熱中症 埼玉県川越市の漢方薬局 | 漢方でアトピー改善!「ウエマツ薬局」

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アトピー・不妊治療のウエマツ薬局
  • 熱中症対策・3 エネルギー不足の気虚

    *気になる症状

    夏やせ、疲労感、倦怠感、多汗、動悸、息切れ、食欲不振

    *改善策

    体内の「気」(エネルギー)が暑さで消耗したり、汗と一緒に流出してしまったりすることで、

    夏はエネルギーが不足しがちになってしまいます。

    これを「気虚(ききょ)」の状態といい、さまざまな不調が現れます。

    気を補う大切な役割をしているのは「肺」です。疲れやすさやだるさを感じたら、

    早めの就寝で睡眠をたっぷりとり、肺を補って気力、体力を充実させるようにしましょう。

     

    体力不足の疲れやすい状態では、夏の暑さにも負けてしまいます。

    また、夏の暑さは長引くことも多いので、秋を健康的に過ごすためにも

    夏の間にしっかり対策して元気をつけておきましょう。

     

    *食養生

    身体のエネルギーを補う食材を多く摂るようにしましょう。豆腐は加熱したものを:

    山芋、大豆、豆腐、湯葉、桃、りんご、うなぎ

     

    中国は「心静自然涼(しんせいしぜんりょう)」ということわざがあります。

    「夏の暑さにイライラすると、よけいに暑くなるだけ。

    ゆったりとした気持ちでいれば、涼やかに過ごすことができる」と教えています。

    すぐに実践するのは難しいかもしれませんが、

    暑さにストレスを溜めず、夏を元気に乗り切りましょう。

     

    参考:漢方の知恵袋

  • 熱中症対策・2 湿邪をともなう、暑湿

    2023年6月8日 , ,

    *気になる症状

    吐き気・おう吐、食欲不振、軟便、下痢、胃の膨満感、頭が重い、

    倦怠感、舌は湿っぽい、舌苔は白または黄色がかった色

    *改善策

    冷たいものを摂り過ぎたり冷房で身体が冷えたりすると、

    水分をコントロールする胃腸の機能が弱くなり、

    湿邪(しつじゃ)」がたまってしまいます。

    「気になる症状」にあるような不調を感じたら、湿邪や熱を取り除き、

    胃腸を養う食べ物を摂るようにしましょう。

    また、冷房の効いた所で長時間過ごすのはなるべく避けましょう。

    仕事場など調節ができない所では、ときどき外の空気に触れたり、

    羽織るものを用意したりして、なるべく身体を冷やさないようにしましょう。

     

    *食養生

    利尿作用や、解毒作用のあるものを。胃のムカつきを抑えるものなどがおすすめ:

    緑豆、春雨、もやし、梅干し、しそ、柑橘類

    参考:漢方の知恵袋

  • 熱中症対策・1 熱の影響が強い、暑熱

    *気になる症状

    ~暑さの強い場所に長時間いるとき~

    顔がほてる、身体に熱感を感じる、

    過剰な汗で口の渇きや喉の痛みを感じる、

    熱が身体にこもりムカムカした感じ、なかなか寝付けず不眠になる

    *改善策

    熱の影響が強くて起こる体調不良を、「暑熱(しょねつ)」といいます。

    「暑熱」は心臓への負担となり、悪化すると、心不全などの

    重大な病気を引き起こす要因にもなります。

    症状が軽いうちに、しっかりと対処しましょう。

     

    庭の手入れや買い物など、炎天下で過ごすときは、

    帽子などで強い日差しを和らげましょう。

    熱中症でめまいや吐き気を感じたら、冷たい水で顔を洗う、

    涼しい場所に移動するなど早めに対処し、

    症状がひどい場合は、すぐに病院にいきましょう。

     

    *食養生

    熱を取る「苦味」、潤いを与える「甘み」、

    汗を収れんする「酸味」のある食べ物をとりましょう。:

    すいか、冬瓜、きゅうり、苦瓜、トマト、小豆、レンコン、レモン、緑茶など

    参考:漢方の知恵袋

  • 熱中症に注意!!

