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素敵な絵をありがとうございます。
恒例の漢方講演会「豊かに歳を重ねる秘訣」を11月20日に開きました。
会場はウエマツ薬局ビル3階のカルチャールームです。
ここに掛ける絵をいつも描いて、持って来て下さるお客様がいらっしゃいます。
時に可愛いお人形の絵、時に野菜、時にお花の絵と変わります。
優しい色調の絵は描いで下さるかたのお人柄にぴったり。
その方は、長年のウエマツ薬局のお客様の桑原様です。
FBにもよく絵や俳句を投稿されている趣味豊かなかたです。
丁度講演会の日、その絵の下の席に座られたので、
思わず手を取って絵の隣に立っていただいて、写真を撮らせて頂きました。
恥ずかしがっていらした、桑原さん、ごめんなさい🙏
こういう、自分にとって過分なファンの方に守られている、
ということに感謝して毎日を過ごしています。
桑原様、そして、当日講演会にいらしてくださった皆様、
応援をありがとう御座います😊
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北京土産と西太后
薬剤師の飯沼です。
立冬が過ぎだんだんと冬の気配を感じる季節になりましたね。
写真は植松先生におすそ分けで頂いた茯苓餅です。
北京のお土産として有名で、西太后のお気に入りだったようです。
茯苓と米粉でつくった さくっとした軽い皮に
葡萄やごま、くるみ、松の実の餡を挟んだもので、
とてもやさしい素朴なお菓子です。
「茯苓」は、サルノコシカケ科マツボトの菌核という、いわゆるきのこの一種で、
胃腸を整え、むくみをとり、精神を落ち着かせる作用があります。
現在日本で使用されている漢方薬にも、胃腸を元気にする処方などに良く入っています。
西太后というと、美食家で想像もつかないような
豪華絢爛な食事をしていたイメージですが、
美しさと健康を保つために中医学理論にもとづき、
かなり工夫されていたようです。
もちろん、的確な食事内容を考え用意をするのは
一流の宮廷料理人や侍医だったとは思いますが、
茯苓餅やなつめ、白キクラゲなど、
今でも伝わる彼女が好んでいたものを知ると、
それ以上に本人の養生の意識が一流だったのだろうなと、感じます。
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手術、化学療法にも中医学の力を発揮。
先日、中医腫瘍ケア専門講座が開催されました。
病院のお医者さんの講演で、
「手術不能な肺がんについて、中医治療のみで癌を消失。」
「西洋医学と中医治療を並行することにより、
患者の生活の質を改善、長期延命が可能となった。」
など、中医学の力を確信する事例が発表されました。
手術や化学療法、放射線治療などと、中医学の併用、
さらには中医だけの治療例など、
中医学はますます、力を発揮しています。
抗がん剤の副作用による吐き気・嘔吐・食欲不振などを
漢方薬によって改善できることは、
患者さんの生活の質をぐっと上げることにつながります。
それどころか、中医治療を事前に行うことで、
抗がん剤の治療を行いやすくすること、そして効果を高めることができる。
余命数ヶ月を、5年、7年、10年と延命させることができるかもしれない。
日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています
早くいろんな方に知っていただき、癌だけではなく、
病気の際は中医学を治療に役立ててほしいです。
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久しぶりに作りました。
いつもは値段が高くて手が出ない松茸が、
珍しく手ごろな値段でスーパーに売っていました。
数年ぶりに土瓶蒸しをつくりました。
食器戸棚の1番上に置いてあった土瓶蒸し用の土瓶も
久しぶりに引っ張り出しました。
カツオと昆布の出汁に松茸、エビ、鶏肉、銀杏、三つ葉を入れて、
付け合わせは鯛のあら煮です。
松茸ご飯も炊きました。
幸わい松茸は傘が開いてなくて、
心ときめく松茸の香りを嗅ぐことができました。
たまに時間と体力に余裕があるときに作る、
手間がかかった料理は自分が満足し、心が豊かになります。
夫が「久しぶりに料理らしい料理を食べた」
と言ってくれ嬉しく思いました。
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弓道、一年続きました。
今日は爽やかな秋晴れ。
弓道に行った帰りに川越市の伊佐沼に夫と寄ってみました。
私の大好きなコスモスが一面に咲き、
白鷺があちこちで餌をついばんでいました。
74歳になって始めた弓道。
どうなることやらと思っていましたが、どうにか1年続きました。
袴をキリリと穿くと、ビシッと身が引き締まる気分が気に入っています。
先生方の手取り足取りのおかげで、どうにかコツも掴め、
今日は珍しく「バシッ!」と言う音がして、矢が的に当たりました。
皆さんがパチパチと拍手をしてくれました。
いい気分です。
今年入った若い新人たちのほうが、早く上手になり、
何度もやめたくなりましたが、
夫が「行かないのか?」と後押ししてくれる言葉に励まされ、
続いています。
アッシー君になってくれている夫とおしゃべりしながら、
頭を休められる貴重な1日です。