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おりもの1 役割とトラブル
女性特有の現象である「おりもの」は
膣に雑菌が入るのを防ぎ、清潔に保つための分泌液です。
正常なおりものは無色透明で臭いも少なく、量も少量。
一般的に、生理前や排卵期、妊娠期にはやや多くなり、
閉経後には減少します。
おりものがこのような状態であれば、特に心配する必要はありません。
しかし、量が増える、匂いが強くなる、色を帯びている、といった状態や、
陰部のかゆみ、腰痛、腹痛などの症状を伴う場合は、改善を心がけましょう。
「おりもの不妊」と言って、赤ちゃんができない原因の1つに
おりものが多すぎることがあります。
異常なおりものは、膣炎、子宮筋腫、卵管炎などと
いった女性特有の病気を知らせるサインとなっていることもあります。
病院で検査を受けても特に問題がないようであれば、
体内の不調が原因と考え、根本的な体質改善を心がけましょう。