多汗症 埼玉県川越市の漢方薬局 | 漢方でアトピー改善!「ウエマツ薬局」

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  • 多汗症の対策4 ストレス

    2020年1月11日 , ,

    「肝(かん)」(肝臓)はストレスを発散させ、

    体内の「気」(エネルギー)の巡りをスムーズに保っています。

    ところが、過剰なストレスを受けるとこの機能が低下し、

    気の巡りが滞りがちになります。

    すると、気のエネルギーが停滞して、体内に熱が発生します。

    また、ストレスは胃腸の不調にもつながるため、

    水分代謝が悪くなり、「湿」(余分な水分や汚れ)も溜まりがちに。

    その結果、体内に過剰な熱と水分が溜まり、汗をかきやすくなってしまうのです。

     

    このタイプは緊張やストレスで汗をかきやすいので、

    なるべく気持ちを穏やかに保つよう心がけましょう。

    また、肝と胃腸を健やかに保ち、体内の熱と湿をすっきり取り除きましょう。

     

    *気になる症状

    緊張やストレスによる発汗、憂うつ、焦燥感、動悸、不眠、緊張しやすい、

    口の苦み、口の粘つき、口臭、舌がやや赤い、舌苔が黄色くベタつく

     

    4回にわたり、多汗症についてお伝えしました。

    最後に多汗症の食養生をお伝えします。

    養生は、ストレス発散し、リラックスすること、

    十分な睡眠、適度な運動もおすすめです。

     

    《多汗症の食養生》

    体質を問わず、汗が多い時にとりたい食材

     

    *潤いと気を養う

    小麦・もち米・麩・大豆・黒豆・山芋・なつめ・枸杞の実・桑の実 など

    枸杞の実⇒オンラインショップ

     

    *汗を収れんする

    梅・レモン・銀杏・蓮の実・五味子・酸棗仁 など

     

    *熱を冷まし利水する

    すいか・きゅうり・苦瓜・れんこん・とうもろこし・緑茶 など

    体内の過剰な水分は汗の原因になります。

    適量の水分補給、利水作用のある食材で

    尿をしっかり出すようにしましょう。

     

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  • 多汗症の対策3 潤い不足

    2020年1月10日 , ,

    中医学の考えでは、体内の潤いは「陰」、熱は「陽」にあたります。

    そのため、体の潤いが不足すると陰陽のバランスが崩れ、

    熱が旺盛な状態に。

    その結果、体内に余分な熱がこもり、

    汗をかきやすくなってしまうのです。

     

    このタイプは「盗汗」(夜間に出る寝汗)が多く、

    ベタベタの汗が特徴。

    上半身のほてりやのぼせ、手のひらや足の裏の熱感などの

    症状があり、更年期の多汗にもこのタイプが多くみられます。

    改善するためには、不足しがちな潤い(血や津液)を補い、

    体の熱を冷ますこと。体内の陰陽バランスを整え、

    汗やほてりの症状を緩和しましょう。

    *気になる症状

    盗汗(ベタベタ汗)、微熱、手のひらや足の裏の熱感、

    口や喉の渇き、便の乾燥、舌が紅く舌苔が少ない

     

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  • 多汗症の対策2 気の不足

    2020年1月9日 ,

    体内の水分が体表から漏れ出さないよう

    発汗を調節する働きが人間にはありますが、

    こうした作用が低下すると、汗の量をうまく調節できず、

    必要以上にダラダラと汗をかいてしまうのです。

    このタイプの汗は「自汗」(気温に関わらず日中しきりに出る汗)で、

    サラサラしていることが特徴です。

     

    汗をかくと体内の「気」も一緒に消耗してしまうため、

    長引くと症状が重くなってしまうことも。

    気になる症状がある人は、早めの対処で

    不足しがちな気を補うよう心がけましょう。

     

    *主な症状

    自汗(サラサラ汗)、動いていないのに汗が出る、

    かぜを引きやすい、疲労感、顔色が白い、舌の色が淡い

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  • 多汗症の対策1

    緊張すると手汗がひどい、暑くないのに、

    ダラダラと汗をかいてしまう、「多汗症」。

    ただの汗っかきと思われることも多いですが、

    日常生活に支障がでてしまったり、

    精神的な負担につながったりすることも少なくありません。

    汗が多いと感じている人は、自分の体質を見直して改善しましょう。

    「多汗症」は、体温調節に必要な量以上に、

    発汗が多くなってしまう症状のことです。

    基本的な要因は自律神経の失調ですが、

    その原因はストレス、ホルモンバランスの乱れ、

    遺伝などさまざまで、原因が不明なことも少なくありません。

    また、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)、

    更年期症候群、結核などの病気が原因で発症するケースもあります。

    もっとも多く見られるのは、

    気温に関わらず日中しきりに出る汗と、夜間に出る寝汗。

    こうした症状は、

    汗をコントロールする働きが弱くなる肺気不足

    潤い不足で体内に熱がこもる“ 陰虚火旺(いんきょかおう)”、

    過剰なストレスで湿(余分な水分や汚れ)や熱が発生する“肝鬱脾虚(かんうつひきょ)”

    といった不調が要因で起こると考えます。

     

    *汗の基礎知識*

    中医学には「汗血同源(かんけつどうげん)」という言葉があります。

    これは、汗も「血」も体内の水分や潤いが源になっているということです。

    そのため、出産や生理で出血が多い時は汗が少なくなり、

    汗が出過ぎると血不足につながります。

    また、気・血・水は体内を一緒に巡っているため、

    多量の汗で水分を消耗すると、

    潤い不足によるドロドロ血や気の不足を招くこともあります。

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