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咳、喉の痛みの対策・3 肺気虚
「肺」はのどの状態と密接に関わっています。
そのため、肺の「気」(エネルギー)が不足していると、
普段から咳が出やすい、のどが痛いといった不調が起こりやすく、
免疫力が低下してかぜもひきやすくなってしまうのです。
この肺気虚(はいききょ)の方は消化器系が弱く、
栄養不足で気を生み出せないことも多いため、
まず胃腸を元気にして食事をしっかり摂ることが大切です。
体内の気を十分に養いながら、肺の働きを高めましょう。
*気になる症状
のどの症状:のどの不調を繰り返しやすい
身体のサイン: かぜを引きやすい、息切れ、疲労感、顔色が白い、舌の色が淡く苔が薄い
*食養生
気を養い、肺を健やかに:
大豆製品、山芋、米、しめじ、かぼちゃ、白きくらげ、百合根、白ごま、大根 など
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参考:漢方の知恵袋
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ストレス対策3 気虚(ききょ):倦怠感、冷え
体内の「気」は、心身の元気を保つエネルギー源。
“臓器の働きをサポートする”、“身体を温める”、
“病気を防ぐ”といった役割があり、気力や精神力の源でもあります。
そのため、食事の不摂生や病気の消耗、胃腸不調などが原因で
体内の気が不足すると、心身ともに元気のない状態に。
結果、ストレスへの対応力も弱くなり、ダメージを受けやすくなってしまうのです。
気は胃腸が消化吸収する栄養から生み出されるため、
気になる症状がある人は、まず胃腸の働きを良くする心がけを。
しっかり食事を摂って気を十分に養い、ストレスに負けない、
元気な身体をつくりましょう。
*気になる症状
気力がない、倦怠感が強い、元気がない、ストレスに弱い、
息切れ、疲れやすい、食欲不振、冷え性、朝が起きにくい、
朝からだるい、声が弱い、舌の色が淡く肥大気味
*食養生
豆腐、湯葉などの大豆製品、米、小麦、いんげん豆、
豚肉、牛肉、羊肉、かぼちゃ、じゃがいも、
山芋、くるみ、栗 など
*暮らしの養生
・“春は早起き”が基本。遅く寝た翌日も、朝は早起きを心がけましょう。
・散歩に出かけるなど適度な運動を。太陽の光を浴びましょう。
・深い深呼吸をしましょう。イライラを鎮める効果があります。
・ジャスミンティーや菊花茶で気持ちをリラックスさせましょう。
・良質な睡眠をとりましょう。
・身体の疲労もストレスの大敵。ゆとりを持って過ごすよう心がけて。
・ “笑う”ことを意識して。楽しいおしゃべりもストレス発散につながります。
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口内炎対策・3 気が足りない人
体内の「気」(エネルギー)は、身体の元気や免疫力の基本です。
気が不足していると、心身の疲労やだるさを感じやすくなります。
また、気が不足すると、免疫力が低下し、外邪(風、熱、乾燥などの邪気)の侵入を
受けやすくなってしまいます。
邪気が体内に停滞すると、熱や乾燥の影響で身体を冷やす潤いが不足してして結果、
体内に余分な熱がこもり、口内炎の炎症が起きやすくなるのです。
対策としては、気の源となる「肺」、「胃腸」の働きを良くすること。
十分に栄養を摂り、しっかり呼吸をして、体内の気を養いましょう。
*気になる症状
口内炎が治りにくい・繰り返しやすい、疲労感、倦怠感、息切れ、
かぜを引きやすい、顔色が白い、食欲不振、軟便、
舌の色が淡く腫れぼったい、舌の苔が白い、舌のふちに歯のあとがつく
*食養生
「気」を養い、元気をつける食材を:
大豆製品(豆腐、湯葉、納豆など)、いんげん豆、山芋、かぼちゃ、りんご、甘草 など
温かくて消化の良い食事を。生ものは控えめに!
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咳と喘息・6 虚弱
咳や喘息の症状が慢性化すると、身体全体が疲労してしまいます。
生命エネルギーの源である「腎」や、食べ物を消化吸収する
「胃腸」の機能も弱くなるため、「肺」の栄養や潤いも
不足しがちになり、症状もなかなか改善できません。
高齢者、虚弱体質の人などは、基本的な体力を養うために
胃腸、腎の機能を高めることも大切です。
しっかり栄養を摂ることで肺にも栄養と潤いを与え、
健やかな状態に整えましょう。
*気になる症状
長期化した咳、喘息、夜間の咳が強い、息切れ、疲労感、
汗が出る、かぜを引きやすい、食欲不振、舌の色が淡い
*食養生
肺・脾胃・腎を補い、身体を養う食材を:
白きくらげ、蜂蜜、レモン、くるみ、百合根、
山芋、かぼちゃ、クコの実 など
クコの実:オンラインショップ