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冷えのぼせ4 胃腸虚弱
体内の「気」(エネルギー)や「血(けつ)」は、体を温める大切な要素です。
そのため食事の栄養から気血を生み出す胃腸の働きが弱くなると、
体内の気血が不足して「冷え」を招きやすくなります。
一方、胃腸の機能が低下して消化不良を起こすと、食物が停滞して
体内に「湿熱(しつねつ)」が発生することもあります。
結果、冷えと熱が混在して「冷えのぼせ」が起こるのです。
*気になる症状
疲労で冷えのぼせの症状が強くなる、疲労感、顔色が白い、
めまい、食欲不振、お腹の張り、軟便・下痢、
舌の色が淡い、舌苔が白い、汗がダラダラ出る
*食養生
胃腸を養い、気血を充実させる、温性・甘味の食材:
米、しょうが、シナモン、山椒の実、枸杞の実、ほうれん草、
いんげん豆、鶏肉、卵、豆腐、ねぎ、フェンネル、なつめ、
きのこ類、にんじん、かぼちゃ、鮭、黒糖 など。