-
薬膳ドライフルーツ、枸杞の実の魅力にはまって・2
*内容
①枸杞の実について
②枸杞の実の食べ方
③枸杞30年研究してきた方のキラキラ輝く目
④枸杞の力
⑤枸杞のダイエット効果
⑥宮廷献上品 枸杞の実のおいしさ
・・・・
①枸杞(くこ)の実について
漢方の上品の中でも枸杞の実は男性、女性の精を高め肝臓の働き、目の疲れにもよく、優しい甘みは毎日食べ続けられます。
私が毎日3年間摂って飽きずにおいしく、しかも目の疲れが全く出なく、視力も上がったのが枸杞です。(個人の感想です)
②朝夕食事の後、湯呑に入れてお茶と一緒に小さじ2杯入れて食べています。
枸杞は干しブドウに似て歯にくっつきやすいですが、飲み物に入れると食べやすいです。
3年ほど前、上海の網膜の研究所を訪れたことがあります。
そこの所長さんは30年間枸杞を研究してこられている、ということでした。
夜の食事会の時隣に座られた所長さんは70代くらいでも若々しく目がキラキラ輝いて肌もつややかでした。
そこで思わず「健康法は何ですか?」とお聞きしましたら
「毎朝のウォーキングと枸杞の実を毎食大匙一杯湯呑に入れてお茶と一緒に摂ることです」とおっしゃったのです。
それ以来私は、大匙一杯は摂れないので、小さじ2杯にして欠かさず毎日摂っています。
④枸杞は潤す力があり、老化による足腰の弱り、ホルモン力の弱りの腎虚に効果があります。
疲れ目、目の乾燥、赤ちゃんが欲しい人の卵を潤し、元気にする力もあります。
薬膳として効き目を求めるのには、まめに摂る必要があります。
デザートのトッピングもいいですが、毎日湯呑に入れてとるのは気軽で長続きしやすいです。
しかも副効果もあるのです。
⑤食後甘いものがほしくなりませんか?
枸杞の実は甘いので、脳が満足して不思議なことに甘いものが欲しくなくなるのです。
甘くてもカロリーが少なく、太りません。体に摂るものは品質が良いものの方がよいでしょう。
⑥そこの研究所で購入したものは500g1万円くらいでした。日本でも上質のものを探して下さい。
最近日本でも朝廷献上品の果物という意味の貢果枸杞(こうかくこ)という枸杞の実が出てきました。
柔らかくて甘く、いつまでもつまんでいたいおいしさです。といっても食べ過ぎないで下さいね。
枸杞は潤す力が大きいので下痢便の人は便が緩くなることがあります。
1日適正量は中薬学では3g~9gとあります。小さじ2,3杯です。
-
ツボ:全身のだるさとデトックス・天枢(てんすう)
だるさが一晩寝ても疲れがとれない、何日も続くなんて時は要注意。
自律神経系やホルモンバランスが乱れ、
体力が消耗しているかもしれません。
そんな時におすすめのツボ、天枢を押すと
腸の働きを整え、気を活発になり、
心身ともに活力がわいてきます♪
また、体内の毒素(老廃物や有害物質)を抜く、
デトックス効果も期待できます。
毒素の原因は、たばこの煙、排気、ストレスなどいろいろありますが、
毒素は、美容や健康の大敵
定期的に排出しましょう。
天枢を押すと、
新陳代謝が活発になるため、ダイエットや美肌、健康維持
におすすめです。
*おへそに人差し指を当て、指幅3本そろえて、
薬指が当たっている所が天枢です。
*中指の腹をツボに当て、体の中心に向かって優しく押す。
左右同時に行う。