しみ 埼玉県川越市の漢方薬局 | 漢方でアトピー改善!「ウエマツ薬局」

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アトピー・不妊治療のウエマツ薬局
  • 更年期からのシミ、しわ対策

    2024年10月16日 ,

    更年期ごろになると小じわと同時に深いしわが出てきます

    表情が豊かな原因もありますが、体が乾燥してきたことも影響があります。

    舌を見ると少し乾いている人がいます。

    赤ちゃんの舌はよだれもありますが、たっぷり唾液で濡れています。

    体内の水分は、成人男性で約60%、赤ちゃんで80%、高齢者で50%と言われています。

    赤ちゃんの肌はもち肌と形容されるように、もちもちで弾力があります。

    しかし高齢者の肌は乾燥してつやがありません。

    皺ができるということは皮膚の水分が少なく陥没するからです。

     

    アトピーで乾燥肌の人には目の下の皺があり、老けて見えます。

    食事や漢方でアトピーが改善して乾燥が減り、潤ってくると目の下の皺も薄くなり、

    消えていき若々しくきれいになります。

    やはり皺の多い少ないは体内の水分量の違いによることもいなめません。

    しかし個人差があります。

    それは体質と食事、睡眠、運動が大いに関係しています。

    私が40年間主に皮膚を中心にした漢方相談をしてきて感じることです。

    年齢によるものは仕方がありませんが、食事や睡眠できれいになるのなら今からでも遅くありませんよ。

     

  • アミロイド苔癬が漢方できれいに

    アトピーや皮膚炎のある方で、手や足に黒くて硬いブツブツができて、

    お医者さんに「アミロイド苔癬」と言われたことはありませんか?

     

    アミロイドとは、ナイロンに似た繊維状の異常蛋白質のことで、アミロイド苔癬はそのアミロイドが手足や背中などに数mm程度の丘疹(ぶつぶつ)となって出来、かゆみがありザラザラしています。

    原因は、掻き壊しなどの刺激が継続して起きたタンパク質変性による皮膚の変形です。

    搔きむしることによって増え、主に手の届く範囲に多くできます。

     

    実は、治療方法はこれこそ、漢方のお得意とするところなのです。

     

    西洋医学では強力なステロイド軟こうか高額なデュピクセント注射が使われるそうです。

    しかし、色素沈着は消えないそうです。また医師に一生治らない、と言われた患者さんもいます。

    写真上:2019年4月1日

     

    写真下:2020年3月3日

    漢方ではこの黒い点は「瘀血(おけつ)」と言います。

     

    瘀血とは血の流れが悪くなり滞っている状態です。

    血の流れが悪くなる原因は体質と食事、寝るのが遅いことが大きく影響します。

     

    アミロイド苔癬は主にアトピーや皮膚病の人が発症しやく、この人たちの体質は主に

    「乾燥体質」や皮膚が赤く熱を持っている「血熱(けつねつ)体質」です。

     

    長い間その状態が続くと、血は濃くなってドロドロしてきます。

    そこを掻きむしるのでタンパク質が固くなるのではないか、と思われます。

     

    瘀血を改善するのには食事と睡眠時間、漢方薬でできます。

     

    漢方薬は瘀血をとり、かゆみをとる処方が有効です。

    ただし症状はひどいので大量の生薬の入った煎じ薬なら効果が出ます。

    漢方の効き目は分量に比例します。中国ではこのような症状の人には1日100gくらい使います。

    日本ではそれほど多くは使いませんが、はじめはたくさん使ったほうが早く改善されます。

    よくなったら減らしていけば最終的には無理のない金額で出来ます。

     

    さらに、うれしい副効果があります。

    瘀血をとる漢方薬は飲むことで全身に効きますので、

    生理痛、子宮内膜症、冷え、シミ、頭痛、肩こりなどの瘀血による症状もよくなって喜ばれます。

     

     舌の裏の静脈、舌下静脈も瘀血のある人は膨れてこぶのようなものが見えますが、次第に細くなっていきます。

    通常は舌の半分くらいしか長さはなく細いです。

    瘀血がとれるとアミロイド苔癬も消え、さらにお顔や全身の肌がきれいにあか抜けていくことが漢方ならではの素晴らしい効果です。

    (写真:瘀血の人の舌下静脈)

    早く改善するのには、まず掻かない工夫をしましょう。

     

    かゆみはひどいときは難しいですが、夜は綿の包帯を全体に巻いて寝ると少しは良いです。

    かゆみ止めを飲むのも良いです。ウエマツ薬局自家製剤GT軟膏もかゆみに良いです。

    また同じくウエマツ薬局自家製剤紫雲膏も瘀血によい紫根と当帰が配合されているので良いです。

    写真:紫雲膏(しうんこう)

     

    夜11時に寝ていると、その時間は肝胆が働いて解毒をしてくれます。

     

    そして「陰」と言って体に潤いを保ってくれる時間でもあります。

    「寝るのも仕事」と朝からその時間に眠れるよう、一日のスケジュールを調節しておくと良いです。

    仕事などで無理な方は眠れる時間に少しずつでも眠ると良いです。

    食事は辛い物、揚げ物、お酒、たばこはやめましょう。

    中国の皮膚科の名医はただ一言「美味しいものは全部だめ」とおっしゃいます。

     

    何故でしょう?

