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楽しみな読書の時間
さあ、寝よう!という時の楽しみは、読書ができる事です。
私にとって至福の時間です。ところがその至福の時間は1分と持ちません(;^ω^)
1ページも読まないうちに寝入ってしまうからです。
もう一つ読書ができる楽しみな時間があります。
それは電車の中。
研修や太極拳で電車に乗って都内に通うのは、いやではありません。
「本が読める」という喜びを伴うからです。
家にいると、雑事に追われてゆっくり読むことはできません。
ただ私の困ることは、読み始めると夢中になって
車内のアナウンスが聞こえなくなってしまうことです。
しばしば乗り過ごしてしまいます(;´∀`)
今度の長い連休、出かけないでいる方も多いと思います。
本を持って遠征読書に出かけてみませんか?
特急に乗らないでなるべく乗っている時間を長くする、という方もいます。
私の子供のころの夢は本屋さんの店員さんになる事でした。
本屋さんに行っては立ち読みしていたものです。
20代の頃は源氏物語に夢中になり、谷崎純一郎、瀬戸内寂聴など
5人の作家が書かれたものを読み比べて楽しんだものです。
後半の「浮舟の巻」 恋の悩みで浮舟が宇治川に身を投げ、
助られて意識を取り戻す場面だけで本一冊分もあり、迫力があります。
1000年前に書かれたとは思えない、
現代医学的にみても興味深いところがあります。
医学に興味がある方はぜひこの巻だけでも読まれるとよいです。
最近では「ダ・ヴィンチ・コード」のダンブラウン「オリジン」に
夢中になりました。
なぜ生き物は子孫を残したがるのか、花は種を遠く散らすのか?
なぜ人は40歳近くなってから、どうしても子供が欲しくなるのか?
どうしてこのような本能がDNAに刻み込まれているのか?
私は非常に不思議でした。
理研の研究員をやっている友人に話したら
「子供が言うような質問ね」と一笑に付されました。
でも、この本に見事はその疑問に答えてくれました。
それは地球の大爆発138億年前のビッグバンと関係がある、
という壮大な話から始まっていました。あとは読んでのお楽しみ。
キリスト教と生命学者のスリラーも混ぜ、息を継がせない面白さでした。
さあ、今日は何の本を読みましょうか?
私の幸せな時間。1分で終わりませんように(^-^)
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コツコツ コツコツ・・・。
この歳で弓道を初めて、ちょうど1年になります。
とても駄目だと何回も思いましたが、
一緒に入った同期の人たちや先生がたのおかげで、どうにか続いてきました。
年を重ねるごとに、腹筋と背筋が弱ってきたせいか、
どうしても前かがみになってしまいます。
なんとかしたい、と気をつけていても、
いつの間にか、楽な姿勢になってしまいます。
ちょうど市の広報で募集していたので、
早速、川越武道館に入部したのが一年前。
まったく筋力がなく、弓も絞れないので、
先生が一緒になってやってくださって、ようやく矢が飛んでいく始末。
どこへ行くかわかりません。あるときは私の矢が見つからず、
皆さんで探してくださったのですが、なんと大きなドラム缶の後ろ。まさに的外れ。
厳しい80代の女性の先生には、無理だから道場には入らないで、
俵でしっかり筋力をつけなさい。と言われ
「仕方がない、その通りなんだから」と内心思いながら
寒い冬の日、暖房もない廊下で一人寒さに震えながら、
やっていたことがあります。
写真に写っている俵です。
さすがにみなさんが気の毒がり、中へ入れてくださいました。
なかなか、的どころか、安土にも届きません。
たま~に当たると皆さんが拍手をしてくださってびっくりします。
そんなこんなで毎日行く度に
「いやだなあ、やめようかしら」と思うのですが、
姿勢が悪いのがもっと悪くなったら、大変ですから
「石の上にも三年」とがんばっています。
それでも行けば皆さんがほめたり、励まして下さるので、
いい気分になって帰ってきています。皆さん娘位の若い人達です。
弓道で気に入っているのは「礼に始まり、礼に終わる」雰囲気です。
非常にすがすがしい気分になります。
最近日本でこのようなところは、ほとんどなくなりました。
途中で帰る人は正座して「ありがとうございました」と言えば、
全員がなにかしていても手を休めて礼を返す、自然に姿勢を正す、雰囲気になっています。
「私はなんでもこつこつ続けていく方だから」と自分を自分で励ましながら、やっています。
