-
漢方でよくなる膀胱炎
寒い季節や梅雨時は膀胱炎が起きやすいです。
女性は尿道が男性よりも短く、尿道口に膣や肛門が近いので細菌が入りやすく発症しやすいようです。
1:敵が強いとき・・・・尿道から大腸菌が侵入したとき
2:免疫力が弱ったとき・・・冷え、疲れ、生理中など
急性期の膀胱炎は抗生物質でも早く治りますが、慢性でよく繰り返す人で、
細菌の検査をしてもいなく、現代医学では治す薬がありません、と医師に言われてしまう方もいます。
何回も繰り返し、そのたびに抗生物質を飲むと耐性菌ができる恐れがあります。
また抗生物質で腸内細菌叢(細菌の集まり)が乱れ、便秘や下痢を起こすようになります。
放置すると腎盂腎炎などを引き起こし、腎臓は一回痛めると治りにくく、再発しやすいので大変です。
よく「清潔にしなさい」と言われますが、現代人は清潔し過ぎるくらいです。
むしろ免疫力が低下して、敵に負けてしまって発病するのです。
免疫力を高めるのは養生と漢方薬です。
次回はタイプ別に分けてお伝えいたします。
1:急性の「湿気」と「熱」のタイプ
2:ストレスのたまった「気滞」タイプ
3:虚弱体質の「腎虚」タイプ
-
簡単な免疫力アップの方法
「免疫力アップ」という言葉、ここ最近よく目にしますよね。
いろいろな方法がありますが、何か気にかけていることはありますか?
・納豆菌でNK細胞の活性化
・シャワーだけでなく、湯船につかる
・軽い運動
・朝晩、規則正しい生活リズム
など。
菌活という言葉もありますが、乳酸菌、納豆菌の他に、きのこで菌活などもいいですね。
ちなみに、きのこのなかでも、しいたけ特有のレンチナンというβ-グルカンは、
NK細胞を活性化して免疫機能を強くする働きが明らかになっています。
きのこ類は、皮膚や粘膜を守り、精神を安定させるなど、うれしい食材です。
しいたけが苦手な方も、エリンギ、しめじ、舞茸、なども
免疫力アップの効果が期待できますので、毎日の料理にぜひ、取り入れてみて下さいね。
また、笑うだけでも、免疫力がアップされることが多くの研究で証明されています。
作り笑いでも大丈夫、とりあえず、ニッコリ。
これが一番簡単な、免疫力アップ方法かな(^-^)
スタッフ堤
-
簡単料理、かぼちゃの甘煮
スタッフの堤です。
粘膜や皮膚を丈夫にして、免疫力を高める南瓜。
口内炎が出来た時なども意識して南瓜を食べています。
昨日は、肌や腸を潤すゴマをたっぷりかけた、
かぼちゃの甘煮を作りました。
*かぼちゃの甘煮
【材料】
かぼちゃ・・正味700g 白すりゴマ・・適宜
A(水・・1カップ 砂糖・・大さじ4 しょうゆ・・大さじ1/2)
【作り方】
1、かぼちゃは種とわたを取り、小さめの一口大に切る。
2、鍋にAを入れて煮立て、1を入れて落しぶたをし、汁気がほとんどなくなるまで煮含める。
3、最後にすりゴマをたっぷりからめる。
・・(煮豆のように甘く、デザートにもいいです。)
【効能】
かぼちゃ:
粘膜や皮膚を丈夫にして、免疫力を高める。身体を元気にする。
老化予防に良い。食物繊維も豊富で便秘に良い。
ごま :
肌を潤す。腸を潤して、便秘にも良い。
-
スピードおかゆの作り方
胃腸の調子が気になる時、風邪気味の時
お粥は治す力を高めます。
新型肺炎が流行ってる今、免疫力を高めましょう。
ご飯いっぱいに水3杯を加えて、ミキサーで軽く混ぜます。
ご飯粒がまだ 残っているくらいで止めてから、
火にかけトロッとしたら、出しの素を振りかけて出来上がり。
中医営養学講座が、4月から開きます。楽しいですよ。
詳しくはこちら→
中医営養薬膳学講座のご案内