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ツボ:食欲コントロール・地倉
この時期、クリスマス、忘年会、お正月・・と
つい食べ過ぎてしまう機会が増えそうですが、
体重増加を少しでも少なくしたくありませんか?
地倉(ちそう)というツボは、
食欲を健全な状態に戻す働きがあり、
食事の前に押すことで、食べすぎを防げます。
食欲と上手に付き合って、食べ過ぎて胃腸がもたれた・・・
なんてことも防げるのではないでしょうか
また、筋肉の衰えを阻止してくれるツボでもあり、
口角が上がりやすくなって、
ほうれい線の解消と予防にもつながります(^^♪
*ツボの場所
口角の端から指1本分(約1cm)外側のくぼみ。
唇を閉じた方が見つけやすいです。
*口を閉じ、両手の人差し指をくぼみに引っ掛けるようにして押す。
左右同様に行う。
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ツボ:女性ならではの症状・血海
毎月の生理、痛みなどはありませんか?
まもなく12月、寒くなってきましたね。
冷えると生理痛がひどくなる、という方も多いのはないでしょうか?
今回は、血海(けっかい)というツボをご紹介します。
血のめぐりやホルモンに関わる重要なツボで、
子宮や卵巣の血液循環を良くしてくれます。
婦人科系疾患の名穴ともいわれています。
*ひざのお皿の内側上端から、指幅3本分
*ひざをつかむように、親指の腹をツボに当てて、
骨のキワを意識して押す。左右同様に行う。
生理痛はないのが「健康的な生理」です。
生理痛がある、周期や日数が乱れる等ある方は、ご相談ください。漢方で改善できますよ
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ツボ:風邪と脳を活発化のツボ・風池
朝晩寒くなってきました。
風邪をひいていませんか?
今回は、
頭痛、熱っぽい、鼻づまり、だるい、咳、喉の痛みなど、
風邪の初期症状の緩和に有効なツボ、
風池(ふうち)を紹介します。
風邪の邪気が体の中に入って、池のようにたまる所、
という意味がある、風池ですが、
風邪の諸症状だけでなく、脳の働きを活発にする作用もあるので、
眠い時や、頭がぼんやりする時、集中力が切れてきたときなどに
押すと、すっきりとします。
二日酔いや、乗り物酔いにも効果があります。
*後頭部のしたで、僧帽筋と胸鎖乳突筋の間。
首の後ろの紙の生え際あたりにあります。
*頭を支えるようにして、両手の親指をくぼみの縁に当て、
頭の中心に向かって押し上げます。左右同時に行います。
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ツボ:女性特有の症状が原因のもの・三陰交
10月に入り、秋らしくなってきました。
天気が変わりやすく、朝晩、ぐっと冷える日もあります。
そこで、冷えや不眠など、様々な症状におすすめのツボ
「三陰交(さんいんこう)」を紹介いたします。
脚の内側を通る
「厥陰肝経(けついんかんけい」
「太陰脾経(たいいんひけい)」
「少陰腎経(しょういんじんけい)」
という3つの陰系統の経絡が交わる場所にあることから、
「三陰交」と名づけられました。
血行促進やホルモンバランスを調整するため応用範囲が広く、
なかでも生理不順・生理痛や更年期障害による様々な症状など、
女性特有の不調に優れた効果を発揮します。
腰痛、不眠、冷えなどにもよく、
手足の血行を良くしてリラックス感を高める効果があるので、
寝る前のツボ押しを習慣にするとよいでしょう。
*内くるぶし中心から指幅4本分、ひざ方向に上がったところの、
すねの骨の後ろ側のきわ。
*脚をつかむようにして骨のきわに親指を当て、
骨の内側に指を入れこむようにして押す。
左右同様に行う。
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ツボ:肩こり・肩井(けんせい)
肩の筋肉は、男性で4~5キロある頭と
片方2~3キロある腕をぶら下げ、常に負荷がかかっています。
また、姿勢の悪さ、運動不足、ストレスなどで、
肩こりは誰がなってもおかしくありません。
そこで、肩を直接刺激して、こわばりをとる、特効ツボをご紹介します。
肩をめぐるエネルギーの源(井戸)であると同時に、
肩の疲労や老廃物が湧きだすところ。
肩こりに効果抜群なうえに即効性もある、頼りになるツボです。
いつでも気軽に押せるのもいいですね。
頭痛やめまいなど、肩こりからくる様々な不調に効き、
イライラや興奮を鎮める働きもあります。
*第七頸椎(頭を前に倒すと出てくる骨)と
肩峰(肩先の骨)を結んだ線の真ん中。
または、手を反対側の肩に自然に置いたときに中指が当たるあたり。
*中指をツボに当て、皮膚に対して垂直に押す。
押しながら、首を左右に倒したりするとさらに効果的。
左右同様に行う。
肩こり解消には、ホットタオルなどで、温めるのも効果的です。
長時間同じ姿勢をするときも、時々ツボをおしたり、腕を回したり、
肩こりがひどくならないように心がけたいですね。