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  • 耳鳴り・難聴対策3(痰湿タイプ)

    2022年12月14日 , ,

    《むくみやすい痰湿》

    *肥満、高脂血症、メニエール症候群などの人はこのタイプを参考に。

     

    身体の水分代謝が悪くなると、体内に「痰湿(余分な水分や汚れ)」が

    溜まりがちになります。

    すると、粘りのある痰湿(たんしつ)が耳にも停滞し、

    閉塞感(詰まっている感じ)や耳鳴りなどの不調が起こりやすくなるのです。

     

    このタイプは、まず身体に溜まった痰湿を取り除き、

    水分代謝を良くすることが大切です。

    そのためにも、暴飲暴食、脂っこい食事といった食生活を見直し、

    胃腸の働きを良くするように心がけましょう。

     

    *主な症状

    耳の症状:耳鳴り、耳塞感(詰まっている感じ)、回転性のめまい

    その他の症状:胃のムカつき、食欲不振、むくみやすい、太り気味

    *食養生

    ~溜まった痰湿をすっきり取り除く

    はと麦・どくだみ茶・冬瓜・きゅうり・れんこん

    緑豆・春雨・ハスの葉茶・菖蒲茶・決明子 など

    緑豆

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  • 耳鳴り・難聴対策2(肝うつタイプ)

    2022年12月13日 , ,

    《ストレス過多の肝うつ》

    *更年期、高血圧などの人はこのタイプを参考に。

     

    耳は清らかな「陽気(身体を温めるエネルギー)」の通り穴。

    そのため陽気が十分にあり、スムーズに流れていれば、

    耳は健やかな状態を保てます。

     

    ところが、過度なストレスを受けると、体内の気の巡りが停滞し、

    耳を流れる陽気もつまりがちになってしまいます。

    その結果、耳鳴りなどの不調が起こりやすくなるのです。

     

    このタイプの耳鳴りは突発的に起こる初期症状で、

    キーンという高音が特徴です。

    ストレスを発散させる「肝」を健やかに整え、

    早めに対処し、慢性化を防ぎましょう。

     

    *主な症状

    耳の症状:キーンという高音の強い耳鳴り、ストレスを感じると重くなる

    その他の症状:偏頭痛、不安、イライラ、怒りっぽい、口の渇き

    *食養生

    ~ストレスを発散させて、気の巡りを良く

    菊花・柿の葉・緑茶・マイカイカ茶・セロリ・ジャスミン茶・ミント など

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  • 耳鳴り・難聴対策1

    2022年12月10日 ,

    キーンという高音や、ジーと蝉の鳴くような音、

    こうした実際にはない音を耳の中に感じる状態が耳鳴りです。

    誰にでも起こる身近な症状です。

    耳鳴りの主な原因は、耳の奥にある蝸牛の異常と考えられています。

    ただ、そのメカニズムはまだ解明されていない部分も多く、

    西洋医学では、薬で一時的に症状を抑えるなどの対処療法を取ることが一般的です。

     

    一方、中医学では、耳の不調も身体全体のバランスが崩れたことで

    起こると考えています。そのため、原因となっている身体の不調を改善し、

    身体全体を耳鳴りの起こりにくい健やかな体質に整えることに重点を置いて対処します。

    耳鳴りの主な要因となるのは、「陽気(身体を温めるエネルギー)」の不足や停滞などです。

    他にも、胃腸虚弱加齢なども耳鳴りが起こりやすい状態になります。

     

    耳鳴りの多くは一時的なものですが、頻繁に起こると、精神的にも負担になります。

    慢性化すると難聴にもつながりやすいので、注意が必要です。

     

    耳鳴りを感じた時は身体のどこかに不調がおきているサインと考え、

    早めの対処で症状を改善しましょう。

    次回は、体質別の対策をお伝えします。

     

    ※耳鳴りは脳疾患や自律神経疾患などの病気が原因の場合もあります。

    症状が長期化している人は早めに医師の診察を受けましょう。

  • 食材の性質に気を付けて

    食材には、温める、冷す、その中間といった性質があります。

    ショウガやネギは温める、キュウリや西瓜は体を冷やす作用があるなどは、

    聞いたことがあるのではないでしょうか。

    自分の体調に合わせて食材を選んで食事するといいのですが、

    ついつい、好きなものばかり食べ過ぎてしまうことがありますよね(^^;)

     

    お店のお客様で、蓄膿症で鼻茸のある方が、今年、柿が自宅にたくさん出来、

    美味しくて、毎食一日三個食べていたそう。

     

    そうしたら、せっかく漢方薬を飲んで取れた鼻茸もムズムズ出来そうになり、

    鼻も詰まり始めて来たそうです。

    昔から柿は冷す、といわれています。冷えて血流が悪くなったのでしょう。

    薬膳の本はそうした昔からの経験からまとめた性質などが書かれています。

    食べ物は、薬ほど作用はシャープではないので、よくこのようなことが昔の人は分かった、

    とびっくりさせられます。

     

    先述の方のような例が積み重なって確信となり、まとめられたものと思われます。

    長い数千年の単位でしょう。

    「食は医なり」食べ物は薬

    食べ物で健康を保っていこうという先人の思いが伝わってきます。

     

    ちなみに、柿に含まれる主な栄養素には、ビタミンC、β‐カロテン、

    カリウム、食物繊維があります。

    適量をいただき、栄養素をいかしましょうね♪

    スタッフ堤

  • 喉に良い〝大根はちみつ〟を作ってみました。

    2022年12月8日 , ,

    こんにちは。スタッフの堤です。

    〝大根はちみつ〟を作ってみました。

    1cm角に切った大根がひたるくらいに、はちみつを入れる。

     

     

     

     

     

    こんなかんじです。

    一日置いたものがこちら↓

     

     

     

     

     

     

    大根がしわしわになって、上澄みは前の日より

    さらっとしています。底の方はドロッとしています。

    この上澄みをお湯や紅茶で割ってのむのがおすすめです。

    そのまま舐めてもOKです。

     

    漬けた、大根もポリポリ食べてみましたが、ちょっとからかったです。

    でも、飲むついでに、ついポリポリ、切干大根のような食感です。

    少しからいのに、つい食べてしまう(^_^)v

     

    江戸時代から風邪薬の代用として作られていたのがこの〝大根はちみつ〟だとか。

    はちみつは喉の炎症を抑える効果や胃腸を整えたり、

    疲労回復にも優れています。体に良い食材です。

     

    また、大根に含まれる酵素は喉の粘膜の炎症を鎮める効果があります。

    この大根はちみつで喉のイガイガが消え、咳も楽になるそうです。

    自然の力で対処できてオススメです。

     

    お湯で割って生姜を足すと体が温まる効果もあります。

    量はお好みで調整してくださいね。

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