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「冬のウイルス対策5(腎が弱いタイプ)」
《免疫力アップ術・腎が弱い人》
中医学では、「腎」は五臓六腑の根本で、
生命エネルギーの源「精」を蓄える大切な臓器と考えます。
そのため、腎の働きが低下すると身体全体に影響し、
全身の虚弱症状が現れるようになります。
その結果、身体が持つ本来の生命力が低下して、
免疫力も弱くなってしまうのです。
腎は加齢とともに衰えていくため、特に不調を感じていない人も
日頃のケアを意識することが大事です。
また、高齢者、子供、慢性病を患っている人などは
特に腎の働きが弱くなりがちです。
積極的な養生を心がけ、腎の働きを健やかに保ちましょう。
*気になる症状
耳鳴り、めまい、聴力の低下、健忘症、脱毛、
若白髪、頻尿、腰痛、足腰に力が入りにくい、
精力の減退、舌の色が淡い
*食養生
~「腎」の働きを整えて「精」を養う
山芋・黒ゴマ・くるみ・えび
羊肉・なまこ・松の実・にら
枸杞の実・ひじき など
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シワにならない黒豆
おせち料理の黒豆は
「まめ(たっしゃ)で暮らせるように」という意味があります。
黒豆には
老化防止、腰痛、生理不順、むくみによい効果があります。
煮汁はのどを潤します。
肝腎かなめといいますが、肝と腎に働いて、若さを保つおめでたいものです。
しわしわにならない作り方です。
≪材料≫
黒豆・・・300g キビ砂糖・・80%~88%
塩・・・小さじ1 醤油・・・小さじ1
重曹・・・小さじ半分 水・・・豆の4倍
≪作り方≫
豆は洗わないで乾いたふきんでふいて、調味液につけて一晩おく。
あれば錆びたくぎ、または鉄卵入れる。
圧力鍋のフタをセットして、強火にかける。
おもりがふれたら弱火にして20分加熱し、火を止める。
そのまま自然冷却する。
(圧力鍋の種類によって加圧、加熱時間が異なることがあります。)
圧力釜がなければ8時間くらい指でつぶれるまで煮る。
豆を食べ終わるまで汁につかるようにしておくと、
最後までしわになりません。
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ツボ:腸の不調・大腸兪(だいちょうゆ)
冷たいものを摂りすぎたり、冷房で冷えたりで、
下痢になっていませんか?
また、姿勢のわるさ、長時間による同じ姿勢、筋力の低下、
生理中の血行不良で、腰が痛くありませんか?
これらの症状におすすめのツボ、大腸兪を紹介します。
「大腸にエネルギーを注ぐ」という名のとおり、
腸の働きを促進し、下痢や便秘など腸に関わるトラブルを解消してくれます。
また、腰痛や背中の痛みやこわばり、慢性疲労などにもよく効きます。
血液やホルモンの循環を促し、生理のリズムを整えてくれる作用もあります。
*背骨と左右の骨盤を結んだ線の交わるところ。
*背骨を上からたどり、背骨のラインとぶつかったところの
左右のキワ。
*親指の腹をツボに当て、体の中心に向かって押す。
左右同様に行う。
お盆休みと中、いう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
休息になるか、大忙しになるか、人それぞれだと思いますが(;^_^A
体調を崩さないよう過ごしたいですね