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「臓器のバランスを保つことが大事」薬学部実習生感想文・63
ウエマツ薬局に実習に来られた、
薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
いいえ。ただ覚えるものだと思っていたから。
*実際に今回体験して感じたことを教えて下さい。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
ウエマツ薬局さんでの実習は、今までの調剤薬局での実習とは全く異なるものでした。
一人一人の顔を見て、細かく症状や体調などを聞いて薬を出すことは、
調剤薬局では行わないので、とても新鮮でした。
今までは、漢方について興味があまりなかったのですが、
今回の実習で中医学での考え方を学んで、興味を持つことができました。
学ぶことが楽しく感じました。
特に五行学説は、様々な臓器のバランスを保つことが大事であるということを学び、
興味深かったです。
実際に生薬や漢方を見て、匂いを嗅いでということは大学の授業ではできないことなので、
今回の実習はよい経験になりました。
将来、漢方の仕事をやってみたいと思いました。
2021年7月13日 城西大学薬学部薬学科 H.S
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生姜は体調に合わせて摂りましょう。
「しょうが」で冷え症改善、など聞いたことがありますが、
「しょうが」は生と加熱したものとでは、効能が変わることをご存知ですか?
「生のしょうが」は、ジンゲロールという薬効成分が多く含まれますが、
加熱するとショウガオールに変化します。
風邪の初期などに、しょうが湯を飲んで、寒さを追い出したり、
食欲増進、食中毒予防などが「生しょうが」の薬効としてあります。
炒め物などに入れた「加熱したしょうが」は、
体の中心からじんわり温めてくれるので、
冷え性を根本から改善してくれます。
胃腸の血流も良くなるので慢性的な胃腸の弱りにもおすすめです。
漢方薬でも、生姜(しょうきょう)と乾姜(かんきょう)があり、
症状に合わせて使い分けています。
生姜(しょうきょう)
生しょうがを乾燥させたもの。
葛根湯などに入っている。
乾姜(かんきょう)
生しょうがを湯通し又は蒸したもの。
小青竜湯などに入っている。
「しょうが」は、すりおろしたり、千切りにしたりして使いやすい量を
ラップなどにくるんで冷凍しておくと使いやすいですよ。
暑い夏に冷房で冷えている方、ぜひ取り入れてみて下さいね。
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瘀血(おけつ)が招く不調や病気
「瘀血(おけつ)」になるとどんな不調が起こるのでしょう?
※瘀血とは⇒瘀血って何?
肩こり、頭痛、生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症
関節痛、物忘れ、シミ、顔色が悪い、高血圧
など思い当たりませんか?
瘀血がひどくなると、糖尿病、動脈硬化、不整脈や
心疾患、脳血管疾患などの重い病気につながることもあります。
症状の特徴は
痛み・しこり・黒ずみ(しみ)です。
改善法は次回お伝えしますね。