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アトピー・不妊治療のウエマツ薬局
  • 肩こり対策 1・瘀血(血行不良)タイプ

    2023年1月11日 , ,

    肩こりのタイプ

    1・痛みが強い、瘀血(血行不良)タイプ

    2・胃腸が弱い、痰湿タイプ

    3・ストレス過多、気滞タイプ

    4・急性期に多い、冷えタイプ

     

    今回は、

    瘀血(血行不良)タイプについてお伝えします。

     

    「血」は体の隅々まで、栄養や潤いを運んでいます。

    そして老廃物を運ぶこともしています。

     

    そのため、血の流れがスムーズなら、肩の筋肉にも十分な栄養と潤いが届きますが、

    流れが悪くなると栄養や潤い不足で、老廃物も疲労物質もたまってしまい、

    肩こりが起こりやすくなってしまうのです。

     

    瘀血(おけつ)の原因は、冷え・加齢・運動不足・慢性疾患など、様々ですが、

    食生活などに気を付けて、サラサラでたっぷりの血流を保って、

    瘀血にならないよう心がけましょう。

    瘀血になると、

    肩こり・肩の痛み・シミ・月経不順・月経痛

    頭痛・関節痛・冷え・手足のしびれ・静脈瘤

    子宮筋腫や卵巣腫瘍

    等の症状が現れることがあります。

    血流を良くする

    「黒」「辛味」「温性」の食材がおすすめです。

    ・シナモン・紅花・サフラン・ヨモギ

    ・黒きくらげ・玉ねぎ・なす・黒豆

    ・桃仁・ウコン など

     

    冠元顆粒(かんげんかりゅう)※この商品はオンライン販売しておりません。

    漢方薬は、私が20年前に調べた時に、96%の方の、頭痛、肩こりに効果があり、

    結果を「中医臨床」という中医学の雑誌に載せたことがあります。

     

    20年来肩こりで悩んでいた、ミシンの仕事をしていた女性は

    この冠元顆粒で、肩こりはみるみるよくなり、15年以上飲まれています。

  • 生理痛や不妊におすすめの食べ物

    2022年11月14日 ,

    ①主に気、血の流れをよくするもの、体を温める作用のあるものを摂りましょう

    料理は温かいものを。アイスなど冷たいものはやめましょう。

     

    ●気の流れをよくするもの

    紫蘇・玉ねぎ・ピーマン・キャベツ・にらなど。

    ●血の流れをよくするもの

    小松菜・しし唐辛子・茗荷・サンザシ・桃・いわし・さんまなど青魚。

    ●身体を温めるもの

    にら・エビ・マグロ・シナモン・八角・ウイスキーなど。

     

    ②よい卵子を作る食べ物

    卵子が育つためのタンパク質の吸収を手助けするのに微量ミネラルが必要です。

    微量ミネラルは人が体内で作ることができず、食事や健康食品から補います。

    亜鉛は発育や成長を助ける大事な微量ミネラルです。

    亜鉛を多く含む食品は、牡蠣、肉類、魚介類、ナッツ類などに含まれますが、

    牡蠣がダントツに多く、100g当たり13.2mgです。

    牡蠣を毎日とるのは難しいので健康食品で渡辺オイスターがあり、

    ウエマツ薬局では安心しておすすめしています。

     

    ③鉄分

    女性は生理や出産、授乳で不足しがちです。

    不足するとうつになりやすいことが知られてきました。

    生理中や経血過多の人は貧血になりやすく、また便秘にもなりやすいのです。

    鉄分が含まれる食べ物は、レバーや、牛もも肉などの赤みの肉、かつおやまぐろなどの赤身の魚、

    赤貝、豆類や小松菜、ほうれん草などがあります。

    健康食品では、ヘム鉄入り、サンザシ、プルーンで妊娠中も飲める「ヘムロイヤル」が喜ばれています。

    国際中医師 薬剤師 植松光子

  • 生理痛や不妊の原因の一つ、怖いドロドロ血、瘀血をとる方法

    ①冷やさない

    身体が温かいと、血の流れがよくなります。酵素が働くからです。

    例えば、南国の果物に含まれるたんぱく分解酵素プロテアーゼが肉を柔らかくするように、

    人の体内でも多くの酵素が働いて血液を流れやすくし、血の塊を溶かしてくれます。

    その酵素は体温と同じ37度から38度でないと十分に働きません。

     

    血をサラサラにする酵素は血の塊を溶かし、スムーズに経血を外へ押し出してくれます。

    子宮内膜をはがす体内の酵素もよく働いて、痛みもなくはがれます。

    しかし冷えると酵素がうまく働かず、身体はホルモンの命令で無理にはがそうとするので、

    きれいにはがれず子宮の傷が深くなります。

    子宮の傷が深くなると着床しにくくなり、妊娠できない可能性があります。

     

    ●冷え対策

    体温以下のものは絶対飲まないようにしましょう。とくに生理中は厳禁です。

    胃の下は子宮だからです。

    中国のお母さんは娘が生理中冷たいものをとると「死んじゃいますよ‼」と大きな声で怒るそうです。

    「首」という字がつくところを温めましょう。首、手首、足首。

    寝るときは肩を冷やさないよう、肩にバスタオルなど掛けて隙間風を防ぎましょう。

    特に冷える人は靴下の重ね履きもよいです。

    靴下は、足首はゆるゆるで、肌に当たるところは絹、外側はウールで空気の層を作ると

    厚い靴下を履くより柔らかな温かさで体が温まります。

    夜寝る時も真冬は靴下の二枚重ねが熟睡できます。

    ②運動

    毎日運動を。速足で歩き、血流を良くしましょう。

     

