-
弓道、一年続きました。
今日は爽やかな秋晴れ。
弓道に行った帰りに川越市の伊佐沼に夫と寄ってみました。
私の大好きなコスモスが一面に咲き、
白鷺があちこちで餌をついばんでいました。
74歳になって始めた弓道。
どうなることやらと思っていましたが、どうにか1年続きました。
袴をキリリと穿くと、ビシッと身が引き締まる気分が気に入っています。
先生方の手取り足取りのおかげで、どうにかコツも掴め、
今日は珍しく「バシッ!」と言う音がして、矢が的に当たりました。
皆さんがパチパチと拍手をしてくれました。
いい気分です。
今年入った若い新人たちのほうが、早く上手になり、
何度もやめたくなりましたが、
夫が「行かないのか?」と後押ししてくれる言葉に励まされ、
続いています。
アッシー君になってくれている夫とおしゃべりしながら、
頭を休められる貴重な1日です。
-
コツコツ コツコツ・・・。
この歳で弓道を初めて、ちょうど1年になります。
とても駄目だと何回も思いましたが、
一緒に入った同期の人たちや先生がたのおかげで、どうにか続いてきました。
年を重ねるごとに、腹筋と背筋が弱ってきたせいか、
どうしても前かがみになってしまいます。
なんとかしたい、と気をつけていても、
いつの間にか、楽な姿勢になってしまいます。
ちょうど市の広報で募集していたので、
早速、川越武道館に入部したのが一年前。
まったく筋力がなく、弓も絞れないので、
先生が一緒になってやってくださって、ようやく矢が飛んでいく始末。
どこへ行くかわかりません。あるときは私の矢が見つからず、
皆さんで探してくださったのですが、なんと大きなドラム缶の後ろ。まさに的外れ。
厳しい80代の女性の先生には、無理だから道場には入らないで、
俵でしっかり筋力をつけなさい。と言われ
「仕方がない、その通りなんだから」と内心思いながら
寒い冬の日、暖房もない廊下で一人寒さに震えながら、
やっていたことがあります。
写真に写っている俵です。
さすがにみなさんが気の毒がり、中へ入れてくださいました。
なかなか、的どころか、安土にも届きません。
たま~に当たると皆さんが拍手をしてくださってびっくりします。
そんなこんなで毎日行く度に
「いやだなあ、やめようかしら」と思うのですが、
姿勢が悪いのがもっと悪くなったら、大変ですから
「石の上にも三年」とがんばっています。
それでも行けば皆さんがほめたり、励まして下さるので、
いい気分になって帰ってきています。皆さん娘位の若い人達です。
弓道で気に入っているのは「礼に始まり、礼に終わる」雰囲気です。
非常にすがすがしい気分になります。
最近日本でこのようなところは、ほとんどなくなりました。
途中で帰る人は正座して「ありがとうございました」と言えば、
全員がなにかしていても手を休めて礼を返す、自然に姿勢を正す、雰囲気になっています。
「私はなんでもこつこつ続けていく方だから」と自分を自分で励ましながら、やっています。
皆さんも応援してくださいね 。コツコツ コツコツ・・・。