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風邪を漢方で治そう
風邪は、風のように症状が早く動くので、風邪(ふうじゃ)と言います。
風邪には、寒気をかんじる青い風邪、熱っぽい赤い風邪、お腹に来る黄色い風邪、咳が長引く白い風邪
の4種類に分けられます。
青い風邪は寒気、透明な鼻水・くしゃみ・肩が凝る・節々の痛みなどの症状が出ます。
こんな時で汗が出ていない時は、ピュア葛根湯の煎じ濃縮液を熱湯に溶かして飲みます。
汗が出てすっきりしたら、もう飲まなくてよいです。
汗が出るのを手助けするのにカーディガンなど1枚羽織ると良いです。
汗が出なかったらもう一回飲みます。
疲れていたり体力のない人が風邪をひくとすでにじっとりと汗をかいていることがあります。
こんな時は、葛根湯ではなくて、桂枝湯を飲みます。
とにかく、寒気を感じたら、どちらかを30分以内に飲むのが、早く治すコツです。
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50歳から”きれい”と元気を保つ漢方
1:閉経を漢方的に考えると・・・
そろそろ閉経という場合、一般的には生理の量は減ってきます。
生理の周期が短くなる方も多いようです。
女性に大事なのは「肝」と「血」です。
「肝」は血を貯蔵し、気血の流れを調節します。
「血」は心身に栄養と潤いを与え、「精」すなわちホルモンを運び整えます。
女性の体は7年で変化します。
2000年前の漢方の養生書の黄帝内経(こうていだいけい)には7×7 49歳で閉経が近づき終わり、と書いてあります。
2000年前はそこで人生は終わったのです。
鮭が卵を産み終えたら命が尽きるように、女性も寿命が終わったのです。
怒らないでくださいね。
でも現代はそこから新しい人生が始まるのです。
2:生理がなくなるとは・・・
生理がなくなる、ということは女性ホルモンがほとんど尽きたということです。
閉経して3年後の日本人女性のコレステロール値は、統計によると平均22上がるそうです。
高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの生活習慣病は40代の男性には見られますが、女性にはほとんど見られないのは女性ホルモンが健康を守ってくれているからです。
閉経すると、そういった女性ホルモンが守ってくれなくなります。
3:閉経後に出やすい症状
女性の美しさ、健康を守ってくれる女性ホルモンが減ると
美容:しわ、しみ、抜け毛、髪の毛の乾燥など
健康:疲れ、めまい、頭痛、肩こり、膝や腰の痛み、血圧の上昇など
心:くよくよする、眠れない、早く眼が覚める
自律神経:カーっとのぼせる、ひえのぼせ、汗が多くハンカチが手放せない、夏でも足首が冷える、便秘と下痢の繰り返しなど
運動機能:膝・腰の痛みなど
眼・耳・鼻・口:目が疲れる、目が乾く、耳鳴り、舌が痛む・
など、あげればきりがありません。
4:未病は漢方と養生で治そう
このように病気まで行かなくても体調がすぐれない状態を漢方、中医学では未病(みびょう)と言います。
しかし、この段階で食養生をして、早く寝て、漢方薬のお茶や漢方薬を飲めば元の健康な体に戻る可能性があります。
漢方薬はこの段階が良く効き目を発するので漢方の専門家に相談されると人生が明るくなります。
以上、述べましたようにプチ更年期の40歳ごろから始まった体調の変化は、50歳を過ぎますとさらに症状が強くなり、がっかりするかもしれません。
5:元気で楽しい50代
しかし実際は、50代は生理がなくなると出血によるエネルギーの損失や煩わしさから解放され、気分的にはのびのびとした年代です。
体力はまだあり、肌や髪の毛もつやがある。
子供たちは成長し、自分の時間を取れるようになってきた。
夫は仕事が充実している。両親はまだ元気。
女性自身の自分の仕事は長年のキャリアが行かせて充実している。
貯金も貯まってきた。など、良いこともあるのではないかしら?
