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里芋で、心も体もほっこり♪
寒くなってきました。
ほっこり温まる料理が食べたくて、里芋の煮物を作りました。
今回は、豚肉も入れて醤油の基本の味付け♪
ねっとりした食感が冷えた身体を温めてくれるようです。息子も
「あ~、やっぱ里芋好きだわ~(*/▽\*)」
なんて、しみじみ言っていました。
里芋は日本で最も歴史ある食材で、稲作と同じ頃か、
それより古く縄文時代の中期には渡来したと考えられています。
甘いさつまいもと違い、あっさりした味で、米の出来にくい地域などで、
長く主食として食べられてきたそうです。
里芋は親いもから子いも、孫いもとどんどん増えていくので、
子孫繁栄、豊作祈願の縁起物とされました。だからお正月やお祭りなどの
祝い事に欠かせない、神様に供える食べ物なんです。
里芋の効能:胃腸を丈夫にする。胃腸の働きを助ける。皮膚の炎症を収める。
*里芋の煮物レシピ*
里芋:500g位 豚肉:150g
出し汁:250cc
醤油:大さじ2 さとう:大さじ1強
みりん・酒:各大さじ1と1/2
落し蓋をして10分程煮たら、落し蓋を取って、10分位煮詰める。
ほっこりする里芋の煮物、ぜひ、作ってみて下さいね。
スタッフ堤
参照:農文協 「日本の伝統食材さといも」
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次男失態のその後
時間と体力をもてあましたと息子が、何やら庭でザッザっとしてるので、
見に行くと、土を掘り起こしており、
息子:おかあさ~ん、玉ねぎ出てきたで~( *¯ ꒳¯*)
私:それ、球根なんだけど!(;´Д`) 植えたんだけど(-_-;)
キレイにならしている所もあるけれど・・・
球根が無残に何個も掘り起こされている( ̄◇ ̄;)
球根は、「じゃあ、ここに植えとく~♪」
と植えてくれましたが、無事生えてくるのだろうか?
それに暇って、息子「受験生」なんですけど(-.-;)
……と、
こんな事が9月末にありましたが、
無事に生えてきました♪
植物の力はすごい、たくましい♪
植物のたくましさに、励まされる事が
たまにありますね(^▽^)/
以前この葉を見て「ねぎだと思ってた(⦿_⦿)」
と息子は言っていましたが、スイセンです。
あとは花が咲くかどうか、楽しみです。
スタッフ堤
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二十四節気
こんにちは。
ウエマツ薬局薬剤師 熊澤です。
急に寒くなり、セーターやコートなど、あわてて冬物を出しました。
1日の中でも寒暖差があり、体調管理が大変な季節になりました。
ウエマツ薬局では、季節の変化を表す「二十四節気」をご紹介するお手紙を書き、
お薬をお送りする際にお入れしています。
私はその手紙で、はじめて二十四節気を知り、四季を感じながら自然にあわせて
過ごすことを意識するようになりました。
ということで、
今回は「二十四節気」です。
二十四節気は、季節の変化を示す指標で太陽の動きがもとになっています。
太陽が移動する天球上の道を黄道といい、黄道を24等分したものが二十四節気です。
日照時間が最も長い「夏至」と最も短い「冬至」の二至で2分割、
さらに昼夜の時間が同じ長さになる「春分」と「秋分」の二分で4分割、
それぞれの中間に「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の四立で八節となります。
一節は45日で、これを15日ずつに3等分すると「二十四節気」となります。
これから始まる冬の節気は、立冬から始まり、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と続き、
立春までの3ヶ月間です。
この冬の3ヶ月間は「閉蔵」と言い、
「冬の寒を避けるために万物が戸を閉じて陽気を潜伏させる」ことをあらわしていて、
寒さを避け、暖かくし、行動や思いを控えめに、春に向け、気力、体力を蓄えると良いそうです。
立冬 (りっとう) :11月 7日頃、日は短くなり、冷たい時雨が降る季節です。
小雪 (しょうせつ):11月22日頃、日差しが弱まり、徐々に冷え込みが激しくなる頃です。
大雪 (たいせつ) :12月 7日頃、朝、川等に氷がはっているのを目にする頃です。
冬至 (とうじ):12月22日頃、1年で最も昼が短い日。冬至を境に日が延び始めるため、
古くは冬至を1年の始まりと考えていました。冬至南瓜、ゆず湯で無病息災を願う風習が残っています。
小寒 (しょうかん):1月 5日頃、「寒の入り」と呼ばれ、寒さが厳しさを増す頃です。
大寒 (だいかん):1月20日頃、1年のうちで最も寒さが厳しい頃です。
季節の移り変わりにあわせて体調を整え、旬の味覚を楽しみながら、過ごしたいと思っています!
