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顔の三叉神経痛がよくなりました
50代の女性です。
この夏、観光客の案内で暑い中、外を歩くことが多かったせいか、顔半分がピリピリと痛み、しびれて受診しました。
三叉神経痛と言われ、病院でも治りません。
当店に来店され、よくお聞きますと、暑い中歩いて非常に汗が出て、疲れたそうです。
舌をみても渇いています。
漢方では「汗」をかくと「気」が消耗する、と言います。
しかも汗は水分ですから、体内の水分も減り、血が濃縮され「瘀血(おけつ)」の状態になります。
血の流れが悪くなると「しびれ、痛み」の症状が起きます。
例えていうと、正座をするとしびれてきますね。
自分のお尻で足を圧迫して、血が流れにくくなっているからです。瘀血も似ています。
しかし、立ち上がれば血流もよくなります。
この方にも、潤して血流を良くし痛みをとる漢方エキスと、経絡の流れをよくする新発売の漢方薬を飲んでいただきました。
驚いたことに、一か月で三叉神経痛の痛みはすっかり治まってしまったそうです。
でもお仕事は続けていらっしゃるので、「気」の流れをよくし、潤す漢方薬は続けて飲んで頂いています。
国際中医師 薬剤師 植松光子