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その他の症状

  • 咳と喘息・3 熱

    2020年2月22日 , , ,

    かぜやウイルスなどの影響で身体に熱が発生すると、

    「肺」が炎症を起こして咳・喘息の症状が現れます。

    濃い鼻水や痰、発熱、口の渇きなど

    熱っぽい症状を伴うことが特徴で、

    体質的に熱がこもりやすい人も注意が必要です。

    養生の基本は、体内にこもった熱を冷ますことです。

    肺の炎症を鎮め、咳や喘息の症状をやわらげましょう。

     

    *気になる症状

    咳、喘息、呼吸が荒い、汗をかく、痰が濃い、胸痛、口の渇き、

    発熱、顔色が紅い、尿の色が濃い、便秘気味、舌が紅い、舌の苔が黄色い

    *食養生

    体内の熱を冷ます食材を:

    葛、菊花、桑葉、竹の葉、ごぼう、びわの葉、梨、大根 など

  • 咳と喘息・2 冷え

    2020年2月21日 , ,

    気候や冷房による寒さ、体質的な冷え性などで

    身体が冷えたときに起こる咳・喘息の初期症状。

    薄い鼻水や痰、悪寒、発熱などを伴います

    かぜの初期に起こる咳もこのタイプで、

    身体が冷えると症状が悪化してしまうこともあります。

    初期の段階で早めに改善できるよう、

    まず身体をしっかり温めて冷えを追い払い、

    「肺」の機能を高めるよう心がけましょう。

     

    *気になる症状

    咳、喘息、痰が薄い、悪寒、発熱、頭痛、

    汗は少ない、顔色が白い、舌の苔が薄く白い

     

    *食養生

    体内の冷えを発散する食材を:
    ねぎ、しょうが、シナモン、しそ など

  • 咳と喘息・1

    2020年2月20日 , , ,

    季節の変わり目や疲れがたまっている時に、

    風邪や花粉症などの影響で咳や喘息の症状で困ることがありませんか?

    長期化すると体力を消耗し身体全体の不調につながることもあります。

    中医学をもとに、早めの対処で悪化・慢性化を防ぎましょう。

     

    中医学では、咳の症状を引き起こす初期の原因を大きく2つに分けて考えます。

    1つは身体の「冷え」

    体質的な冷え性や、気候、冷房などによる寒さから起こる咳で、

    薄い鼻水や痰、悪寒などを伴います。

    もう1つは「熱」による咳で、熱がこもりやすい体質の人、

    かぜやウイルスの影響で体内に熱が発生した人などに起こる症状です。

    発熱や発汗、口の渇き、濃い痰などが特徴です。

    このほか、ストレスや身体に溜まった、体内の余分な水分や汚れ

    慢性化による虚弱なども、症状の悪化や長期化を招く原因に。

     

    咳や喘息は、繰り返しやすい症状です。

    きちんと改善して再発を防ぐためにも、

    直接的に症状を抑えるだけでなく、原因をきちんと見極めて

    根本から体質を整えるよう心がけましょう。

    咳や喘息の養生は、「肺」を健やかに保つことが基本です。

    「胃腸」や「腎」の不調も肺の機能低下につながるため、

    自分の体質や症状を見極めながら自分に合った対応をすることが大切です。

  • 花粉症5 「虚」の花粉症

    2020年1月25日 ,

    *気になる症状

    疲れやすい、倦怠感、汗が多い、かぜを引きやすい

    「虚(きょ)」の花粉症は、長期間にわたることが多いので、

    体力の消耗にも注意が必要です。

    憂鬱な気分になったり仕事に集中できなかったり、

    という状態にもなりやすいので、肺や胃腸を強くして体力を補い、

    なるべく症状を抑えるように心がけましょう。

     

    *食養生

    胃腸を補い水分の巡りを良くする:大豆製品、インゲン豆、黒豆、

    肺を補う:白キクラゲや山芋

    体を補う:杜仲茶やクコ茶 など


    緑茶に、くこの実を浮かべた、クコ茶。

     

    黒豆の煮汁は喉を潤します。

    黒豆も乾燥タイプの人にぴったりで、

    老化、むくみ、疲れに毎日召し上がると良いです。

  • 花粉症4 「湿」の花粉症

    2020年1月24日 , ,

    *気になる症状

    多量の鼻水、まぶたの強い腫れ、食欲不振、舌苔が多い

    「湿(しつ)」の花粉症は、 胃腸の働きが弱くなり、

    水分をうまく運んで消化することができず 、

    体内の水分バランスが偏ってしまった状態です。

    多量の鼻水やまぶたの強い腫れが特徴で、

    食欲不振や舌苔が多いといった症状も現れます。

     

    *食養生

    ~過剰な水分を取り除くのが大切。利水効果があるもの~

    ハトムギ茶、菖蒲(しょうぶ)茶、春雨、モヤシ

    ハト麦:オンラインショップ

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