皆さんも応援してくださいね 。コツコツ コツコツ・・・。
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上野の国立博物館へ
先日、上野の国立博物館へ「東寺 空海と仏像、曼荼羅」展を
観に行ってきました。
空海については全く知らなかったのですが、
夢枕 獏の「沙門空海 唐の国にて 鬼と宴げす」を読んで空海に夢中になり、
あまりの天才ぶりに魅了されてしまいました。
31歳で、個人で留学の遣唐使となった。
インドから渡ってきた仏教の一派である密教を深く学びたい、という一心からである。
20年分の留学費を個人で集め4隻の船で出航。
2隻が難破してぼろぼろになって中国南部に漂着した。
乞食のような格好でそのまま半年収容されてしまったが、
空海が立派な文字で、漢文の嘆願書を書いて出したのを知事が見て、
その見事さにびっくり。すぐに唐の都長安に知らせ無事入国の許可が出た。
現地のひとと変わらない発音の中国語で友人を多く作り、サンスクリット語もマスターし
長安の街を歩き回り中国のいろいろなことを学び、日本に伝えたのです。
空海を一目見た密教の宗祖恵果は「お前を待っていた」と言って
その場ですべてを伝授したそうです。
阿倍仲麻呂の話から分かるように、
唐に留学は20年という規約を破り2年で十分マスターした、と帰国しました。
その時の別れの会に500人が集まり、引き留める唐の皇帝にお礼にと、
ふすまに見事な書を書いてきたそうです。
日本でも三筆の一人と言われています。
日本に密教今の真言宗を広め、沼地を開拓し代々の天皇に可愛がられたそうです。
私も空海のことをもっと知りたい、と思い6月に高野山に行くつもりです。
空海、というと難しそうですが、
「沙門空海 唐の国にて 鬼と宴げす」を読んで夢中になってしまったのは、
夢枕さんの筆力のためだと思います。
中身は史実に基づいていながら妖術を空海が使ったり
(実は目くらましの技)一気に読ませる力があるからでしょう。
まったく素人の私がこんな文章を書いて皆さんにお知らせしたい、
と思わせる空海さんの素晴らしさをあまねく表現しているからでしょう。
おしまいまで読んでくださってありがとうございます。
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食べ物と一緒に思い出す風景
近所の畑の中で蕗が一杯生えていました。
蕗を見ると、幼い頃を思い出します。
5歳の頃、家の裏庭に春になると蕗が一杯できます。
その蕗を見ると
「いやだなあ、また毎日食べさせられる」と思ったものです。
昭和25年頃のことです。八百屋もスーパーもない時代。
庭で採れるものだけを毎日食べていました。
あるとき、母に言いましたら、
細かく刻んで、お稲荷さんのように油揚げに包んで
巾着にして甘辛く煮てくれました。
子供です。蕗がみえなければいいのです。
それ以来大好きになり、今でも時々作っては当時のことを思い出します。
私の幸せな思い出です。
食べ物には、その食べ物と一緒に思い出す風景があります。
皆さんにも、思い出す風景がおありでしょう。
その風景と一緒に幸せをかみしめてくださいね。
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体調改善し、肌も美しくなり、見とれるほどです。
ボタンや芍薬の花が咲きはじめました。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
こんな言葉をご存じでしたか?
美人の形容だと昔から言われています。
でも私は美人を作る漢方薬と美人を掛けたものではないか、と思っています。
ボタンの皮は血のドロドロ《瘀血(おけつ)》を取るので
生理痛や子宮筋腫、アトピーの顔の赤み、鼻血に効果があります。
赤芍薬も同様です。
ユリの花の鱗茎はイライラ、ヒステリー、乾燥肌、乾燥した慢性の咳によく効きます。
このような生薬を飲んでいると、
笑顔が素敵で肌の透き通った美しい女性になりますよ(^-^)
実際、ウエマツ薬局で赤ちゃんのほしい方、
アトピーやニキビで来られている方は、このような漢方薬を飲んでいるうちに、
症状の改善だけでなく、お肌が輝くように美しくなり、
笑顔も最高になって見とれる位です。
あるお客様
「あの方、なんでウエマツ薬局に来ているんですか?
あんなにきれいなんだから」と。
いえいえ以前は大変だったんです。きれいになったんです・・・
漢方の力はすごい!!
私もお手伝いして、幸せのおすそ分けをいただいています。