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アトピー・食物アレルギー・花粉症・ぜんそくなどを生まれる前に予防。
妊娠中に予防接種を受けることで、
赤ちゃんがアレルギー体質にならない仕組みが見つかり、26日に発表されました。
アレルギー体質になるかならないかは、妊娠3ヶ月までに決まります。
アレルギーの患者さんは、
両親のどちらかが花粉症の場合に、多く発症するように思います。
体質は、先天的と後天的に分けられます。
今度発表された、
「妊娠3ヶ月までにアレルギー体質が決まる」という点は、先天的な要素です。
後天的とは、その後の食事や生活養生で左右されます。
アレルギーは遺伝的要素(先天的)もありますが、
後天的な要素を改善することによって、発症しないか、改善できますよ
「妊娠3ヶ月で決まる」ので妊娠前から和食にして、
牛乳、ヨーグルト、卵、ケーキなど乳製品、辛い物、コーヒー、
脂濃い物を夫婦とも避けましょう。
アレルギー体質の赤ちゃんを生まないためには、
体が熱くなること・・いらいら、遅い就眠、便秘、辛い物、コーヒーは避けましょう。
特に男性は体が熱くなると、精子はお風呂の中で泳いでいるようなもので、
元気がなくなり、赤ちゃんができにくくなります。
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アトピーが治っても漢方を続ける
治っても漢方薬を飲み続けてきれいな赤ちゃんに恵まれる
「どうせ何をやっても治らないよ」と言いながらお姉さんに引きずられるように20歳の男性が店に入ってきました。
今までいろいろな方法をやってみたがアトピーは良くならない、漢方も飲みたくない、ということでした。
しかし彼のお姉さんもアトピーがひどく、一年中腕に包帯をまいていたのが当薬局で漢方薬を飲んでよくなり、無事結婚式をすまされたので弟を引っ張ってきたのでした。
全身かき傷だらけで赤黒く斑点になっているので、かゆみを取り血行をよくし、
炎症をとる成分が入った漢方エキスを飲んでもらいました。
しだいに赤みは取れ皮膚がきれいになり、2、3年飲んでいるうちすっかりきれいになりました。
ステロイド軟膏は当初使っていましたが使わなくてもよくなりました。
若い彼があるとき私に
「もし結婚して子供が生まれたらこんなに辛い思いを子供にさせたくない、どうしたらいいだろうか」
と言われました。
私は「アトピーが遺伝するかどうかはわかっていないが、なるべく皮膚を良い状態に保つことが大事だ」
というようなことを言いました。
すっかり肌は良くなっていたのですが彼は何か心に響くものがあったのでしょう。
ずっと漢方薬をきちんと飲みつづけ結婚しました。
あるとき「先生、ほら、こんなにきれいな子供が生まれました!」と真っ白なきれいな肌の赤ちゃんを
抱いてうれしそうに見せに来てくれました。
彼が27歳のときでした。漢方薬を飲んで7年目のことでした。
その後も漢方薬を飲んで、また2年後二人目のきれいな赤ちゃんを見せに来ました。
その後はたまに指がかゆい、と漢方薬を買いに来ることがありましたが、
飲むと2、3週間ですぐ治ってしまい最近は見えなくなりました。
まとめ:
かれこれ10年近く飲んだわけですが難病といわれるアトピーも漢方薬を飲みつづければ
完治に近くなることも出来る症例です。
アレルギー体質は遺伝しやすく、しかも現代の環境とも相まって高い確率で発症しています。
漢方薬を飲みつづければ必ず遺伝しない、とは言いきれません。
しかしこの例のように少なくとも親の体を良い状態にたもっておく、ということは大事ではないでしょうか。
どくだみ(ジュウヤク、十薬)