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梅雨時期おすすめ、利尿作用がある、そら豆
2階スタッフ栄養士の堀川です。
初夏に八百屋さんで、ふっくら厚いサヤに被われた、
そら豆を見かけます。
空に向かってサヤが付くことから
「空豆」と名付けられ、
形が似ているので、中国名では
「蚕豆(ツアトウ)」とも書くそうです。
湿気の多い梅雨の時季にピッタリで旬のそら豆は
カリウムが多く、利尿作用があり、むくみや腎臓病に良く、
ビタミン、ミネラルも豊富です(^^♪
特に皮の部分に薬効があるとか。
食べ方はサヤから出して塩ゆでするのが一般的で、
硬く、渋い皮を除きますが、
中国の人は捨てるのは「もったいない」と思うそうです。
皮を刻んでスープに入れたり、水と黒砂糖で半量まで煮つめ、こしたものを少しずつ飲む、
という利用方法があるそうです。
ウエマツ薬局で薬膳に触れる機会を得、食べ物のいろんな部位に薬効があることを学び、
大切に生かさなければと思います(^∇^)
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「健康」「美容」のために松の実、食べてます!!
スタッフの桐谷です。
皆さん、知っていますか?
小さい頃から身近にある、松ぼっくりには驚く効果があるんです!
それは松の実です。
松かさの中にある種子の胚乳部分のことを指します。
「陸の牡蠣」と呼ばれ、ミネラル豊富で、ビタミンB1、ビタミンE
オレイン酸、リノール酸
・・・栄養価がたくさんあります。
中国では「仙人の食べ物」と呼ばれ、
滋養強壮に欠かせない食材として使用されています。
松の実は亜鉛を多く含んでいるので、きれいな髪の為に必要な栄養素になります。
松の実に含まれるピノレン酸はとても珍しい脂肪酸で、
脳内でお腹が空いたと感じる箇所をブロックして、食欲を抑えてくれます。
美容に良い、栄養がたっぷりつまった松の実を食べて
いつまでも若々しくいられたら、嬉しいですね
おすすめの簡単レシピです。
*ミンナのおやつ*→レシピ
*松の実 のお買い求めは
ウエマツ薬局オンラインショップへ -
栗きんとんのクチナシの役割は色づけだけではありません。
栗きんとんに入れるクチナシは食べ過ぎによる胸焼け予防になります。
私は栗きんとんが大好きなので、結婚以来毎年良く作っています。
乾燥したクチナシの実に熱湯を掛けて少しおいて、
その汁でサツマイモをゆでます。
色もよくお芋なのに、食べると胃がすっとします。
ある年忙しそうな私を見かねて、夫がスーパーで出来合の栗きんとんを買ってきてくれました。
色は黄色できれいでしたが、いただいた後口はすっきりしなく、胃がもたれた感じでした。
クチナシの乾燥した実は「山梔子(さんしし)」と言って胃腸の熱や皮膚の熱を取ります。
すなわち、胸焼けやアトピーの赤みを改善してくれます。
是非クチナシ入り栗きんとんを作ってみませんか?
クチナシ入り栗きんとん
材料
サツマイモ皮をむいて:350g
栗の甘露煮:16個 栗の甘露煮のシロップ:90ml
みかんジュース:65ml(みかんを絞る)
クチナシ小さじ1を熱湯65mlに5分つけてこした汁
あればオレンジリキュール:小さじ1杯
はちみつ:大さじ2 砂糖:35g
作り方
さつまいもの皮をむいてミョウバン水に2、3時間つける。
サツマイモ蒸す。熱いうちに裏こす。鍋に入れる。
火をつけないで
くちなしの水、同量のミカンジュース、
オレンジリキュール、入れて錬る。
火をつける。4,5分中火から弱火で錬る。
栗を入れる。同じ温度でなじませる。
蜂蜜を入れる。
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薬膳:玉ねぎ、チンゲン菜、豚肉のスープ
今年もあとわずか、皆さまどんな一年でしたでしょうか?
来年も元気で生き生きと過ごすことができるように、
毎日の食事に薬膳の力を取りいれてみませんか?
(写真:6月の薬膳試食会の料理)
薬膳!!というと難しいイメージでしょうか?
字からして画数が多いし、見た感じ、難しそう?
(・・・と感じるのは私だけ?)
そんな事ありません。
ウエマツ薬局で6月に開催した薬膳試食会では
「旬の野菜や、ネギ・生姜など身近な食材でも薬膳ってできるのですね。」
というお声を多数いただき、皆さんの薬膳料理へのハードルが下がった様子でした。
6月の薬膳試食会でお出しした料理をご紹介します。
ぜひ、作ってみてくださいね。
《 玉ねぎ、チンゲン菜、豚肉のスープ 》
~それぞれが助け合って 身体のトラブルに効果を発揮!~
【材 料】2人分
玉ねぎ・・・大1/4個 鶏ガラ・・・50g チンゲン菜・・・1株
水・・・3カップ 豚肉・・・30g 塩、こしょう・・・各適宜
【作り方】
1.玉ねぎは根元をつけて4つ割りにする。チンゲン菜は6つ割りにする。
2.鍋に鶏ガラと水を入れ、だし汁をとっておく。
3.②に玉ねぎを入れ、火にかけ、柔らかくなるまで弱火で煮る。豚肉も加える。
4.チンゲン菜を加え、さっと煮て、塩、こしょうで味をととのえ器に盛る。
【効 能】
玉ねぎ : 血液をサラサラにし、高血圧や血栓の予防に。
チンゲン菜 : 腸のトラブルを改善し、消化を促進。カルシウム、ビタミンC、鉄などが豊富。
加熱によって有効成分が失われるので、溶けだした煮汁も食べるとよい。
油を使うとカロチンの吸収がよい。
豚肉 : 疲れやストレスから体を守り、若さを保つスタミナ食材。
ビタミンBを含み、糖質をエネルギーにかえて、疲労回復。
脳、神経機能を保ち精神を安定させる。
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家庭菜園 美肌の恵み
ウエマツ薬局では長~くおなじみの藤盛です。
アトピーは熱がこもって表われると言われますが、ゴーヤは熱をとり、赤みに良いそうです。
グリーンカーテンで育てたゴーヤとグレープフルーツで、簡単サラダを作ってみました。
ゴーヤはビタミンC、E、カリウム、カルシウム、鉄などバランスよく含み、
糖の気になる方にもいいそうですよ・・・。
グレープフルーツは疲労回復、不眠、美肌、抗酸化作用などあり・・・。
≪材料≫
ゴーヤ・グレープフルーツ・玉ねぎ、シーチキン・塩・こしょう のみ・・・。
≪作り方≫
1.ゴーヤ、玉ねぎはスライスし、塩をして、しんなりしたらしぼる。
2.グレープフルーツは皮を少し厚むきにし
(リンゴの皮むきのように)、皮から実を出す。
1と2をボウルに入れ、そこにシーチキンを汁ごと入れ、
こしょうで味を整える→完成!!
(シーチキンの汁とグレープフルーツの汁がドレッシングになりまーす。)
↓爽やかでフルーティー♪苦みの苦手な人にもOK!
一度、お試しあれ!!