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薬学部実習生感想文・8
ウエマツ薬局に実習にきていただいた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。理由:病名を付けるまでには至らない症状でも
中医学の考えでは治せるからです。
*実際に今回体験して感じたこと。また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
学校で生薬学として学んできたことは、単に
○○科の○○といったほとんどが丸暗記のような授業であったために、
今回とても貴重な体験をすることができました。
たしかに、授業でも先生は実際に生薬に触らせてくれましたが、
中医学の考え等は、教えて頂けなかったので
実践に生かせるようなことは分かりませんでした。
また個人としては、薬膳コーディネーターの勉強をする際に学んだ問診、
舌診を実際に見ることができたので、とてもためになりました。
将来については、まだ細かくは決めていませんが、
西洋医学ばかりでなく、東洋医学の知識も交えて
患者さんにアドバイス等ができる人になりたいと思いました。
2016年6月14日 城西大学薬学部薬科 M.K
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薬学部実習生感想文・7
ウエマツ薬局に実習にきていただいた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。理由:自分の病気を治すのに漢方が効きそうだったため
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
教科書で学んだ望診、問診、舌診を間近で見る事ができ、
貴重な体験ができました。
読むだけでは実感できなかったため、
見るだけではなく実際に患者さんの舌を見て自分にも、
どの舌が該当するか、勉強になりました。
又、普段はあまり見る事のない漢方薬をどのように方剤を決定し、
どのように分包され、どういった形で服用されているのかの一連の流れを見たり、
作らせていただけたので楽しかったです。
2016年6月7日 城西大学薬学部薬学科 K,A
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薬学部実習生感想文・6
ウエマツ薬局に実習にきていただいた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。*漢方に今まで興味を持っていましたか?
いいえ。理由:漢方を学ぶ機会が少なく、知識があまりなかったため。
*実際に今回体験して感じたこと。また、
将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回の実習で最も印象深かったのが、
植松先生の漢方相談を側で見学させて頂いたことです。
西洋医学では患者さんの主訴や検査値から患者さんの持つ病気を特定し、
その病気に合わせた薬を使用します。
それと比較して、東洋医学では、
患者さんの主訴や様子、生活リズム(食事や排便など)や舌診を通して
患者さんの病態の原因を特定して、身体に必要なものを入れるか、
或いは不要なものを排除することを行うので、
今まで見てきたものとは全く違い、非常に興味深く感じました。
今回見学させて頂いた患者さんの多くは、アトピー性皮膚炎でいらっしゃっていて、
長く治療を受けている方がほとんどでした。
初診の写真と比較すると全ての患者さんが改善傾向にあり、
むしろ、肌がスベスベで、年齢よりもずっと若く見える方もいらっしゃいました。
「漢方薬は効く人にはすごく効くが、その割合は少ない」
といった話を耳にすることがありますが、植松先生のように、
腕のある方にしっかりと診断してもらい、
長期に渡って自分に適した治療法を検索し継続することで、
改善する割合は大幅に増加し、その真の効果が表れるのだと強く実感しました。
私は製薬会社で新薬の臨床開発に関わりたいと思っています。
しかし今までは、西洋医学の知識しか持っておらず、
「ヒトの体内の物質を変化させる」治療法や薬しか把握していませんでした。
今回東洋医学について学ぶ機会を与えて頂いたことで、
自分の中の治療に対する価値観が大きく広がったように思います。
使う患者さんが納得して使用でき、
かつ負担が最小限に済む薬を将来開発できたら良いと感じました。
2016.3.1
明治薬科大学 薬学部薬学科 イニシャルT.O
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薬学部実習生感想文・5
ウエマツ薬局に実習にきていただいた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。理由:小学校の時にやっていたドラマを見て興味を持ち始め、
大学の生薬学の授業でも実際に学んで興味を持ち始めた。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
薬学部で生薬学と漢方を少しだけ習いましたが、
漢方薬局がどのようなものなのかは
ウエマツ薬局に実習に行くまではわかりませんでした。
実習に2日間行かせていただき、初めに生薬学で習った生薬、
習ったことのない生薬を実際に目にして触れて、
匂いや味がどんななのか体験し、感動しました。
また、実際に先生の横で相談をしているところを見させていただき、
授業では言葉でしか習わなかった四診をどのように行っているのか、
四診によって患者さんの体質の改善を考えて処方を決定していくところ、
薬だけでなく、食事や生活指導でも患者さんの体質改善を
促すところを見させていただき、とても勉強になりました。
2日間でしたが、たくさん勉強になりました!
ありがとうございました。
城西大学 薬学部 薬学科 イニシャルT.E
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薬学部実習生感想文・4
ウエマツ薬局に実習にきていただいた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。理由:母が時々服用していて、とても効くと話を聞いていたため。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回、2日間実習をしてみて、
東洋医学と西洋医学ではこんなにも違うのかと驚きました。
学校の授業で簡単には東洋医学には触れていたものの、
実際の漢方相談を見学してみると思っていたものと違いました。
特に印象に残ったこととして、ひとりひとりと話しをし、
症状で薬を決めつけず、その人に合った漢方薬を出しているということがありました。
症状を一時的に治すではなく、根本から症状をなくしていくという方針は、
患者にとっても、希望の持てることであると思います。
重い症状のアトピー性皮膚炎だった方も症状がやわらぎ、
明るく話をしてくれたのは自分にとっても、うれしいことでした。
将来は、最初は病院でいろいろな薬の勉強をしようと思いますが、
その後の選択肢として漢方に携わることも視野に入れていきたい
と思いました。
2日間でしたが、非常に良い経験ができました。ありがとうございました。
2016年2月2日 星薬科大学 薬学部薬学科 イニシャル:T.O