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オジギソウは眠る?
オジギソウは眠るってご存知でしたか?
以前、中国、雲南省の熱帯植物園シーサンパンダへ行った時のことです。
オジギソウの前で男の人が笛を吹いています。
すると笛の音に合わせてオジギソウの葉が閉じるのです。
笛の音が止むと葉が開きます。
おじぎをしているようにも見えますので、オジギソウといいますが、
眠っているようにもみえるので、別名「ネムリ草」ともいいます。
また、ネムノキは夜、葉が閉じて眠ります。漢字で「合歓の木」と書きます。
愛を交わした後、快い眠りが来るからでしょうか?
実は、合歓の皮は漢方生薬で、眠れない人に使う、
れっきとした睡眠薬です。副作用はなく、よいものです。
憂鬱で、食欲がない人、胸苦しい人の不安や不眠に花や皮を長く飲むとよいです。
古代の人は葉が閉じるのを見て、眠りに効くのではないか、
と考えたのだと、思われます。
花の色は日本では優しいピンクですが、中国、台湾などでは黄色もあり、
美しい街路樹になっていました。
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髪のトラブル対処・3 気血(きけつ)不足
中医学では、頭は体内の「陽気」(身体を温めるエネルギー)が
集まる場所とされています。
そのため、慢性的な病気や虚弱体質、出産などで体内の「気」「血」を消耗すると、
頭に集まる陽気が足りなくなり、頭皮の働きも低下してしまうのです。
また、血が不足することで髪にも栄養がうまく届かず、
ハリのない髪になったり、白髪が多くでてきたりします。
過渡なダイエットやストレスも、気血不足を招く原因になります。
栄養をしっかりとって気血を充実させ、身体の元気を保つことを大切にしましょう。
*気になる症状
白髪、若白髪、脱毛、髪が細く弱い、乾燥してツヤがない、疲労感、
息切れ、食欲不振、動悸、不眠、不安、物忘れ、舌の色が淡い
*食養生
足りない気・血を補い、弱った髪に栄養と潤いを。:
なつめ、烏骨鶏、卵、干しぶどう、ほうれん草、にんじん、きくらげ
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疲れ目対策・1 肝血虚
目の使い過ぎで血(けつ)を消耗したり、月経や出産、病気などで
血が必要以上に失われたりすると、肝(かん)に蓄えられる血の量が
不足する状態になってしまいます。これを「肝血虚(かんけっきょ)」と言います。
また、心身の疲労、胃腸障害、過度なダイエットなども血の不足につながります。
血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、
視力の低下、目の疲労、乾燥といった症状が現れます。
目の症状のほかにも、めまい、手足のしびれや冷え、不眠、顔色にツヤがなくなる、
月経の量が少なくなる、髪がパサつく、薄毛、といった症状が見られることがあります。
特に生理時には強く症状を感じることもあります。
肝血虚の方は、まず肝の血を補うことが大切です。
食養生を参考に、目に十分な栄養をとりましょう。
*気になる症状
視力の低下、目の疲労、目の乾燥
*食養生
血を養い、目に栄養を与える食材を取り入れましょう。
ぶどう、レーズン、ブルーベリー、くこの実、なつめ、レバー、
にんじん、ほうれん草、菊花茶など
くこの実⇒オンラインショップ
あなたに合ったお薬をお出しします。
今すぐ、ご相談をお電話かメールでご予約下さい。
漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
参考:漢方の知恵袋
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男性更年期3 元気がなくなる、気血不足
*気になる症状
疲れやすい、無気力、集中力の低下、めまい、動悸、
不安や不眠、食欲不振、舌の色が薄い
「気」(体内のエネルギー)や「血(けつ)」は
健康の基本となる大切な要素ですが、胃腸の働きが弱くなると、
この気血を十分に作ることができなくなってしまいます。
体内の気血が不足すると、内臓の働きが悪くなり、
疲れやすい、食欲不振、動悸、不眠といったさまざまな症状が現れるように。
胃腸の不調は、不規則な食生活や睡眠不足、
胃腸の疾患などが原因となります。
胃腸に負担をかけない生活で、気血を十分に養うよう心がけましょう。
*食養生~気・血を養い、身体に潤いを与えるもの~
百合根、小麦、金針菜(きんしんさい)、蓮の実、
ナツメ、烏骨鶏、卵、鮭、鰻、もち米
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多汗症の対策4 ストレス
「肝(かん)」(肝臓)はストレスを発散させ、
体内の「気」(エネルギー)の巡りをスムーズに保っています。
ところが、過剰なストレスを受けるとこの機能が低下し、
気の巡りが滞りがちになります。
すると、気のエネルギーが停滞して、体内に熱が発生します。
また、ストレスは胃腸の不調にもつながるため、
水分代謝が悪くなり、「湿」(余分な水分や汚れ)も溜まりがちに。
その結果、体内に過剰な熱と水分が溜まり、汗をかきやすくなってしまうのです。
このタイプは緊張やストレスで汗をかきやすいので、
なるべく気持ちを穏やかに保つよう心がけましょう。
また、肝と胃腸を健やかに保ち、体内の熱と湿をすっきり取り除きましょう。
*気になる症状
緊張やストレスによる発汗、憂うつ、焦燥感、動悸、不眠、緊張しやすい、
口の苦み、口の粘つき、口臭、舌がやや赤い、舌苔が黄色くベタつく
4回にわたり、多汗症についてお伝えしました。
最後に多汗症の食養生をお伝えします。
養生は、ストレス発散し、リラックスすること、
十分な睡眠、適度な運動もおすすめです。
《多汗症の食養生》
体質を問わず、汗が多い時にとりたい食材
*潤いと気を養う
小麦・もち米・麩・大豆・黒豆・山芋・なつめ・枸杞の実・桑の実 など
枸杞の実⇒オンラインショップ
*汗を収れんする
梅・レモン・銀杏・蓮の実・五味子・酸棗仁 など
*熱を冷まし利水する
すいか・きゅうり・苦瓜・れんこん・とうもろこし・緑茶 など
体内の過剰な水分は汗の原因になります。
適量の水分補給、利水作用のある食材で
尿をしっかり出すようにしましょう。
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