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幽霊の正体
週末、祖母の13回忌の法要に行ってきました。
そこでの住職さんの法話の1つです。
“日本の幽霊のイメージは?”
長い髪を引きずって、手は前にだらんと垂らし、足がない。
このイメージの絵はいくつものお寺で飾ってあるそうです。
ただこれは死んだ人? いや違うと住職さんは言います。
長い引かれ髪は過去を引きずってグズグズしている人。
まただらんと垂れた手は、未来へ望みばかり求めている人の手です。
幽霊には足がないのが定番ですよね。
そのような人は地に足がついていないという事なのだそうです。
“自分は幽霊になっていませんか?”
何だかハッとする気分でした。
生きていながら、おぞましい幽霊にならないように、今やるべき事をやらなくては! と、あらためて思った法要でした。
スタッフ内野