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その他の症状

  • 冬のウイルス対策3(肺が弱いタイプ)

    《免疫力アップ術・肺が弱い人》

     

    「肺」は、身体のバリアとなる「衛気」を

    全身に張り巡らせる働きがあります。

    また、ウイルスの侵入経路となる鼻や喉の粘膜、

    皮膚などの状態は、肺と深く関わっています。

     

    そのため、肺の機能が落ちると衛気のバリアが弱くなり、

    鼻や喉の状態も悪くなって、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです。

    肺は乾燥に弱いので、冬は特に不調を起こしやすく、

    風邪やインフルエンザにかかることも多くなります。

    潤す効果のある食材を選び、こまめな水分補給や加湿器を使うなどし、

    冬の乾燥から身体を守りましょう。

    *気になる症状

    息切れ、汗が出やすい、咳、喘息、慢性鼻炎、

    風邪をひきやすく治りにくい、冷え性

    口や皮膚の乾燥、便秘気味、声が弱い

    顔色が白い、舌の色が淡く苔が白い

    *食養生

    ~潤い食材で肺を整え、辛味で身体を温める

    白きくらげ・鶏手羽・ヨーグルト・白ゴマ

    大根・豆鼓・きのこ類・梨・生姜・ゆり根

    はちみつ・ねぎ・豚足・みかん・くず など

    白きくらげ⇒オンラインショップ

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    漢方薬膳サロン ウエマツ薬局

    電話:049-245-6637  

    FAX:049-245-0613

    メール:GZE03435@nifty.com

    営業時間:10時~18時  定休日:日曜、祭日

  • 冬のウイルス対策2(胃腸が弱いタイプ)

    《免疫力アップ術・胃腸が弱い人》

     

    基本的な体力をつけ、「衛気」を充実させるためには、

    栄養をしっかり摂って体内の「気」を十分に養うことが大事です。

    しかし、栄養を消化吸収する胃腸の働きが落ちていると、

    体内の衛気やエネルギーが不足しがちになってしまいます。

    その結果、免疫力が低下して

    風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

    また、胃腸が弱っていると、ノロウイルスなどによる

    感染性胃腸炎をおこしやすくなることも。

    日頃から、疲れやすい人、胃腸の不調を感じやすい人などは、

    まず弱った胃腸を元気にして、きちんと栄養を摂るよう心がけましょう。

    暴飲暴食、冷たい飲食物は胃腸の負担になるので避けましょう。

     

    *気になる症状

    疲労感、倦怠感、冷え性、食欲の低下

    胃痛、腹痛、胃のムカつき、軟便、

    顔色が黄色い、舌の苔が白く粘ついている

    *食養生

    ~胃腸の働きを整え、食欲を促す

    大豆製品(豆腐・納豆・湯葉・豆乳など)

    米・山芋・八角・豚肉・かぼちゃ・フェンネル

    鶏肉・しそ・シナモン・太刀魚・陳皮(みかんの皮)

    しょうが・鯛・山椒の実 など

     

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  • 冬のウイルス対策1

    気温が低く空気が乾燥する冬は、鼻や喉の粘膜が乾燥し、

    ウイルスをブロックする力が弱くなってしまいます。

    そのため、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスによる胃腸炎と

    いった感染症が流行します。

    また、風邪やインフルエンザのウイルスは乾燥した環境を好み、

    ノロウイルスは気温が低下すると生存期間が延びるとされています。

    そのため、冬になるとこうした感染症が流行しやすくなるのです。

     

    ウイルス対策には、身体の免疫力を高め、強い体質を作るのが大切です。

    そのためには、まず体内の「衛気(えき)」を充実させることが

    肝心と中医学では考えます。

     

    衛気は体の表面(鼻や喉の粘膜、皮膚など)にバリアを張り、

    ウイルスなどの侵入を防いでくれる免疫力の要です。

    ところが、胃腸や肺(呼吸器系)の働きが落ちていると、

    衛気の元となる「気(エネルギー)」を十分に養う事が出来ず、

    バリアを張り巡らせることができません。

    その結果、免疫力の低下を招き、ウイルスに感染しやすくなってしまうのです。

     

    また、全身を巡って臓器や器官に栄養を与える「血(けつ)」の不足、

    生命エネルギーの源「精(せい)」を蓄える「腎」の衰えなども

    身体の根本的な虚弱を招き、免疫力を低下させる要因となります。

     

    バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス発散などの

    日頃のケアは体内の不調改善や免疫力を上げるために大切です。

    日頃の養生でしっかり体質を整え、健やかな身体を保つように心がけましょう。

  • 中医学の知恵で、インフルエンザ予防

    2019年11月3日 ,

    今年はインフルエンザが例年より早く、流行し、

    夏休み明け前後から全国の小中学校で

    インフルエンザによる学級閉鎖が行われました。

    例年にはないことで、厚生労働省もインフルエンザ・ワクチンの

    早めの手配にも動き出したようです。

    中医学には

    「正気存内、邪不可干(せいきぞんない、じゃふかかん)」

    という名言があり、

    これは、中医学の古典「黄帝内経(こうていだいけい)」のとても有名な言葉で、

    「“正気”が体内に充満していれば、

    “邪気(じゃき)”が干渉(侵入・影響)することはできない」

    という意味です。

    乾燥する秋にしっかり粘膜を潤し、バリアを作り備えるために、

    体質に合わせて中医薬や健康食品の使用をお薦めします。

  • 食中毒4 食中毒にかかったら:回復期のケア

    2019年11月2日 , ,

    食中毒を起こすと、胃腸の不調が長引くことも少なくありません。

    放っておくと、体力や免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにも

    かかりやすくなってしまいます。

    下痢や嘔吐などが治まっても、体調が回復するまでしっかりケアを続けましょう。

    回復期のケアは、食中毒時に停滞した「湿(余分な水分)」の残りを

    すっきりと取り除き、胃腸の働きを健やかに整えることが基本です。

    消化の良い食事、温かい飲食などをこころがけ、

    胃腸に負担をかけない食生活をしましょう。

    ※症状が重い時は、自己判断せず、早めに病院を受診しましょう。

     

    *回復期の症状

    食欲不振、さっぱりしたものしか食べられない。

    体重の減少、顔色が白く艶がない、疲労倦怠感 など

     

    *食養生~弱った胃腸を元気にする~

    白米・大根・りんご・豆腐・いんげん豆・

    山芋・白身魚・キャベツ など

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