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生理中に気を付けたいこと。
映画「パッドマン・・」のインド人のモデルは,
新婚の妻が生理の時に車をふく布より汚い布きれを使っていたことに
衝撃を受け、清潔な生理用ナプキンを開発した男性の話です。
生理用ナプキンが日本で初めて販売されたのは昭和36年、ロリエで12個2000円。
当時の初任給は18000円位でした。高額ですね。
生理用ナプキンは昭和36年以前、脱脂綿やぼろ布を使っていました。
明治や江戸時代、着物の生活ではショーツではなく、腰巻でしたから膣にぼろ布などを詰めて、
インナーマッスルが発達していて膣でしめつけていた、ということです。
その頃の人の話ですと、
地面に綿球のようなものが時々落ちていた、ということです。おおらかな時代ですね。
当時の人は自然に女性のからだのことも知ることができたのでしょう。
生理中は細菌に感染しないよう十分気をつけましょう。
月経は子宮の内膜がはがれて膣外に出る現象です。
そのとき内膜は傷だらけですから、細菌に感染しやすくなります。
たとえば、
生理中の性行為
タンポンやナプキンの交換がすくない
風邪をひいているときの入浴
子宮内膜炎という病気になりやすいのです。
慢性の炎症で痛みや発熱、不妊の原因になります。
子宮内膜炎は子宮内膜症とはちがいます。