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便秘には食物繊維?
今日はごぼうのきんぴらを作りました。
ごぼうには、きんぴらなどの野菜そのものの役もありますが、
魚や肉類など動物性食材の臭み消しの働きもあります。
代表はドジョウの柳川。泥臭いドジョウがごぼうのおかげで美味しくなりました♪
ごぼうを水にさらしてアク抜きをする記述を見かけますが、香りも味も損なってしまいます。
皮には香りと甘みがあるので、包丁の背などでこそげすぎはダメです。
軽くたわしでこするくらいでOKです(^▽^)/
今日のごぼうのきんぴらには人参と糸こんにゃくも入れて作りました。
ごぼうは、便秘の解消、整腸、動脈硬化やガンの予防などに効果があります。
こんにゃくには腸をきれいにする。老廃物を外に運ぶ作用がある、といった効能があります。
食物繊維が不足して便秘になっている方にはおすすめレシピですね。
しかし、便秘で悩んでいるから、食物繊維を摂ろう、という考え方には、注意が必要です。
消化する力が落ちていて、便秘になっている場合は逆に胃腸の負担になってしまうこともあります。
他にも、冷えや潤い不足、ストレスが便秘の原因になっている場合もあります。
中医学には、「同病異治(どうびょういじ)」という言葉があります。
病気が同じでも体質などで治療法が違う、といった意味です。
当店は中医学の考えを基に、症状が起こった時の状況、原因と思われること、
その後の経過、食欲、便通、睡眠などを聞きながら、舌の色や形、
皮膚の様子を丁寧に見て、一人一人に合った薬をお出しします。
気になる症状がある方は、ぜひご相談にいらして下さいね。
便秘改善の喜びの声はこちら
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クレオパトラも、ゴマが好き?
健康食品の代表格、と思うものに「ごま」があります。
いりごま、すりごま、練りごま、などから始まって、
パンに塗る黒ごまクリーム、ごま豆腐、ごまドレッシングなど、
ごまの入った製品もたくさんありますね。
ごま和えなどの和風のイメージがありましたが、ごまのふるさとはアフリカなんです。
古代から食品や薬として利用されてきた、とても古い作物で、
エジプトの少年王ツタンカーメンや王女クレオパトラもごまのお世話になっていたとか。
クレオパトラは、肌を美しくするために、ごま油を塗っていたそうです。
世界最古の文明であるメソポタミアでは、ごまは「国王の清め」の儀式や、
祭礼でお清めにごま油が使われたり、お菓子や灯り用の油、
軟膏などにも使われ、とても貴重な作物だったようです。
1500年前に書かれた「神農本草経(しんのうほんそうきょう)」という漢方薬の本には、
ごまが不老不死の薬と書かれてあります。
当店には紫雲膏(しうんこう)という軟膏があります。
ごま油が入っていて、紫色をしているのですが、
ひび、あかぎれ、しもやけ、火傷、などにお勧めです。
ほんのり、ごま油の香りがします。
ごまの効能は、肌を潤す。腸を潤して、便秘にも良いなどがあります。
また、ごまの中にあるセサミンにはからだの酸化を防止することで、
老化防止につながる。肝機能を高める、悪玉コレステロールを下げ、
動脈硬化を防ぐなどの効果があります。
皆さんは、ごま類はどのように摂っていますか?
我が家では、納豆に青のりと黒すりごまを入れるのが定番です。
ごま油を使って、中華スープやナムルもいいですね。
これから寒くなりますが、健康に良い食品を適度に摂って、
毎日を健やかに過ごしたいですね。
黒ごまごはん:黒ゴマがたっぷり摂れます♪
レシピはこちら→黒ごまごはん
スタッフ堤
参照:農文協・ゴマの絵本