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湿気でだるい方に簡単料理「もやしの梅だれ」
暑い日差しが出てきました。
梅雨時から体に湿気が溜まってだるい、という方も多いですよね。
そんな時は利尿作用のあるもの、香りの良いもので、
余分な水分を取り除きましょう。
以前掲載した、ブログ「梅雨時の不調対策1・外湿」の食養生にも
しそ、もやし、などの食材が掲載されています。⇒「梅雨時の不調対策1・外湿」
そこで、しそともやしを使った、「もやしの梅だれ」をご紹介します。
さっぱりして、ほんのり甘みがある梅だれが、食欲のなくなる夏にもピッタリです。
ぜひ作ってみて下さいね♪
【材料】
もやし・・・1袋(200g) 梅干し・・・1個 青じそ・・・3枚
A (酒・大さじ1 みりん・はちみつ・しょうゆ・各小さじ1)
【作り方】
1、もやしは熱湯で30秒ほどゆで、水気をきり、器に盛る。
2、梅干しは種を除き、細かくたたく。
3、耐熱容器にAを混ぜ、ラップなしで電子レンジ(500w)で10秒加熱し、2の梅干しを加えて混ぜる。
4、1の上に3をかけ、千切りにした青じそをのせる。
【効果】
もやし:肌の赤み・身体の熱感をとる。解毒作用もある。
しそ :風邪に良い。解毒作用がある。独特の香りはストレスにも良い。
梅 :疲労回復・老化防止作用。
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栄養たっぷりの五色のお野菜
ウエマツ薬局のSNSに度々登場している「すべりひゆ」ですが、
中国では、その効能は古くから知られ、食材や生薬としても重宝されてきました。
すべりひゆは、葉が緑、花が黄、茎が赤、根が白、種子が黒
と五つの色を持つことから「五行草(ごぎょうそう)」とも呼ばれています。
あ、家の庭にも生えているわ♪
と思った方もいらっしゃるかもしれませんね(^▽^)/
主な効能は
抗菌、解毒、利尿などの作用。食中毒などの胃腸不調や
皮膚トラブルにも身近な民間療法として使われてきたそうです。
食材が豊富になった今では、中国でも日常的に食べることは少なくなったそうですが、
夏になると、中国のスーパーの売り場に、新鮮な五行草が並ぶことも少なくないそうです。
ほんのり感じる酸味と粘りがアクセントになる五行草、茹でて、お浸しにしたり、
炒め物にしたりして、栄養たっぷりの五行草を楽しんでみてはいかがでしょう?
*過去のスベリヒユ、五行草の記事⇒
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空に向かって育つ梅雨時におすすめの食材
空豆は、空に向かってサヤが付くことから
「空豆」と名付けられたそうです。
湿気の多い梅雨の時季にピッタリで旬のそら豆、
あなたはもう、召し上がりましたか?
そら豆は、カリウムが多く、利尿作用があり、むくみや腎臓病に良く、
ビタミン、ミネラルも豊富です。
特に皮の部分に薬効があるそうです。
食べ方はサヤから出して塩ゆでするのが一般的で、
硬く、渋い皮を除きますが、
中国の人は捨てるのは「もったいない」と思うそうです。
そして、皮を刻んでスープに入れたり、水と黒砂糖で半量まで煮つめ、
こしたものを少しずつ飲んだりして、利用しているそうです。
魚焼きグリルなどで焼くのも美味しいですよ♪
空豆の黒焼き
空豆 1袋(12本くらい) 塩 適量
【作り方・ポイント】
1
空豆のさやの筋のところに軽く切り目を入れる。さやの両端を1cmくらい切り落とす。
2
魚焼き用のコンロに並べて、片面4〜7分くらい黒くなるまで焼き、
ひっくり返して反対側も同様に焼く。
オーブントースターなら片面8〜12分くらいずつ焼く。
3
取り出してさや、薄皮をむいて、塩をかけて食べる。
アツアツが美味しい。
【効 能】
空豆 :余分な水分(湿邪)を排出。むくみ、二日酔いに。
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生姜焼きは生姜焼きでも・・。
スタッフの堤です。
献立に悩み、家族に「何食べたい?」
と聞いたところ、「生姜焼き」との答え。
生姜焼きか・・・ん~どうしようか、保留・・・却下?
なんて思いながらも、とりあえず頭の隅っこに置いて。
なすがあるのよね・・とレシピを検索すると、
「なすの生姜焼き」がありました。
これに決定!
しょうがとねぎの香りが食欲を増進!
「いやいや・・生姜焼きって言ったら
豚肉の生姜焼きでしょ?」
って言われそうだけど(o´艸`)
《なすのとろとろ生姜焼き》
材料 3人前
なす3本 片栗粉大さじ2
サラダ油大さじ2 細ねぎ(刻み)適量
☆しょうが焼きのたれ
おろししょうが大さじ1/2 酒大さじ2
しょうゆ大さじ2 砂糖大さじ1/2 みりん小さじ2
作り方
1. なすはヘタを切り落として1.5cm幅の斜め切りにする。
水に5分ほどさらしてキッチンペーパーで水気をふきとり、片栗粉をまぶす。
2.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、
なすを入れて両面こんがりとするまで焼き、取り出す。
3. フライパンに☆を入れて中火で熱し、混ぜ合わせる。
4. ③のたれが煮立ったらなすを戻し入れてさっと煮からめる。
器に盛り、細ねぎをかける。
*食材の効能*
なす
肌の赤み・身体の熱感をとる。利尿作用があり、腫れや湿疹によい。
しょうが
風邪や咳に良い。胃腸を温め、働きを整え、嘔吐や下痢に良い。
ねぎ
血行促進、疲労回復、殺菌効果。解毒作用。風邪や冷えに良い。
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食べる人を思って作る料理
お料理を作る時って食べてくれる人の事を考えて作っているのですね。
苦手なものはどうしたら食べてくれるだろうか?
今の体調に少しでも良いもの、
食べやすいように、といろいろ考えている、
まさに愛情の時間ではないかしら?
今朝は納豆にモロヘイヤを茹でて刻んで、味付けにキムチを少し入れてみました。
最近むせやすい夫のために、ねばねば料理にしました。
梅雨時でさっぱりしないので、香りの良いシソと生姜のみじん切りも加えてみました。
もう一品は、雨が続くのでむくみを取り、利尿作用のあるきゅうりもみに
生姜の千切りを入れました。
野菜だけよりも動物性のものが入ると旨味が湧いて食欲も出るので、
しらすをちらしてみましたが、緑に白が入って美味しそうになりました。
朝食欲のない時です。
夫は完食してくれました。
料理を作る人って食べてるくれる人のことだけを考えているのですね。
きっとレストランでもコックさん達はそんな思いで作っていらっしゃるのでしょう。
早くコロナウイルスがすっきりするといいですね。