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血行をよくしてアトピー、不妊症の改善をしましょう。
今朝、寒風の吹きすさぶ中、
近くの公園で太極拳をやってきました。
朝起きたとき雪の残った庭を見て
「いやだなあ、さぼろうかしら」
と思いながらも、たくさん着込んで出かけました。
ダウンの上下に毛の帽子、
毛皮付の宇宙飛行士が着るような銀色の手袋、
(皮の手袋では風が通ってしまって寒いのです。)
ほうきと剣を持った、すごい格好です。
まず公園の掃除を30分していると、温まってきて帽子を脱ぎます。
そして太極拳の剣舞を5分やると汗をかいて手袋を取ります。
さらに1時間、風が吹きすさぶ中、他人が見たら
「物好きな」と思われそうですが
やっている本人たちは体がぽかぽかして
気持ちが軽くなってきます。
そのあと私はそのまま店に出勤です。
ピンクのダウンの上下を着て出勤しますと、
いつも店のスタッフに笑われます。
その後は一日中、座りづめで患者さんの相談です。
不妊症は冷えも原因の一つです。
冷えをよくすると血行がよくなり、卵の質もよくなります。
そのためには毎日少しでよいので、運動やウオーキング、
あるいは早足で出勤をしてほしいものです。
昔、私が師事した日本一と言われた不妊症の大家の先生は
患者さんの基礎体温表にその日行った運動を
書き込ませていました。
今日も遠くから来店された
若い女性のアトピーのお客様に
「先生の肌、つやつやですね、どうしてですか?」と聞かれ
「今朝太極拳をやってきたのよ」
と話しましたら、感心していました。
アトピーはドライスキンを治すことが基本です。
血行をよくすることが
肌を潤す秘訣だということをいろいろお話ししました。
とても素直でかわいい御嬢さんでした。
治った時のつやつやの肌を想像して、楽しみに漢方薬をお出ししました。
きっとよくなることでしょう。
薬剤師 国際中医師 植松 光子
写真:沖縄寒緋桜 1月27日撮影
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卵胞を育てる漢方で、基礎体温が安定
よい卵を作る漢方生薬に「亀板(きばん)」があります。
亀の甲羅のおなかの部分に当たるもので、細胞を潤し、
ホルモンの働きをよくし、よい卵を作ります。
よい卵を作ることが妊娠に一番大事なことです。
すっぽんも、栄養が高く、精力がつくと有名ですよね。
亀板はなかなか手に入らないものです。
このたびウエマツ薬局では、この亀板を使い始めました。
先月からはじめた方がおどろいたことに
1か月で、がたがただった基礎体温が
急に安定し、ご本人もびっくりされました。
写真は私が以前九州の長崎鼻で買った別甲亀です。
生薬に使うものとは違います。
買った翌年天然記念物に指定され、
今では手に入らなくなりました。
ネックレスやかんざし、櫛などにする高価なものです。
太っ腹な友人が買うのにつられて買って、よい記念になっています。
買い物に臆病な私一人では、きっと買えなかったでしょう。
薬剤師 国際中医師 植松 光子
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漢方薬、不妊症、多嚢胞性卵巣
漢方薬は不妊症のホルモン剤の副作用を
抑えるので喜ばれています。
多嚢胞性卵巣でホルモン剤を使ったところ、
卵巣が腫れてしまった、という女性が来店されました。
腹水も出てもうホルモン剤は使いたくない、
ということで
漢方薬だけ飲み始めたところ、妊娠されました。
妊娠中も漢方薬を飲み、出産されました。
そして2年後の現在、
また二人目が欲しい、と来店されています。
漢方薬を飲んで生まれたそのお子さんは
ものすごく元気で、
自分の体と同じくらい大きな荷物を自分で持つ、
と頑張って背負って歩き始めましたので、
お店にいたお客様が
「元気なお子さんですねえ」
とびっくりしていました。
このように漢方薬を飲んで生まれた赤ちゃんは
どの子も特別元気なのも、私にとってうれしいことです。
薬剤師 国際中医師 植松 光子
写真:漢方薬を飲んで生まれた赤ちゃんたち
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アトピーの女性の7割は生理に異常がある。
アトピー・不妊 漢方専門ウエマツ薬局
薬剤師、国際中医師の植松光子です。
アトピーの女性の相談を受けているうちに
生理の前にアトピーが悪化するかたが多いことに気づき、
詳しく生理のことをお聞きしましたら、
初潮から生理が不順だとか、
生理痛がひどい、生理にレバーのような固まりが多い、
生理の量が極端に少なく、茶色だというかたなどが多く見受けられました。
ウエマツ薬局に来店されているアトピーの
100人の女性のうちなんと72%の方に
そのような生理の異常がみられました。
アトピーは皮膚だけの病気ではないのです。
なぜ生理の異常とアトピーが、関係があるのでしょうか?
