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「体に合った漢方はとても良い」薬学部実習生感想文・92
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。生理痛のため自分も飲んでいたから。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
先生が舌をみて、患者さんが隠しているストレスや体質をすぐ見抜いてしまうのがおどろきで、
患者さんと話している間にその人に合った漢方をいくつも考えているというのが
すごいことだと思いました。
患者さんの経過も最初は目も当てられないくらいひどい状況から
すごくきれいな状況まで回復しているのを見て、
体に合った漢方はとても良いものだと知りました。
将来、慢然的に薬を使って効果が出ない患者さんがいたら、
漢方をすすめられるように漢方の勉強をしたいと思いました。
2024年4月9日 城西大学薬学部 H.I
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「心のよりどころのような場所」薬学部実習生感想文・91
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。家族や友人など身近な人が飲んでいて、気になっていました。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
栄養学などは大学でも学んでいましたが、食事について詳しく学ぶことは今まであまり無く、
自分の食生活なども見直すことができ、とても良い学習になったと感じました。
実際に先生方がお客様のご対応をされているところに同席させていただき、
漢方薬をどのようにして選択、調節しているのかを学びました。
病院の受診で医師に打ち明けられなかったこと、言いにくいことなども相談できるような会話力、
相談室の環境をつくることで、心のより所のような場所になっていると感じました。
治療だけではなく、予防の意味でも漢方薬を飲むことがあり、
セルフメディケーションの意識を高める役割もあるのではないかと思います。
そこには薬剤師の必要性があると改めて感じることができました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
2024年4月2日 東京薬科大学薬学部 S.O
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二十四節気を用いた食提案 清明
4月に入り、桜の開花や若葉など、気持ちよい季節になってきました。
新学期や新生活など、環境の変わる方もいらっしゃるかと思いますが、
環境が変わらなくても、この時期は自律神経を崩しやすいのをご存知でしょうか?
春は1年の内で寒暖差が一番大きく、体はそれについていけないのです。
昼間ねむい・イライラする・だるい・肩がこる・不安感・憂鬱・落ち込む・
など気になりませんか?
イライラする時は香りの良いもので「気」を巡らせたりするのもいいですよ。
カモミール・菊花・ミント・ウコン・春菊、せり、セロリ、金柑などです。
笑うこともとてもいいです。楽しいおしゃべりでストレス発散♪
お笑いを見て大笑いもおすすめ。
自分に合ったストレス発散を心がけて下さいね。
写真:菜の花
《旬の食材》
初がつお
旬は年2回。春の初ガツオは、脂が少なくさっぱりした味。
ねぎやニンニクをちらして、かつおのたたきにするのがオススメ♪
たんぱく質やナイアシンの含有量は、魚のなかでトップクラス。
とくに、血合いには、ビタミンやミネラル、鉄分が多く含まれています。
たらのめ
春の山菜のひとつで、たらの木の新芽。
カリウム、マグネシウム、葉酸を多く含みます。
ビタミン、ミネラルも豊富。
清熱、解毒の効能があり、腫れ物や多汗などにおすすめ。
《清明》
清明(せいめい):4月4日〜4月18日頃
清明は、「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉といわれます。
春の穏やかな日差しを受けて、万物が明るく清らかであることを意味しています。
花が咲き、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。
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「健やかな生活のためには・・・」薬学部実習生感想文・90
ウエマツ薬局に実習に来られた、薬学部5年生の感想文をご紹介します。
*漢方に今まで興味を持っていましたか?
はい。実務実習で漢方薬の服薬指導をする機会があったため。
*実際に今回体験して感じたこと。
また、将来漢方の仕事をやってみたいと思いましたか?
今回実習を通じて、初めて中医学の問診、舌診を体験させていただきました。
大学の講義で学んだことを実際に舌の色やくぼみを観察し、
漢方処方に役立てる問診を見学したことがとても印象に残っています。
また、子午流注という体の臓腑の働きを1日24時間のリズムで表した生活を学び、
本来の体の働きと自分の生活リズムの差に注目し、健やかな生活のためには、
どのような働きがけが必要かを強く意識するようになりました。
実習を通して整体観念の中医薬学の理論を深く理解することができました。
2024年3月26日 明治薬科大学薬学部薬科 M.S