-
多汗症の対策2 気の不足
体内の水分が体表から漏れ出さないよう
発汗を調節する働きが人間にはありますが、
こうした作用が低下すると、汗の量をうまく調節できず、
必要以上にダラダラと汗をかいてしまうのです。
このタイプの汗は「自汗」(気温に関わらず日中しきりに出る汗)で、
サラサラしていることが特徴です。
汗をかくと体内の「気」も一緒に消耗してしまうため、
長引くと症状が重くなってしまうことも。
気になる症状がある人は、早めの対処で
不足しがちな気を補うよう心がけましょう。
*主な症状
自汗(サラサラ汗)、動いていないのに汗が出る、
かぜを引きやすい、疲労感、顔色が白い、舌の色が淡い
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
-
初対面での緊張
4月は進学、就職の季節です。
初めての人との出会いで緊張することも多いことでしょう。
緊張して手や顔に汗をびっしょりかくこともあり、
それで悩む人もいます。
緊張を取る漢方薬もありますが、
多くは場数を踏むことでそうしたこともなくなりますから、
心配しないでくださいね、
とお伝えしたいです。
実は私も、薬局を開いたばかりの若い頃は、
そんな思いの連続でした。
あるとき更年期の女性が来店されました。
「あのう、顔がのぼせて、真っ赤になってしまうんですけど(-_-;)」
「ああ、顔がのぼせて真っ赤になるんですね。」
と返事をしながら、
さてどの漢方薬がこの方には合うのだろう、
と頭の中で処方を考えているうちに
次第に自分も顔が赤く、のぼせてくるのが感じてきました。
手は緊張で冷たくなってます。
お客様は、じっと私の顔をみています。
この方に、私の顔が赤くなっているのがわからないかしら?
と心配していると、ますます顔がほてり、
目もうるんでくるのがわかりました。
こんなことが、開店当初はよくありました。
また苦手なのは中年男性。
さらに肩書きの立派な60代の男性も苦手でした。
しかし、古希も遥かに過ぎた今、60代の大学教授が見えても
「あ、うちの弟と同じ年だわ」と思うと、全く緊張しなくなった自分に驚きます。
こんな風に若い頃、あんなに緊張したのがウソのようです。
ようは慣れです。
若い人たちもいろんな場面に遭遇しながら自分を磨き、
鍛えて行ってください(^-^)