-
夏の冷え対策4 しびれや痛みを伴う・血行不良
*気になる症状
冷え、しびれ、頭痛、関節痛、月経痛、腹痛、ストレス過多
血行が悪くなると、温かな「血」がスムーズに全身をめぐらず、
冷えの症状も起きやすくなります。
その原因は、ストレスや食事の不摂生、睡眠不足などさまざまですが、
夏の時期は冷房による冷えや急激な温度変化にも注意⚠
血管が収縮して、血行不良が起こりやすくなるのです。
また、血行不良は冷えだけでなく、頭痛や関節痛、生理痛など
痛みを引き起こすこともあります。
バランスのよい食事、質の良い睡眠、身体を冷やさない工夫など、
日頃から血行を改善する生活を心がけましょう。
*食養生
辛みのある食材で、滞った血の流れをスムーズに。:
よもぎ、うこん、らっきょう、玄米、そば、いわし、
太刀魚、納豆、紹興酒や赤ワイン(少量)
*シャワーで済まさず、お湯につかるのも、
血行促進していいです♪
※あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
参考:漢方の知恵袋
-
PMS(月経前症候群)対策1・気滞(きたい)
「肝(かん)」(肝臓)は、月経の基本となる「血(けつ)」を蓄え、
血量や月経周期の調節を担う臓器です。
また、ストレスを発散させて、「気」(エネルギー)の巡りを
スムーズに保つ働きもあります。
一方、ストレスが過剰になると、そのダメージで
肝の機能が低下してしまうこともあります。
すると、気の流れが停滞し、ストレスを上手く発散できず、
イライラや怒りといった精神的な不調が起こりやすくなるのです。
また、肝の不調は月経にも影響するため、
月経不順や月経痛などにつながることもあります。
「気滞」の状態は、PMSに多く見られます。
症状がそれほど重くないケースも多いので、
積極的なケアで改善を目指しましょう。
養生としては、日常のストレスをこまめに発散させることです。
肝を健やかに保ち、体内の気をスムーズに巡らせましょう。
*気になる症状
・月経前の主な症状:イライラ、怒りっぽい、乳房の張り・痛み、頭痛、肩こり
・その他:ストレスが多い、熱っぽい、口の渇き、過食、
月経時の下腹部の張り・痛み、舌辺が紅い、舌の苔が薄く黄色い
*食養生
香りの良い涼性の食材でストレスを発散:
ミント、ハマナスの花、ジャスミン、菊花、みかんの皮、
金針菜、黒きくらげ、うこん、春菊、三つ葉、竹の子 など
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
-
子宮内膜症は早めの対策をしましょう。
現代の女性は、昔に比べ、初潮が早いうえ、
出産回数も少ない傾向にあります。
そのため、生涯で経験する月経の回数が多く、
子宮内膜症になりやすいです。
治療には、ホルモン剤で症状を和らげるなどの方法と、
病巣や癒着部分をとる外科手術がありますが、
手術をしても再発のリスクはあります。
重症化した子宮内膜症の患者の中には、
20代、30代で痛みを感じているものの、
忙しいために受診が遅れ、悪化してから医療機関を訪れる人も多いといいます。
初期の内は、症状もコントロールしやすいです。早めに受診してほしいですね。
月経痛を鎮静剤でその時は抑えても、将来は子宮内膜症になるリスクが
2.6倍と高く、さらに妊娠もしにくくなるおそれがあります。
漢方薬は、内膜の血流を良くし、瘀血をとり、柔らかくする
当帰、芍薬、牡丹皮、などで効果がでています。
*子宮内膜症のサインかも。
・鎮痛剤が効かないほど月経痛がひどい
・徐々に月経痛がひどくなってきている
・月経以外のときでも下腹部痛がある
・性交時に腰が引けるほど痛い
・排便の時に痛みがある
・肛門の奥の方が痛い
・なかなか妊娠できない
どれか一つでも当てはまるなら、受診をお勧めします。