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旬の枝豆で、パワーアップ。
畑でとれる枝豆も今年はこれで最後となりました。
枝豆は成熟すると大豆になります。
枝豆は大豆の成分と緑黄色野菜の成分両方が入った素晴らしいもの。
アルコール分解酵素も持っています。
だるさ、疲れ、夏バテ予防にもおすすめです。
この写真の枝豆は名前が「湯上り」。
茹でても焼いてもおいしいです。
茹でた豆をつぶして砂糖をまぶした、ずんだ餅は風味があります 。
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腸に爽やか「ルバーブ」ジャム作り方
以前中国へ漢方の研修に行ったときに面白いお菓子を見つけました。
日本語にすれば「長生きせんべい」
何と便通をよくする漢方薬、大黄の粉末が入ったクッキーでした。
これはいい!!! 思わず手を打ちたくなりました。
便秘に悩んでいる人たちが美味しく食べながら便通がよくなる!!
日本にもこんなものがあるといいな、と思っていましたらありました。
今回紹介する腸に爽やか「ルバーブ」ジャムです。
先日行ったお蕎麦屋さんでこの植物「ルバーブ」を売っており、早速作ってみたのが写真のジャムです。
タデ科の植物ルバーブは漢方の便秘薬大黄と同じ仲間で赤い色の茎を使います。
食物繊維が多いので腸の働きを助けます。
爽やかな味で、心も体も爽やかになりそうです。
《材料》
ルバーブの茎500g
あればレモン1個
砂糖(材料の80%)400g
※ここではキビ砂糖を使いました。
サトウキビには天然のオリゴ糖やビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、
ほとんどの料理に精製砂糖の代わりに使えます。
《作り方》
ルバーブの茎を1cmくらいに細かく切り、水にさらす。
砂糖を入れてしばらく置き、なじんで水分が出てきたら火にかける。
中火で沸騰したら弱火にトロトロになるまで煮詰める。
へらで「い」の字を書いて底が見えるようになったら、レモン汁を絞って入れ、火を止める。
形が残っていたら、へらでよくつぶして出来上がり。
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食べ過ぎた後は消化を助けるキャベツがおいしい♪
食べ過ぎた日の翌日はキャベツがおいしい。キャベツはキャべジンという消化剤の原料の素。
春キャベツを電子レンジでチンして夫が作ってくれました。
作り方は
春キャベツ2人分2枚200g
芯は千切り、葉は手でちぎる。
電子レンジ200グラムに対して、600ワットで ラップをかけ2分加熱。Ⓐ
焼のりにポン酢と白ゴマをかけてⒶに載せ、出来上がり。
ポン酢の醤油は、木桶で発酵醸造して作った本物の醤油を使ってみました。
調味料が本物だと料理もおいしい。写真はうま味のもと、酵母菌が住み着いた迫力ある木桶です。
四国の小豆島へ行った折にヤマロク醬油を見学しました。
酵母菌が真っ白にびっしりとついた迫力満点の大きな木桶に感動。
早速そこで買ってきたポン酢を使い、優しい味にまた感激。
調味料は、本物は多少高いですが、優しい味がして、料理を引き立て美味しくしてくれます。
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桜は花も葉も楽しめ、皮は漢方薬
満開の桜も早や、葉桜のとなりました。
桜の葉は桜餅の材料になりますし、桜の幹の皮は桜皮と言って漢方薬です。
十味敗毒湯という皮膚病の処方の一つです。
桜の幹に抱きつくと、この時期の桜は暖かく、木の幹に耳を当てると、
ゴウゴウと水の流れる音が聞こえます。
桜餅は簡単にできますからぜひ試してみてくださいね。
1・小豆を煮て餡を作るか購入する。
2・桜の葉の塩漬けを塩抜きする
3・小麦粉を水で溶いて食紅を爪楊枝で入れて上品な桜色にしたらフライパンで薄く皮を焼く。
4・餡を中に入れて桜の葉を巻いたら出来上がり。
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肌荒れやイボに、ヨクイニンの炊き込みご飯
ヨクイニンは肌荒れや更年期、老年期の女性の首のイボに良いです。
ヨクイニンとは、ハトムギの殻をむいたもので、漢方薬局などで売っています。
薬膳は毎日食べたほうが良いので、炊き込みご飯は最適です。
ほんのり甘くて、飽きが来ません。
作り方は以下をどうぞ。
【材 料】
・米・・・2カップ
・ヨクイニン・・・4分の3カップ
(水に一晩つけてから30分煮たもの、或いは圧力釜で5分煮たものを用意)
・昆布茶・・・小さじ1〜2
・水・・2~2.1カップ
ヨクイニン
【作り方・ポイント】
米、ヨクイニンに水、昆布茶を加え1時間以上おいてから炊き上げる。
※煮たヨクイニンは冷凍保存しておくと便利です。