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春から夏の肌トラブル対策2 ジュクジュク
梅雨から夏にかけては湿気が多くなり、「湿邪(しつじゃ)」となって
皮膚の症状を悪化させる大きな原因になります。
体内の水分調節をする胃腸の機能が低下していると、
「湿邪」が身体に入り込んでも、余分な水分をうまく排泄することができません。
そのため身体の汚れである「湿」が皮膚に溜まり、肌トラブルを引き起こします。
*気になる症状
ジュクジュクした症状、下半身に症状が出やすい、
慢性化しやすい、食欲不振、口の中がネバネバする、軟便
*食養生
味の薄いもの、利水作用(身体の中から余分な水分を排泄する)の
あるものを中心に選びましょう。
甘いものの食べ過ぎに注意してください。
ハトムギ、どくだみ、おおばこ、とうがん、小豆、もやし、緑豆、春雨 など
※緑豆:オンラインショップ
*漢方薬など
湿熱をとる漢方薬
タール入り軟膏など
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春から夏の肌トラブル対策1 全身のかゆみ
肌トラブルの多くは、邪気(じゃき)のひとつである「風邪(ふうじゃ)」が
引き起こす、と中医学では考えます。
風邪が体内に侵入すると、身体表面の機能が低下し、
皮膚の「気・血(き・けつ)」の巡りが悪くなることでトラブルが現れるのです。
動く性質をもつ風邪(ふうじゃ)による症状は、
・身体のあちこちに痒みがある
・上半身に症状が出やすい
・発疹が出たり治まったり症状の変化が多い
などが特徴。肌トラブルの初期段階でもあるので、
風邪の発散を心がけ、慢性化しないよう早めに対応してください。
*食養生
香りの良いもの、辛味のあるもので、風邪(ふうじゃ)の発散を心がけましょう。
脂っこい食事はできるだけ控えるように。
スイカズラの花(金銀花)茶、はっか、菊花、しそ、三つ葉、香菜(シャンツァイ)など
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春から夏の肌トラブル
春から夏にかけての時期は、紫外線や気温の上昇などによる
“肌のトラブル”に注意が必要です。
落ち着いていた肌の発疹や、ジュクジュクする症状が
出やすくなる方もいるのではないでしょうか。
肌トラブルは、気候や環境の変化、アレルゲンといった
外からの要因である「外因」と、
身体の不調、アレルギー体質などの体内の要因「内因」、
この2つの原因によって現れると中医学では考えます。
肌トラブルは、肌に塗るなどの、外からケアをして症状を抑えるだけではなく、
身体の中から改善していくことがとても大切。
少し時間はかかりますが、日頃から健康に過ごす対策をして、
しっかり体質を改善していきましょう。
春から夏にかけて、気温の上昇、梅雨の時には湿気も多くなり、
肌トラブルが悪化しやすい時期です。
気候の変化に応じて症状別の食材を参考に、
体質改善を心がけ、つらい症状を抑えるようにしましょう。