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簡単レシピ:ヘルシー大学芋
肌や腸を潤おすゴマは摂りたい食物のひとつです。
ということで作ったのではなく
単に大学芋が食べたくなり、作りました♪
角がカリっとして、甘じょっぱくて
ホッとするおいしさです(♡´ω`♡)
以前もフライパンひとつで出来る大学芋を掲載したのですが、
今回はさらに油が少ないです。
材料
さつまいも:500g位
はちみつ:大さじ2位
醤油:小さじ1
サラダ油:大さじ1
黒ゴマ:適量
作り方
さつまいもを太めの千切りにする
フライパンに油を入れ、さつまいもを中火でじっくり炒める。
こんがり色づき、柔らかくなったら、はちみつとしょうゆを加え、絡める。
器に盛り、黒ゴマをかける。
効能
ごま:肌を潤す。腸を潤して、便秘にも良い。
はちみつ:ビタミンやミネラルが豊富で、皮膚の健康を保つ働きや、
カルシウム、鉄など女性に不足しがちなミネラルもしっかり含まれている上、
塩分の排出を促すカリウムも豊富。
はちみつはお砂糖よりも甘味度が高いので、お砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さです。
もっと大きい大学芋が食べたい方はこちらもおすすめ。
フライパン1つで出来ます。
スタッフ堤
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牡蠣は栄養たっぷり
私は牡蠣が大好き!
このたび牡蠣のことを調べれば調べるほどすごいってことがわかり、またまた大好きになりました。
牡蠣は海の中で動かなく、海水中の良質なプランクトンを摂取し、
ただただ海の水を吸い込んでいるだけ。
その量風呂桶一杯と同じくらいだそうです。
動けない、ということは筋肉がなく、ほとんど内臓なので隅々まで栄養が貯えられているのです。
牡蠣には微量ミネラルがバランスよく含有され、特に亜鉛とタウリンが豊富です。
タウリンはアミノ酸の一種で疲労回復、コレステロールを減少、
血圧を抑える働きもあり高血圧予防に有効です。
中国明の時代の漢方の薬物書 本草綱目には
「煮て食すと虚無感、心理的なわずらいを癒し、身体の調子を整え、
丹毒を消し、婦人の血気の流れをよくする。
生のまま生姜酢で食すと、丹毒を治し、飲酒後の熱を下げ、喉の渇きを癒す。
炙って食すと大変おいしく、また肌のきめを整え、皮膚の色を美しくする。
本草綱目 二十三 四十六巻」
(写真:炒めて、しめじとネギを加えバターと醤油で味付け)
心のトラブル、お肌をきれいにしお酒の後にも良い。
丹毒とは今の蜂窩織炎(ほうかしきえん)のことで、
アトピーの人が抵抗力がおちるとよくなる細菌性の炎症です。
亜鉛には細胞分裂や新陳代謝を促進する効果があります。
ですから肌を丈夫にし、美肌効果が高く赤ちゃんのミルクにも添加されているのでしょう。
また亜鉛は男性の精子の構成成分なので男性機能は亜鉛がないとだめになってしまうのです。
ただし、すべて亜鉛だけを単独に摂るのではなく、ほかの微量ミネラルやビタミンと
バランスよく摂取することにより働きがよくなります。
参考に牡蠣は亜鉛が可食部100gあたり14mg含有されています。
1個重さ20gですので1個当たり2.8mg
日本人の亜鉛推奨摂取量は成人男子10mgですので、1日4個くらい毎日とる必要が出てきます。
しかし実際は必要量の半分くらいしか取れていません。
牡蠣一日4個はいくら牡蠣の好きな私でも食べられません。
そうしましたら、素晴らしいものが見つかりました。
生の牡蠣をすりつぶして上澄みだけを取り、海水で汚れた肉の部分を取り除いて錠剤にした
「渡辺オイスター」に巡り合ったのです。
渡辺貢社長はオイスターの研究で国立北海道大学客員教授になられたそうで、
渡辺オイスターの品質も信頼がおけるものです。
栄養補助食品として漢方薬の効き目もよくしますし、高齢になると食事量が減ることにより
栄養摂取が減り筋肉などが衰えます。
毎日とることで毎日を元気に過ごすことができるでしょう。
文責 薬剤師 国際中医師 植松光子
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クレオパトラも、ゴマが好き?
健康食品の代表格、と思うものに「ごま」があります。
いりごま、すりごま、練りごま、などから始まって、
パンに塗る黒ごまクリーム、ごま豆腐、ごまドレッシングなど、
ごまの入った製品もたくさんありますね。
ごま和えなどの和風のイメージがありましたが、ごまのふるさとはアフリカなんです。
古代から食品や薬として利用されてきた、とても古い作物で、
エジプトの少年王ツタンカーメンや王女クレオパトラもごまのお世話になっていたとか。
クレオパトラは、肌を美しくするために、ごま油を塗っていたそうです。
世界最古の文明であるメソポタミアでは、ごまは「国王の清め」の儀式や、
祭礼でお清めにごま油が使われたり、お菓子や灯り用の油、
軟膏などにも使われ、とても貴重な作物だったようです。
1500年前に書かれた「神農本草経(しんのうほんそうきょう)」という漢方薬の本には、
ごまが不老不死の薬と書かれてあります。
当店には紫雲膏(しうんこう)という軟膏があります。
ごま油が入っていて、紫色をしているのですが、
ひび、あかぎれ、しもやけ、火傷、などにお勧めです。
ほんのり、ごま油の香りがします。
ごまの効能は、肌を潤す。腸を潤して、便秘にも良いなどがあります。
また、ごまの中にあるセサミンにはからだの酸化を防止することで、
老化防止につながる。肝機能を高める、悪玉コレステロールを下げ、
動脈硬化を防ぐなどの効果があります。
皆さんは、ごま類はどのように摂っていますか?
我が家では、納豆に青のりと黒すりごまを入れるのが定番です。
ごま油を使って、中華スープやナムルもいいですね。
これから寒くなりますが、健康に良い食品を適度に摂って、
毎日を健やかに過ごしたいですね。
黒ごまごはん:黒ゴマがたっぷり摂れます♪
レシピはこちら→黒ごまごはん
スタッフ堤
参照:農文協・ゴマの絵本