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冬のウイルス対策4(血が足りないタイプ)
《免疫力アップ術・血が足りない人》
「血」は身体に栄養と潤いを与え、
臓器や器官の働きを健やかに保っています。
そのため、血が不足すると、身体の栄養が悪くなり、
体力も消耗しやすい状態になってしまいます。
結果、身体の根本的な力が不足して、免疫力が落ちてしまうのです。
また、血には精神を安定させる作用もあり、
血が不足すると、ストレスを感じやすくなる心配もあります。
免疫力は自律神経の働きと深く関わっていて、
ストレスによる自律神経の乱れが免疫力の低下を招くこともあります。
月経がある女性や更年期の人、ストレスを感じやすい人などは
血不足になりやすいので注意が必要です。
血を養う食材選び、十分な睡眠など、日頃から積極的に血を養うように心がけましょう。
*気になる症状
不安感、不眠、動悸、イライラ、怒りっぽい、頭痛
めまい、胸のもやもや感、脱毛、白髪、冷えのぼせ
舌が痩せて苔が少ない
*食養生
~「血」を養う赤・黒・甘の食材を中心に。
なつめ・黒糖・枸杞の実・人参・竜眼肉
ほうれん草・桑の実・栗・鮭・小麦
黒きくらげ など
※竜眼肉⇒オンラインショップ
※枸杞の実⇒オンラインショップ
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
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物忘れ、子宝におすすめ。
残りものの昼ご飯もいいですが、
たまには自分のために、おいしい昼ご飯を作ってみませんか?
買い置きの好物の牡蠣がありました。
小麦粉をふってフライパンで炒め、
そこに、しめじとネギを加えバターと醤油で味付けします。
牡蠣はミネラルの亜鉛が抜群に多い食品です。
皮膚を丈夫にして、頭によい働きがあります。
眠れない、不安など脳のゴミを取ってくれます。
認知症の予防にもなります。
亜鉛は成人男性1日10ミリグラム、女性が8ミリグラム必要です。
牡蠣五個に7.9ミリグラム亜鉛が入ってます。
毎日五個はなかなか摂れませんね。
特に妊娠の時は、受精卵が胚盤胞になるために、非常に大切です。
牡蠣のエキスを抽出して作った、亜鉛の濃度の高い錠剤があります。
よく眠れる、疲れが取れた、と人気です。
6粒に牡蛎5個分が入っています。
今すぐ飲んでみませんか?
2019.7.15ブログ掲載
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心配事で眠れない。
スタッフの堤です。
先日、夕方に、心配事が勃発。
イライラ・・・不信感、
今後どうなるか不安・・・
心が荒立ち、頭はかっかと沸騰状態。
布団に入っても、なかなか寝付けなくなってしまいました。
朝も、早く目が覚めてしまい、
朝からぐったり、疲れている状態でした。
「不眠の原因」というと、いろいろありますが
今回は、ストレスです。
結局、心配事は、誤解だったとわかり、
ホッとして、次の日には、ぐっすり眠れました。
中医学では、不眠は
「心・肝・脾」と深い関わりがあると考えられています。
不眠症の方、あなたの不眠の原因はなんでしょう?
あなたにあった対処法をきちんと知って、
心とからだをしっかり整えながら“快眠体質”を目指しませんか?
詳しくはこちら→不眠について
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熟睡はなぜ気持ちがいいのでしょう?
熟睡はなぜ気持ちがいいのでしょう?
・・・・それは幸せホルモン、セロトニンが出来るから。
昨日は「ウエマツ薬局漢方講演会“ねむる”」でした。
大雨が上がり良い天気になり、会場いっぱいで楽しい会となりました。
植松は自分の体験談を話させていただきました。
メラトニンと言う物質が脳内にできると、質のよい睡眠が得られます。
そして、そのメラトニンの材料がセロトニンです。
このセロトニンはイライラを抑え、人を幸せな気分にするので「幸せ物質」とも言います。
このセロトニンと言う物質を発見された方と、
たまたまトルコの旅行でご一緒した事があります。
70代くらいの、痩せ形の人のよさそうな男性でした。
彼は若い東大の研究生の時に、実験でラットを眠らせないと、
脳の中はどのようになるか、実験をしていたそうです。
ラットをつついては寝かせないようにしていたのですが、そのうち自分が寝てしまった。
はっと目が覚めたら、ネズミもぐっすり寝ていたそうです。
そして脳の中を解剖したら、このセロトニンと言う物質がいっぱいあった、と言う事です。
セロトニンが出ると、メラトニンを作り、よく眠れます。
ちなみに彼は、70歳くらいでしたが、目がキラキラ輝き、
子供のような純粋な表情をしていました。
彼は「ノーベル賞候補になるはずなんだけどならない。いまだにビンボーだよ。」
とおっしゃっていました。
奥さんがこの話を聞いていて、びっくりして
「今まで夫はこんな話を人に話した事がないのにどうしたのでしょうね。」
とおっしゃっていました。
ではクイズ
メラトニン、セロトニンは何から、どこで作られるのでしょう?
答え:あなたが召し上がった食べ物から、あなたの胃腸から作られます。
そうしたら、よく眠る一番の基本は食べ物と、胃腸、特に腸の調子が大事です。
食べ過ぎると、気持ちが悪くなり、悪夢を見る事があります。
お饅頭のお化けに追い掛けられた夢を見た事はありませんか?
または、お腹が空いて眠れず、夜中に起きて暖かい牛乳を飲んだら、
ほっとして眠れた、という経験がありませんか?
このように胃腸と、とても関係があります。
胃腸が弱いと、クヨクヨしやすく、眠りが浅い人が多いようです。
胃腸が弱くて眠れない方におすすめの漢方もあります。
飲むと元気が出て食欲が増し、眠れるようになります。
心を元気にする食べ物は、ナツメ、蓮の実、ユリ根、人参、などです。
胃腸を元気にする食べ物はジャガイモ、サトイモ、キノコ、スペアリブ、鶏のスープ、
米、雑穀、牛肉、魚類があります。
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ツボ:女性特有の症状が原因のもの・三陰交
10月に入り、秋らしくなってきました。
天気が変わりやすく、朝晩、ぐっと冷える日もあります。
そこで、冷えや不眠など、様々な症状におすすめのツボ
「三陰交(さんいんこう)」を紹介いたします。
脚の内側を通る
「厥陰肝経(けついんかんけい」
「太陰脾経(たいいんひけい)」
「少陰腎経(しょういんじんけい)」
という3つの陰系統の経絡が交わる場所にあることから、
「三陰交」と名づけられました。
血行促進やホルモンバランスを調整するため応用範囲が広く、
なかでも生理不順・生理痛や更年期障害による様々な症状など、
女性特有の不調に優れた効果を発揮します。
腰痛、不眠、冷えなどにもよく、
手足の血行を良くしてリラックス感を高める効果があるので、
寝る前のツボ押しを習慣にするとよいでしょう。
*内くるぶし中心から指幅4本分、ひざ方向に上がったところの、
すねの骨の後ろ側のきわ。
*脚をつかむようにして骨のきわに親指を当て、
骨の内側に指を入れこむようにして押す。
左右同様に行う。