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くよくよ、不安などの原因と治し方、おすすめ食材
不安やうつなどの心の病気で精神科の薬を飲むのは心配なあなたへ。
漢方は、その原因が気血の流れと五臓の関係を見て治していきます。
胃が弱いと食べ物が消化されず、血になりません「血虚(けっきょ)」。
すると脳の血流が弱くなります。
「気」のエネルギーを作る血が少ないので、元気不足「気虚(ききょ)」となり、くよくよするようになるのです。
「気虚」と「血虚」の治し方は胃腸を丈夫にすることです。
食後に胃がもたれたら、あなたにとって食べ過ぎです。腹7分目。
もう少し食べたいなあというところでやめていくと栄養が十分吸収されます。
食べる分量が丁度良ければ、便はバナナのような形になるはずです。
食べ過ぎは臭い便になります。
毎日胃の調子がよく、快便になったら、いつのまにかあまりくよくよしなくなったと感じるでしょう。
「気虚」によい食べ物は、山芋・里芋・ジャガイモ・などのイモ類。
豆乳・大豆・納豆・空などの豆類。えのきだけなどのキノコ類。
「血虚」によい食べ物は黒豆・枝豆・きくらげ・金針菜・人参・桑の実などです。
また、漢方薬もございますので、気になる方はご相談下さいね。
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オジギソウは眠る?
オジギソウは眠るってご存知でしたか?
以前、中国、雲南省の熱帯植物園シーサンパンダへ行った時のことです。
オジギソウの前で男の人が笛を吹いています。
すると笛の音に合わせてオジギソウの葉が閉じるのです。
笛の音が止むと葉が開きます。
おじぎをしているようにも見えますので、オジギソウといいますが、
眠っているようにもみえるので、別名「ネムリ草」ともいいます。
また、ネムノキは夜、葉が閉じて眠ります。漢字で「合歓の木」と書きます。
愛を交わした後、快い眠りが来るからでしょうか?
実は、合歓の皮は漢方生薬で、眠れない人に使う、
れっきとした睡眠薬です。副作用はなく、よいものです。
憂鬱で、食欲がない人、胸苦しい人の不安や不眠に花や皮を長く飲むとよいです。
古代の人は葉が閉じるのを見て、眠りに効くのではないか、
と考えたのだと、思われます。
花の色は日本では優しいピンクですが、中国、台湾などでは黄色もあり、
美しい街路樹になっていました。
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簡単野菜料理。チンゲンサイと卵の炒め物
朝食も野菜は1皿欲しいものです。
私がよく作る、青梗菜と卵の炒め物です。
青梗菜は血行をよくし、
イライラを取り不安を取る働きもあるので、
たくさん摂りたいですね。
鶏卵は肌を潤し、精神不安や眠れない、夢が多い人にいいです。
毎日必ず摂りたいタンパク質ですね。
《材料》
青梗菜(ちんげんさい):2束 卵:4個
サラダオイル大さじ2 生姜:適量
A(オイスターソース:小さじ1 塩・胡椒:適量)
《作り方》
1・青梗菜は縦に4つに切り芯を除き、一口大に切る。
卵をかき混ぜて、塩こしょうする。
2・フライパンにサラダオイル大さじ1を入れて熱くした中に
卵を入れて、大きくかき混ぜて半熟で火を止めてお皿に取り出す。
3・②のフライパンに、サラダオイル大さじ1を入れて
生姜千切り少量を入れた中に、青梗菜を入れる。
Aを入れ火が通ったらすぐ止め、
取り出しておいた卵を入れてざっくり混ぜ出来上がり。