    2023年6月5日 , ,

    5月に入ってから熱中症の話題がニュースに取り上げられるようになってきましたね。

    そこで、今回は中医学をもとに、熱中症対策をお伝えします。

    秋に疲れや体調不良を残さないように、食事や過ごし方に気を配り、

    しっかり対応していきましょう。

     

    暑さからくる夏特有の体調不良は「暑邪(しょじゃ)」という邪気が原因です。

    熱で頭が働かずボーッとしたり、皮膚の弱い人は赤みが強く出て悪化したり、

    ひどく汗をかいたりします。

     

    特に、汗のかき過ぎには要注意!

    身体をみずみずしく保つ「津液(しんえき)」という液体とともに、

    「気」(エネルギー)も消耗してしまうので、倦怠感や息切れといった体調不良につながります。

     

    また、身体の水分が失われると、血液が凝縮し、心臓にも大きな負担がかかります。

    汗のかき過ぎによる動悸やめまいは、心臓がダメージを受けてるサイン。

    症状が重くなると、心不全などを引き起こすこともあるので、十分注意してください。

     

    さらに、高温多湿の日本の夏は、「湿邪(しつじゃ)」という邪気が侵入しやすくなります。

    湿気に弱い胃腸の機能が弱まり、食欲不振や、夏痩せなどにつながります。

    毎年のように最高気温が更新されるようになってきています。

    厳しい暑さが続く夏は、一年を通じて最も体力を消耗しやすい季節です。

    この季節を元気に過ごすため、日頃の健康管理を大切にしたいですね。

    次回は、症状別に対処方法をお伝えします。

     

    参考:漢方の知恵袋

  • 良い汗と悪い汗

    2022年7月16日 , , ,

    汗には、良い汗と悪い汗があり、汗の種類によって健康状態が分かって面白いですよ。

     

    *悪い汗

    冷や汗・寝汗・じとじとでる汗・自然発汗・出ない汗・熱中症の汗

    *冷や汗は緊張や、失敗したときの精神的な汗。

     

    寝汗は夜寝ている間に長期に渡って出る汗です。

    中医学では「盗汗」と言って栄養を盗むので汗をかいた朝は、ぐったり疲れていることが多いです。

    結核や体力のない人に多く出ます。

    陰虚(いんきょ)といいます。知柏壮健丸や杞菊地黄丸をおすすめします。

     

    じとじとでる汗は「自然発汗」「自汗」と言って、毛穴が開いて閉じない状態で風邪をひきやすく、

    体力の弱い人に多く出ます。「衛益顆粒」などをおすすめします。

     

    出ない汗

    気温や体が熱くても出ない人がいます。とても気持ちが悪いものです。

    その分皮膚や顔が赤く熱がこもり乾燥します。

    アトピーの人に多く見られ、漢方薬を飲んでよくなってくると、自然に汗が出るようになり

    「家じゅうで万歳をした」とメールをくださった方もいました。

     

    熱中症の汗

    脱汗といい、玉のような汗が噴き出て体中の細胞の水分が減り、

    電解質のバランスが崩れ危険な状態の汗です。

     

    良い汗 

    体温調節の汗 ・ 運動ででる汗

     

    体温調節の汗・・・これは健康な汗です。

    本来体の体温が高ければ汗を出して調節し、寒ければ毛穴を閉じて、

    寒さが入らないようにするのが正常です。

     

    運動で出る汗

    これも健康的な汗です。体の隅々まで血流が流れ、デトックスしてくれるので、

    毎日何らかの形でうっすらと汗をかくときれいな弾力のある、血色のよい美肌でいられます。

    速足の通勤、エレベーターを使わない、ヨガ、太極拳など。

    文責:植松光子 薬剤師 中国政府認定国際中医師

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