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今が1番若い
ウエマツ薬局 薬剤師 植松光子です。
数年前の中国の漢方研修の写真が出てきました。
たった2、3年前なのに若々しい自分の肌。
これから先の歳を重ねた自分のことを思うと、気弱になることもあります。
皆さんもそういうことはありませんか?
でも考え直しました!
「あ、そうだ! 今が1番若いんだわ!」
明後日や明日より、今の自分が一番若いのです。
皆さん、今日を大事にしましょう!
マスクの下もお化粧をして、おしゃれをして、1日を思いっきり元気に過ごしませんか?
コロナウイルスもいつか下火になるでしょう。
10月からは、ウエマツ薬局伝統の漢方薬膳教室も、zoomで再開する予定です。
32年続いた教室です。
参加者の中から漢方薬局を開いた薬剤師さんもいます。
参加者の息子さんが、食事に興味を持って栄養士になった方もいます。
詳しいことは、これからのSNSに追々掲載していきます。
お楽しみに。
写真は最近の植松と、自宅のアナベル。
三月にはカラカラで、枯れてしまったか、と思っていたら
元気に葉がつき始め、こんなに大きくなりました。
生き物の力ってすごいですね。
最後までお読み下さってありがとうございます。
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子午流注で健康的な生活
こんにちは。
ウエマツ薬局薬剤師 熊澤和恵です。
入局して3カ月、あっという間に紫陽花が咲く季節になりました。
日々、調剤や光子先生の隣でご相談に同席し、色々なことを学んでいます。
この3カ月で、新河岸駅から薬局まで歩いていることもあり、
1日の歩数が五千歩以下から一万歩以上になりました。
また、漢方の体内時計「子午流注(しごるちゅう)」を知り、就寝時間が
24時過ぎから23時前にと健康的な生活に変わりました。
今回は、早く寝るきっかけとなった「子午流注」の中で睡眠に関係が深い、
子時(23時~1時)と丑時(午前1時~3時)をご紹介したいと思います。
「子午流注」とは、中国最古の医学書「黄帝内経」に記載されている
1日24時間の臓腑気血の運行リズムを表したものです。
「子午」は「時刻」の意味で、1日24時間を12等分し、十二支に対応させ、
「流注」は人体の十二臓腑の気血運行の流れを意味し、
2時間毎に活発に働く臓器が当てはめられています。
「子午流注」は、中医の時間医学として注目され、現代人の睡眠養生法、
病気の発症時間、薬を飲む時間、身体の変化などについて研究、活用されているようです。
最初に、子時(23時~1時)は、胆の時間です。
胆は消化に直接関わる胆汁を生成、貯蔵、排泄していて、
子の刻は胆汁の新陳代謝が最もさかんになる時間帯です。
この時間に就寝しないと、胆汁の代謝がきちんと行われず、
口が苦く、のどが渇き、顔色が悪く、目袋(目の下のたるみ)が黒くなると言われています。
次に、丑時(午前1時~3時)は、肝の時間です。
肝はこの時間帯で蔵血、造血、解毒に専念し、生命エネルギーで血を温め、
新鮮な血が生産されます。
この時間に起きて活動していると、血は肝に帰ることができず、
ずっと諸経をめぐることになり、新鮮な血が生み出されず、
全身の筋が硬くなり、身体がだるく感じます。
また、身体が酸化し、シミなどが現れやすくなります。
この時間帯に熟睡できないと、思考力の低下や、怒りやすくなる、
憂鬱になるなどの症状がでてくると言われています。
「子午流注」については、ウエマツ薬局ブログ(子午流注)でご紹介しています。
子時(23時~1時)と丑時(午前1時~3時)以外についても記載していますので、
気になる時間帯、臓器があれば、子午流注を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?
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うれしく温かい気持ち
6月の第3日曜日は父の日です。
父の日は、アメリカのワシントン州で、男手一つで育てられた女性が、
父への感謝を、と提唱したのがはじまりです。
今年は20日が父の日ですが、私は第一日曜日だと思い、
先日、間違えて電話してしまいました(;^ω^)
新型コロナウイルスの事があり、会う事がなかなかできず、さみしいですが、
電話やお手紙で、少しでも一緒に楽しい時間を送れたらと
思っている方も多いのではないでしょうか?
先日、父の日と勘違いして電話した時、
父が、孫の事を気にかけてくれているのが伝わり、
私はうれしく、温かい気持ちになりました(*´﹀`*)
写真:クレマチス
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薬局で緊急避妊薬が買えるようになるかも
薬局で緊急避妊薬を買えるように厚生労働省が、検討を始めました。
緊急避妊薬は排卵を遅らせる作用があり、
72時間以内に飲めばよく、8割の確率で避妊できるとされています。
早く許可されるといいですね。
また、人工妊娠中絶の際、海外では掻爬は今、行われていないそうです。
子宮内膜を掻き出すのは、内膜を傷つけるので、
内膜が薄くなったり、癒着を引き起こしたりすることもあります。
海外では、真空吸引術や薬剤が用いられているそうです
もう少し日本は女性の体を大事にしてほしいものですね。
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これからの時期、そら豆はいかが?
こんにちは。
ウエマツ薬局薬剤師 長山亜耶です。
早いもので、2月から入局し3カ月半が経ちました。
光子先生の隣について、色々なお客様のご相談を聞かせていただき、
とても充実した日常を送っています。
先日、知り合いからソラマメを頂きました。
早速茹でて、晩酌のつまみに……と思ったら気になったのか、
娘が自分で皮むきをすると言い始めました。
一緒に皮むきをし、茹でてから夕食に出してみると
『おいしい!もっかいあべる!(もう一回食べる)』と連呼して沢山食べてくれました。(笑)
本人も、自分で皮むきをして楽しかったのでしょう。
そろそろ何かお手伝いしたいと言い始めそう……
と楽しみに思いますが、 それはそれで大変なのかな、、、
とも感じる日でした。 これからの時期、さらに蒸し暑くなり、冷たいものや体を冷やすものの飲みすぎ・
食べ過ぎで胃腸が弱りがちになります。
ソラマメは、体内の水や気の巡りをよくして『脾』の働きを助けてくれるものとして
初夏の薬膳にも用いられます。
ちなみに日本では茹で汁は捨ててしまいますが、中国では茹で汁もお料理に有効利用するそうです。
スーパーでも購入できますので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
その時の写真を撮り忘れましたので、
ソラマメをくれた友人親子で公園に行った時の写真です。