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生姜は体調に合わせて摂りましょう。
「しょうが」で冷え症改善、など聞いたことがありますが、
「しょうが」は生と加熱したものとでは、効能が変わることをご存知ですか?
「生のしょうが」は、ジンゲロールという薬効成分が多く含まれますが、
加熱するとショウガオールに変化します。
風邪の初期などに、しょうが湯を飲んで、寒さを追い出したり、
食欲増進、食中毒予防などが「生しょうが」の薬効としてあります。
炒め物などに入れた「加熱したしょうが」は、
体の中心からじんわり温めてくれるので、
冷え性を根本から改善してくれます。
胃腸の血流も良くなるので慢性的な胃腸の弱りにもおすすめです。
漢方薬でも、生姜(しょうきょう)と乾姜(かんきょう)があり、
症状に合わせて使い分けています。
生姜(しょうきょう)
生しょうがを乾燥させたもの。
葛根湯などに入っている。
乾姜(かんきょう)
生しょうがを湯通し又は蒸したもの。
小青竜湯などに入っている。
「しょうが」は、すりおろしたり、千切りにしたりして使いやすい量を
ラップなどにくるんで冷凍しておくと使いやすいですよ。
暑い夏に冷房で冷えている方、ぜひ取り入れてみて下さいね。
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瘀血(おけつ)が招く不調や病気
「瘀血(おけつ)」になるとどんな不調が起こるのでしょう?
※瘀血とは⇒瘀血って何?
肩こり、頭痛、生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症
関節痛、物忘れ、シミ、顔色が悪い、高血圧
など思い当たりませんか?
瘀血がひどくなると、糖尿病、動脈硬化、不整脈や
心疾患、脳血管疾患などの重い病気につながることもあります。
症状の特徴は
痛み・しこり・黒ずみ(しみ)です。
改善法は次回お伝えしますね。