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冷え撃退!台湾のポカポカ薬膳スープ
こんにちは。ウエマツ薬局の長山です。
今回お伝えするのは、仕事とはあまり関係のない
私の趣味のお話です(笑)
私は海外旅行が大好きです。
その中でもお気に入りの国は台湾で、年1~2回行っていました。
ここ数年は行けておらず、旅行大好きな私には
コロナ禍でさらに苦痛な日々です……(;O;)
そんな中、気軽に台湾気分を味わえるのが、食べると体がポカポカになる
麻油鶏(マーヨージ)という薬膳スープ!
たっぷりの生姜と骨付きの鶏肉をごま油で炒めて、
米酒という台湾の酒を入れて作るもので “台湾の母の味” とも言われています。
とくに産後の回復食として、代表的なスープだそうです。
台湾や中国では、産後1カ月は 『月子(ユエズ)』 と呼ばれ、出産で心身ともに疲れた母体を休めるために、栄養のある薬膳料理を食べて
しっかりと静養をする習慣があります。
基本的に横になって一日を過ごし、冷たい物に触れてはならない・
風にあたらない・頭を洗ってはいけない・薬膳スープを毎食食べないといけない、、、
このような沢山の決まりごとがあるようです(・_・)
日本では入院中もゆっくりできないですし、退院後はもっとバタバタですから、
今回台湾の産後事情を調べてとても驚きました。
文化の違い……まさしくカルチャーショックですね(笑)
話は戻りますが、“麻油鶏” 個人的にはとてもおススメの薬膳スープです。
生姜と鶏肉、とシンプルな具材ですが、にゅう麺や大根・人参・きのこなどを入れても、
とても美味しいです。これから少しずつ肌寒くなってくる季節に、ぜひともいかがでしょうか?
写真は麻油鶏と、パイナップルケーキ、台湾茶。
パイナップルケーキも手作りしようとしましたが、
レシピを見て3秒で諦めてお金で解決しました(笑)
娘は本物のパイナップルの方が断然お好きなようで、ケーキそっちのけ!
~麻油鶏のレシピ~
・ごま油……大2
・骨付きの鶏肉(我が家は子供でも食べやすいよう手羽元使用)……8本ぐらい。好みの量でOK
・生姜……2~3個 生姜は多い方が香りも◎です
・日本酒……500ml お酒が苦手な方は水と半量ずつでもOK
※塩分の含まない酒を入れてください。しょっぱくなります!
1、ごま油に薄切りにした生姜を入れて弱火でしばらく炒める。
・、カリカリベーコンになるくらいまで炒めると良いそうです。
・、我が家は厚めに切ってますが、もっと薄くて大丈夫です(笑)
2、鶏肉を入れ、表面に軽い焼き色がつくまで炒める。
3、酒を加え、弱火にして20分ほど煮込みます。アクが出てきたら取り除いてください。
4、アルコールが飛んで、スープが少し濁ってきたら味を見ながら塩を加えます。
★物足りないと思った方は味の素や、少量のだしの素を入れて調整してください★
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滋養のある水分を摂ろう
体を潤すものは水分です。
テレビで「水を飲みなさい」と言いますが、
滋養のある水分を摂ることをお勧めします。
冷たい水では胃を冷やし、胃腸の消化吸収を悪くします。
温かい汁物、味噌汁、スープ、鍋料理あるいは水分の多い煮物、
果物、お茶など。
この中に水分とさらに栄養素がいっぱい入っています。
昨日は鶏のガラを買ってきて、スープを作りました。
最近はあまりガラや内臓を売ってません。
安くておいしいのにもったいないです。
新聞によると、ノーベル賞授賞式でのお料理は、リチウム電池と同じように、
地元の素材 持続可能性のきゅうりの皮や、鴨の骨を使っているそうです。
もっとお料理の素材を研究してみませんか?
*鶏ガラスープの作り方*
たっぷりの熱湯の中に生のガラを入れて強火で4~5分。
白くなったら取り出して水でよく洗う。
ガラがひたる位の水に入れて、ネギの青いところ、生姜薄切り4、5枚と
セロリ2分の1本を入れて強火にかける。
沸騰したら火を弱めて、
プツプツと泡が出る位に(微笑むようにとよく表現します)
ごく弱火で1時間ぐらい煮て取り出す。
透き通るような汁が出来上がれば上出来です。
白く濁っても大丈夫です。