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アトピーが改善したお客様の結婚の報告
先日、うれしいことがありました。
アトピーで15年間漢方ウエマツ薬局に通ってきていたAさんから結婚のご報告を受けたのです。
18歳からアトピーで漢方を求めて来店されていました。
炎症がひどく、ステロイドの飲み薬も飲んでいましたが良くならず、信頼のおける近くの皮膚科を紹介し免疫抑制剤を飲み始めました。
アトピーの炎症は落ち着きましたが皮膚は薬のせいで薄く透き通るようになり、内出血も多く出るようになりました。
漢方薬を飲んで体の中から丈夫になりましょう、と励ましてきました。
スキンケアや食事指導・受付のスタッフなど全員が自分の娘のように大事に思って接してきました。
そして15年。アトピーはもちろん薄かった皮膚も丈夫に健康そうになり、結婚の報告となりました。
お客様が途切れた頃を見計らい、スタッフ全員が自然に集まって「おめでとうございます!!」とお祝いの言葉をかけました。
私にとってなによりうれしい日となりました。
悩んでいるあなたにもきっと幸せな日がきますよ。
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2023年全国実力薬局100選、3部門受賞
2023年全国実力薬局100選に3部門の受賞が決定いたしました。
不妊・子宝部門
アトピー部門
漢方・相談部門
この3つの部門です。
実力100選とは、全国5万5千軒以上の薬局の中から
高い実績をあげている薬局が選ばれるものです。
ウエマツ薬局を信頼してきて下さるお客さまのおかげです。
お礼申し上げます。
不妊・子宝:https://funin100.com/uematsu/
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アトピー性皮膚炎と中医学で考える五臓の関係
中医学では内臓を機能的に五臓六腑に分けて考えます。
五臓は、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」で、それらがお互いに関連して
身体が維持されていると考えます。
中医学では人は小さな宇宙で、臓器、器官は繋がりあって生命を営むと考え、
身体全体をみて治療します。
便秘になるとニキビができたりします。
体に熱がこもると皮膚も赤くなる。
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熱がこもると腸は乾燥し、便は固くなり、便秘になる。
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便秘になると腸内に毒素が増える。
腸には免疫細胞の約70%がいると言われ、
便秘になると免疫力が落ちる。
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アトピーも悪化し、皮膚も赤くなる。
このような時にこもった熱をとる漢方薬を飲むと
皮膚の赤みも薄くなり、便秘も治り、皮膚のつやもよくなります。
漢方的な視点で患者さんを木に例えると、
木の幹は栄養の通り道で「肝」と関係します。まず、血流をきれいにすることが大切。
木の葉まで、水分が届かないと葉が枯れてしまうように、
血が汚れると隅々の細胞まで酸素が行き渡らず、新陳代謝が低下します。
そして、木を丈夫にするために必要なのは強い根です。
根は土から栄養を吸収するので五臓でいえば「脾=胃腸」です。
根を養うのは土で、良質の土が元気な木を育てます。
人間も同じで良い食べ物をとれば、丈夫な身体を作ることができます。
丈夫な皮膚作りには「脾」に入る食べ物が一番のポイントです。
「医食同源」「薬食同源」という言葉がありますが、病気を治すのも食事を
するのも生命を養い健康を保つためのもので、その本質は同じです。
バランスのよい食事を適量摂ることが、丈夫な皮膚作りには大切です。
体に良い食べ物、例えば日本に昔からある和食、特に野菜を毎食しっかり摂るといいですよ。