新しい趣味を探すのもいいですね。
体調を整えて十分毎日を楽しみましょう。
文責:植松光子 薬剤師 中国政府認定国際中医師(日本人女性で初めて)
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水疱や顔の赤みのアトピーの養生
1:アトピーの出やすい場所
アトピーの出ている場所に印をつけるとよくわかります。
左右対称です。ということは身体の中から出ているのです。
肝経という経絡というものがあります。
陰部⇒鼠径⇒脇腹⇒乳⇒喉⇒首⇒眼⇒頭頂部(百会)と流れています。
この流れに沿って見事に左右対称に出る人がいます。
「肝経」に症状が出る人は、神経が昂る、イライラ、肩こり、生理前に乳房が張る、乳汁が出る、頭痛、
陰部のかゆみ、おりものが黄色い、眼が痛むなど一人の人がいくつか症状を重ねて持っています。
アトピーを治す漢方薬でこれらの症状も改善するのが漢方の特徴であり、不思議なところです。
2:顔や頭にでるアトピー
このような人は頭や神経をよく使う人です。
血の熱が上部に行ってしまうので、赤くなるのです。治し方は上の熱を下へ下げることです。
その為に、ウオーキングやゆっくりお風呂に入るのがオススメです。
漢方薬も上部の熱を下げる処方を使います。
3:下半身や手の先に水泡ができるアトピー
このような人は水が溜まりやすい体質です。胃腸が弱い人、食べ過ぎの人も起こります。
水は重いので体の下の方へ下がっていきます。腕でしたら手の先、指に水泡が出ます。
足でしたら足の甲、足の裏などに大きな水泡やジクジクが出ます。
解決法は水分を追い出すこと。
シャワーではなく、ぬるめのお風呂にゆっくり入って、うっすら汗をかくとよいです。
漢方薬は利尿作用のあるもの、お茶はドクダミやハトムギ入り、紫蘇ショウガ茶もよいです。
4:水泡のあるアトピーによい食べ物
まず利尿作用のある瓜類のキュウリ・冬瓜・西瓜・ゴーヤ。
ハトムギ・枝豆・ソラマメなどの豆類があります。ハトムギの皮をむいたヨクイニンはイボにも効果がある医薬品であり、食べ物です。
固いのでいったんゆでてから一回分ずつ冷凍しておくと便利。
お米と一緒に炊き込むと甘くておいしいです。
薬膳的効果を期待するのなら毎日とると効果が出ますので、炊き込みご飯は手軽です。
お米1合につき大匙1杯くらいが適量です。
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正常な生理に生理痛はありません。
毎月の生理の時に生理痛があるのは当たり前と思っていませんか?
今月は1日だけ痛かった。
痛み止めは飲まずに済んだ。
など、先月より生理痛が軽くても、痛みがあること自体が異常です。
経血が多い・少ない。レバー状の塊がある。
めまい・・など気になる症状はありませんか?
その原因には、
ストレス、冷え、食生活、血の不足、栄養不足など、
気血の巡りが悪いこともあります。
当店では、漢方で気血の巡りが良くなり、
生理痛が改善したら、
頭痛や肩こりも改善した。
便秘やアトピーが改善した。
不妊で悩んでいたのに妊娠した。
など、喜びの声をたくさんいただいています。
あなたに合った、改善方法を考え、漢方薬をお出しいたします。
ぜひ、ご相談にいらして下さいね。
生理痛が年々ひどくなっている、痛み止めが効かない等がある方は、
早めの受診をして原因を調べてもらって下さい。
生理痛が改善した、喜びの声はこちら→
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ツボ:肩こり・後谿(こうけい)
突然ですが、肩がこっていませんか?
悪い姿勢、運動不足、ストレスなどが肩こりを招きます。
肩こりの主な原因は血行不良です。
以前、肩を直接刺激して、筋肉の緊張をとる、特効ツボ、
肩井(けんせい)をご紹介しました。
今回は、痛みがあって押せない時、
痛みをともなう辛い肩こりにおすすめの
手にあるツボ、後谿(こうけい)をご紹介します。
肩こりがひどくなって、頭痛を起こす前に、
30分仕事をしたら、伸びをしたり
ツボを押すのはどうでしょうか。
*手の小指の側面。小指の付け根の出っ張った骨の下側
*小指の骨をたどると、くぼみがあります。
*押し方:反対側の親指をツボに当て指先方向に押し上げる。
左右同様に行ってください。
特効ツボ、肩井(けんせい)の記事はこちら