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  • 表彰を受けました。

    昨日の、日本中医薬研究会全国大会と世界中医薬連合会サミットで

    夫の植松捷之がそれぞれから表彰を受けました。

     

    一つは元副会長として貢献したこと。

    もう一つは日本中医学院(元北京中医薬大学日本校)理事長として

    15年間日本の中医学を広めた功績に対してです。

    日本中医学院は社会人中医学教育機関です。

     

    夫はこの学校を卒業し、同窓会会長をしていた時、

    この学校が業績不振で経営者がいなくなってしまい、

    皆に頼まれて理事長を引き受けてしまいました。

     

    「オレ、手挙げちゃった!」と家に帰って言う夫に

    「えつ?!」とびっくり(⦿_⦿)

     

    借金を引き継ぎ、大変な苦労の末、

    「日本に中医学のきちんとした教育機関が必要だ」という、

    中医学に対する愛情でここまでやってきました。

     

    校舎の家賃、教授の給料、広告料、何もかも支払われていなく、

    全て夫が払い、広告を載せてもらえないので生徒も集められなく、

    初年度の生徒は8人だけ。それも4人はウエマツ薬局のお客様。

     

    でもおかげ様で生徒もだんだん集まり、

    楽しくて卒業したくない、と10年以上来ているかたもいる位です。

     

    夫は48歳の時に、

    日本ユニシス(当時世界5位のコンピューター会社のSE)の部長でしたが、

    会社と方針が合わないと突然辞めました。

     

    「オレ、辞めたぞ」「えっ?!」

    それから、当時中国政府が、世界で初めて海外に作った、

    日本中医学院に夫婦で行きはじめました。

     

    夫はSEだったのに、中医学が面白いと、

    3年間のめり込んで国際中医師試験に首席で合格。

     

    部長として200人の部下を抱えてやってきたマネージメント能力が、

    学校運営や日本中医薬研究会の運営に役立ったのではないか、

    と私は思っています。

     

    特にその人のために一番良い方法を配慮してあげる天性の優しさが、

    そこここで生きています。

     

    普段はウンともスンとも言わない無口な人ですので、

    知らない人には敬遠されるようですが、

    ひとたびお酒が入ると180度変わって面白く、

    楽しい人柄が人気の元です。

     

    ただ、妻としては、もう少しはっきり返事をしてくれるといいのですが。

     

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