    おいしいものはカロリー(熱量)が多く、砂糖、油、添加物でおいしくしてあるからです。

    やはり素朴な野菜、豆腐類、米類を中心に、食べすぎないよう気を付けていくと治りを早くします。

    漢方3割養生7割と言います。

     

    あなたに合った漢方薬を飲むためには直接漢方専門家に見てもらうことが大事です。

    皮膚と舌をよく見てあなたに合った漢方薬を選ぶことができますから。

     

  • 受験生の夕食。

    2019年2月4日 , ,

    受験生が我が家に来ています。

    今日は受験で「気」と「血」を消耗しているでしょう。

     

    暖かく、野菜たっぷりの汁物、元気をつけ血を増やし、

    胃腸にやさしい石狩鍋にしましょう。

    鮭・・元気と血を増やします。

    キャベツ・・消化をよくします。(キャベジンの原料)

    じゃがいも、玉ねぎ・・胃にやさしい

     

    *石狩鍋の作りかた*

    鮭 キャベツ 玉ねぎを大振りに切ります。

    ジャガイモは丸のまま皮をむきます。

    混合削り節と昆布のだし、またはだしの素を入れただし汁に

    醤油、みりん各大匙1を入れて、

     

    じゃがいも以外の材料を入れて、汁はひたひたまで入れて10分位煮ます。

    ジャガイモを加えて煮えたら、

     

    みそ(適量)とニンニク2かけをおろしたものを加えます。

    最後にバター一切れを入れて味を調えて出来上がり。

     

    鮭は皮も召し上がってください。

     

    しみ、しわの予防によいDHA  EPAやアスタキサンチンなど

    肌を潤すものが一杯です。

     

    魚が苦手な方でも鮭なら食べられるでしょう。

     

  • 今摂っている油脂が、未来の体をむしばむ?!

    毎日摂る油脂は10年後、20年後の体に影響を与えます。

    植物油には、脂肪酸の一種 不飽和脂肪酸が多く含まれています。

     

    不飽和脂肪酸は、オレイン酸・リノール酸・リノレン酸の3つに分けられます。

    各家庭で日常的に利用するサラダオイルは、キャノーラ油(菜種油)と

    大豆油など9種類が混合されたものです。

     

    日本独自のもので、サラダに使うため大正時代に開発されました。

    さて、ここで皆様にお知らせしたいことは

     

    「サラダオイルには

    『リノール酸が多く含まれている』 ということです。」

     

    リノール酸は、体内でγ-リノレン酸に変わり、

    さらには体内で炎症を起こさせるアラキドン酸という脂肪酸へと変化します。

    アラキドン酸は、炎症を起こす物質を作成します。

     

    結果、アトピー・かゆみ・しみ・しわ・花粉症

    ・ぜんそく・風邪などの症状を招きます。

    更には、「ガン」が増えることも世界中の研究によって突き止められました。

    肺ガン・大腸ガン・食道ガン・乳ガン・・・・・。

     

    アラキドン酸が起こした炎症によって発生した大量の活性酸素は、

    血液中のLDLコレステロールを酸化させて“ゴミ”にしてしまいます。

     

    細胞の掃除役といわれるマクロファージがその“ゴミ”を 血管壁に取り込んで、

    結果としてコブを作ってしまい血管を詰まらせます。

     

    動脈硬化の原因はコレステロールではなく、

    アラキドン酸の仕業なのです。

     

  • 中国語に「肩こり」はない?

    中国からいらっしゃっている中医師(漢方専門医)が日本に来て首をかしげるのは「肩こり」という言葉です。

    中国人に肩こりは少なく、中国語に「肩こり」はないのです。

    大陸的国民性のためでしょうか。

    肩こりの原因を調べて見ましょう。チェックしてみてください。

    性格がまじめ

    ストレスを感じやすい。

    血の流れが悪い。

    血圧が高い

    なで肩で姿勢が悪い。

    腕が太く肩に負担がかかっている。

     

    食べ過ぎると血はどろどろになり、肩が凝ってきます。

    緊張が続くと血圧が上がり、肩も凝ってきます。

    顔にもしみが出来たり、ほくろも増えます。「瘀血(おけつ)」です。

    冠元顆粒(かんげんかりゅう)は丹参、紅花など血行をよくする生薬が配合された漢方薬で、

    これを飲んで長年の肩こりが取れた、など評判です。

    文責 国際中医師 薬剤師 植松光子

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