    ③大きな声で笑う。

    「わっはっは」と笑うと横隔膜が動くので、その周りの胃腸、肺、肝臓、子宮すべてが動き、血流がよくなります。

    ④ストレスを溜めない

    赤ちゃんが欲しい、と考え過ぎるとそれがストレスになります。

    私が10年来研修に行っている中国南京の不妊症の漢方、人間国宝の夏 桂成先生は、

    訪れる患者さん全員に「心を静かに」とおっしゃっています。

     

    ⑤早く寝る 

    中医学では、昼は「陽」、夜は「陰」と考えます。

    「陰」の時間は身体に水分や栄養を与える時間です。

    子宮の内膜は乾燥すると固く柔軟性を失い、ねばねばして月経血として膣から出るときに

    痛みを起こしやすいのです。夜は早く寝て身体に水分や栄養を蓄えることが重要です。

    文責 薬剤師 国際中医師 植松光子

  • 生理痛・内膜症を治して妊娠しよう。~「気・血・水」の流れ~

    命を支える栄養「気・血・水」は、不眠やお腹の張り、肌荒れだけでなく、生理痛、内膜症、不妊にも大きく関わっています。

    気・血・水とは? 流れが悪いとどうなるかなどお伝えします。

     

    ①気の流れ

    「気」とは体の力のもとであり、エネルギーです。気は食べ物から絶えず作られています。

    「気」が不足すると疲れやすく、冷えやすくなります。

    「気」が停滞するとストレスが溜まり、胸やお腹が張ってガスが溜まりやすくなります。

    生理も早く来たり、遅くなったりします。基礎体温もガタガタしてよい卵ができにくくなります。

    ②水の流れ

    「水」とは身体のすべての水分のことを言います。体内の水分だけでなく、汗や、唾液なども含みます。

    全身を巡って潤し、一部は血液になります。

    年齢とともに体内の水分は減ってくるので、眼や皮膚は乾燥し、口は渇き、体はほてり、

    基礎体温の周期は早くなり、低温期は体温が高くなりがちです。

    ③血の流れ

    「血」の源は食物です。栄養物質を全身に送り滋養と潤いを与えます。

    血が少ないと、肌や髪はカサカサします。また「血」は心身を安定させる働きがあります。

    不足すると不安状態になり、眠りも浅くなります。

    生理の量も減り、子宮内膜が薄くなるので卵は着床しにくくなります。

    ④血を滞らせるとどうなる

    血の流れが停滞すると全身の血液はドロドロしてきます。

    経血も粘っこくなり、暗い赤や紫に近い色になります。

    経血に塊が混じるようになり、痛みも伴うようになります。

    経血は子宮内膜がはがれたものです。経血を見れば内膜の状態がわかります。

     

    「気」と「水」の流れが悪いと「血」も停滞し「瘀血(おけつ)」となります。

    「瘀血」になると、血の流れが悪いので、血はドロドロして粘っこくなり、

    経血は暗い色になり、進むと紫色になり、固まります。

    それは経血の塊やチョコレート嚢腫などです。

    子宮の出口が狭い場合も経血が膣を出るときに痛みを感じることがあります。

    ドロドロ血「瘀血(おけつ)」がサラサラなきれいな赤い血になると生理痛は軽くなり、妊娠しやすくなります。

     

    ~次回は瘀血をとる方法をお伝えします~

  • 理解されにくい月経痛、月経の悩み(3)

    副題:月経時の激しい運動、プールでの冷えは月経痛、子宮内膜症の原因になるかもしれません。

     

    冷え→月経痛→子宮内膜症→不妊症の遠因

     

    月経時、水泳などで冷えると血流が滞り、様々な病気の元となります。

    子宮内膜症もその一つです。

    子宮内膜症の人は月経の時に大きな血塊が出ることがあります。

    この血塊が瘀血(おけつ)です。

     

    また、冷えないようにする、氷水や冷たいものを飲まないというのも常識です。

    子宮内膜症の痛みは冷えからも引き起こされます。

    子宮が冷えると血流が悪くなり、酵素の働きが低下するので、子宮内膜が月経の際にスムーズにはがれず、深い傷を作る原因になります。

    細胞が深く傷つけば出血も多くなり過多月経となります。

    その出血を止めようと子宮はさらに収縮力を強めます。

    それが月経痛の原因です。

     

    以上からも分かるように月経の際、プールに入ったり、冷たいコンクリートの床に座ることは月経痛の原因となり、子宮内膜症の引き金になりかねません。

    さらに不妊症の遠因ともなるでしょう。

     

    月経は女性特有でありますが、痛みや量の多少は女性同士でも他人のことはわかりません。

    ましてや男性にとってはよくわからない領域です。

    また「月経のことを口にするのは恥ずかしい」という心理が働きます。

    月経で体育の授業を休みたい、と伝えることも遠慮しがちです。

     

    そこで今私にできること。

    一つはツイッターで月経について多くのことをつぶやき、啓蒙していくこと。

    もう一つは学校薬剤師の先生方にお願いしたいことがございます。

    多くの女子生徒が月経痛や月経の量が多く不安な思いで通学していること、

    男子生徒にも月経のことを理解してもらうことなどを、担当校の先生方や生徒に話をしていただきたいのです。

    どうぞよろしくお願い致します。

    川越市薬剤師会広報紙「やげん」令和4年6月 投稿

    投稿 薬剤師 国際中医師 植松光子

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