがあります。
漢方薬も「衛気」を高めるものがあります。
風邪をひきやすい人、疲れやすい人、
寝汗をかく人、花粉症になりやすい人、
また面白いことに流産予防にも使われている処方です。
これを飲んでると花粉症が軽かったと喜ぶ方が大勢います。
飲みやすく飲んだ翌日から
朝起きられたと喜ぶ方もいらっしゃいます。
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咳と喘息・1
季節の変わり目や疲れがたまっている時に、
風邪や花粉症などの影響で咳や喘息の症状で困ることがありませんか?
長期化すると体力を消耗し身体全体の不調につながることもあります。
中医学をもとに、早めの対処で悪化・慢性化を防ぎましょう。
中医学では、咳の症状を引き起こす初期の原因を大きく2つに分けて考えます。
1つは身体の「冷え」。
体質的な冷え性や、気候、冷房などによる寒さから起こる咳で、
薄い鼻水や痰、悪寒などを伴います。
もう1つは「熱」による咳で、熱がこもりやすい体質の人、
かぜやウイルスの影響で体内に熱が発生した人などに起こる症状です。
発熱や発汗、口の渇き、濃い痰などが特徴です。
このほか、ストレスや身体に溜まった、体内の余分な水分や汚れ、
慢性化による虚弱なども、症状の悪化や長期化を招く原因に。
咳や喘息は、繰り返しやすい症状です。
きちんと改善して再発を防ぐためにも、
直接的に症状を抑えるだけでなく、原因をきちんと見極めて
根本から体質を整えるよう心がけましょう。
咳や喘息の養生は、「肺」を健やかに保つことが基本です。
「胃腸」や「腎」の不調も肺の機能低下につながるため、
自分の体質や症状を見極めながら自分に合った対応をすることが大切です。