ぜひ多くの女性に知ってほしくて本を書きました。
「図解 アトピーを治して妊娠する本」<農文協>農文協の編集長はとても仕事に真摯なかたで、
ひとつひとつ内容をチェックし、その裏付けとなるものを確認しながら
どこに出しても恥ずかしくない、よい本を作ってくださいました。
川越で大学病院の教授の講演があった時に
この本を差し上げましたら、題をみてとてもびっくりされ
「えっ!!アトピーと婦人科、関係があるの?」
とおっしゃいました。
西洋医学では皮膚科と婦人科が関係ある、
という考えは全くないからです。
しかし、
中国雲南中医薬大学の副院長で皮膚科の
葉教授は本のタイトルを見て、
とても喜んでくださいました。
「中国でもこれだけ皮膚と婦人科の関係を
理解している中医師(漢方医)は少ないですよ」
とおっしゃってくださいました。
次回は8年間一回も妊娠しなかったかたが
アトピーの漢方薬を4か月飲んだだけで妊娠したお話です。
2014年12月18日
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男性不妊の勉強会に行ってきました。その2
こんにちは。
アトピー・不妊 漢方専門ウエマツ薬局 薬剤師の谷です。
日頃のご相談の中で、
男性不妊(精液検査データ)は
漢方薬の効果も出やすい、
と実感しています。
もちろん、生活面でも可能な限り改善はしていただきます。
十分な睡眠、適度な運動、過食やお酒、
タバコを控えるなどは基本です。
皆さんわかっていらっしゃるようで、
お酒やタバコが大好きな方は、困ったように苦笑いをなさいます。
また、体とくに下半身を温め過ぎるのは
あまり良くありません。
熱いお風呂での長湯や、
長時間のサイクリングなどはNGです。
巷で男性不妊には
「マカ」が良いよ♪とよく耳にします。
人知れずネットでポチッと
購入なさっている方も少なくないようです。
たしかに合っている人には良いものですが、
熱がこもっている人や胃腸が弱い人の場合、
かえって逆効果の場合があります。
最近は脂っこいものを好んで食べたり、
毎日お酒を飲んだりで、
若くてもメタボ気味で
「熱がこもっているタイプ」の男性も増えていますしね。
せっかくお金を出してお薬やサプリメントを飲むなら、
ご自分の体質に合ったものを飲みたいですよね。
そこは自己判断ではなく、専門家におまかせください。
精液検査の数値、考えられる原因・体質から、
より合った漢方薬をおすすめします。
最近はご夫婦で不妊のご相談にいらっしゃる方も増えてきました。
もちろん、
お仕事が忙しくて来たくても来られない・・・
というご主人様も多いです。
来られない時は奥様が舌の写真を携帯で撮影して、
持ってきて見せてくださる方もいらっしゃいます。
男性お一人でのご相談もご安心ください。
ウエマツ薬局では個室でご相談できますよ(^-^)/
薬剤師 国際中医師 谷季里子