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耳鳴り・難聴対策3(痰湿タイプ)
《むくみやすい痰湿》
*肥満、高脂血症、メニエール症候群などの人はこのタイプを参考に。
身体の水分代謝が悪くなると、体内に「痰湿(余分な水分や汚れ)」が
溜まりがちになります。
すると、粘りのある痰湿(たんしつ)が耳にも停滞し、
閉塞感(詰まっている感じ)や耳鳴りなどの不調が起こりやすくなるのです。
このタイプは、まず身体に溜まった痰湿を取り除き、
水分代謝を良くすることが大切です。
そのためにも、暴飲暴食、脂っこい食事といった食生活を見直し、
胃腸の働きを良くするように心がけましょう。
*主な症状
耳の症状:耳鳴り、耳塞感(詰まっている感じ)、回転性のめまい
その他の症状:胃のムカつき、食欲不振、むくみやすい、太り気味
*食養生
~溜まった痰湿をすっきり取り除く
はと麦・どくだみ茶・冬瓜・きゅうり・れんこん
緑豆・春雨・ハスの葉茶・菖蒲茶・決明子 など
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美味しい食材でストレスを跳ね返そう!
食事の不摂生や加齢、月経などが原因で「血(けつ)」が不足していませんか?
血が不足すると、精神力も低下してストレスを上手く対処できなくなることがあります。
また、血の不足は、不眠や抜け毛、皮膚の乾燥、めまい、などの原因にもなります。
そうならない為にも、なつめ、黒ゴマ、レバー、鶏肉、鮭、卵、竜眼肉、
などの補血作用のある食材を摂りたいものです。
この最後の竜眼肉(りゅうがんにく)って何?
竜の目玉?と思った方、いらっしゃいませんか?
竜眼はライチに似た果物で、その果肉を干した竜眼肉はレーズンのような味がして
甘くおいしく、中国や台湾では竜の眼と名付けるくらい尊重され霊効があり
開運できるといわれています。
漢方生薬として用いられ、血を増やす作用もあり、
不眠、神経衰弱、びくびくしやすい方に使われます。
そのまま食べても美味しいですが、ワインで煮てデザートにしたり、
お粥に入れたりしても美味しいです。
写真は、植松光子著書「どうせ食べるなら美のもと 薬膳スイーツ」
に掲載した、フルーツポンチです。
「血(けつ)」には、身体の臓器や組織に栄養を与え、
精神を安定させる働きがあります。
おいしい補血作用のある食材をしっかり摂り、ストレスを跳ね返したいですね(^▽^)/
スタッフ堤
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痔の対処法・3 気血不足
長い間、痔を患っていると、継続的な出血や身体の消耗から、
体内の「気」(エネルギー)や「血(けつ)」が不足しがちになってしまいます。
気血不足の状態では、痔の傷も治りにくくなってしまいます。
日頃から貧血や疲労感などを感じている人は、
まず体内の気血を十分に養うことが大切です。
基本的な体力をつけて、痔の傷や症状を治す身体の力を養いましょう。
*気になる症状
長い間痔を患っている、脱肛、痔の出血(淡い色の血)、
排便後の疲労感、めまい、顔色が白い、貧血気味、舌の色が淡い
*食養生
気・血を養い、便通を良くする食材:
黒豆、大豆製品、くるみ、松の実、ぶどう、じゃがいも、
さつまいも、蜂蜜、ヨーグルト など
*痔を予防する暮らしのケア
・食生活は特に大切。バランスの良い食事を心がけて
・辛いものや油っこいもの、アルコールなどは控えましょう。
・便が硬くならないよう、こまめな水分補給を
・ストレスは便秘や下痢の原因に。リラックスを心がけて
・適度に身体を動かして血行を促進
・便秘や下痢を解消し、規則的な排便の習慣を
・毎日の入浴でおしりを清潔に。血行も良くなります。
参照:漢方の知恵袋
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疲れ目対策・1 肝血虚
目の使い過ぎで血(けつ)を消耗したり、月経や出産、病気などで
血が必要以上に失われたりすると、肝(かん)に蓄えられる血の量が
不足する状態になってしまいます。これを「肝血虚(かんけっきょ)」と言います。
また、心身の疲労、胃腸障害、過度なダイエットなども血の不足につながります。
血が不足すると目に十分な栄養が行き届かず、
視力の低下、目の疲労、乾燥といった症状が現れます。
目の症状のほかにも、めまい、手足のしびれや冷え、不眠、顔色にツヤがなくなる、
月経の量が少なくなる、髪がパサつく、薄毛、といった症状が見られることがあります。
特に生理時には強く症状を感じることもあります。
肝血虚の方は、まず肝の血を補うことが大切です。
食養生を参考に、目に十分な栄養をとりましょう。
*気になる症状
視力の低下、目の疲労、目の乾燥
*食養生
血を養い、目に栄養を与える食材を取り入れましょう。
ぶどう、レーズン、ブルーベリー、くこの実、なつめ、レバー、
にんじん、ほうれん草、菊花茶など
くこの実⇒オンラインショップ
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漢方薬膳サロン ウエマツ薬局
電話:049-245-6637
FAX:049-245-0613
メール:GZE03435@nifty.com
営業時間:10時~18時 定休日:日曜、祭日
参考:漢方の知恵袋
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男性更年期3 元気がなくなる、気血不足
*気になる症状
疲れやすい、無気力、集中力の低下、めまい、動悸、
不安や不眠、食欲不振、舌の色が薄い
「気」(体内のエネルギー)や「血(けつ)」は
健康の基本となる大切な要素ですが、胃腸の働きが弱くなると、
この気血を十分に作ることができなくなってしまいます。
体内の気血が不足すると、内臓の働きが悪くなり、
疲れやすい、食欲不振、動悸、不眠といったさまざまな症状が現れるように。
胃腸の不調は、不規則な食生活や睡眠不足、
胃腸の疾患などが原因となります。
胃腸に負担をかけない生活で、気血を十分に養うよう心がけましょう。
*食養生~気・血を養い、身体に潤いを与えるもの~
百合根、小麦、金針菜(きんしんさい)、蓮の実、
ナツメ、烏骨鶏、卵、鮭、鰻、もち米